抱いてやるよ、いくらでも――

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表題作純潔センチメンタル

東、大学生(英文科)
綾瀬理久、大学生(英文科)

同時収録作品犬とあまのじゃく

アキ、大学生
玲、大学生

同時収録作品恋は悪戯

佐野、サラリーマン
春日、サラリーマン

同時収録作品純潔センチメンタル(描き下ろし)

東、大学生(英文科)
綾瀬理久、大学生(英文科)

あらすじ

愛を知らない男に、愛を教え込む…。
ある事情から本気の恋愛を避けていた綾瀬は、高校生の頃から女の子たちと軽い気持ちで遊んでいた。すると、その状況を見かねた友人の東が「俺だけにするなら満足するまで抱いてやる」と言ってきて――?

作品情報

作品名
純潔センチメンタル
著者
篠崎マイ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックス
発売日
ISBN
9784864367318
3.8

(59)

(13)

萌々

(30)

(12)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
9
得点
224
評価数
59
平均
3.8 / 5
神率
22%

レビュー投稿数9

大柄黒髪×小柄茶髪特集

3CP収録されています。
されていたはずです。

でもおかしい。

読み終わってみると、1CPしかいなかったという錯覚が。
描き下ろしまで読み終わって、レビューを残そうとしたとき「あれ?」となって、慌てて見返しました。
3CPいる。いるけど、攻めも受けも全部同一人物に見える不思議。

受け部門からまいります。
表題作は両親の不仲で愛を信じられず、女の子と軽く遊んでばかりいた綾瀬(高校〜大学)。茶髪、華奢な小柄、女の子のような顔立ち。
「犬とあまのじゃく」は大きく育った一個下の幼馴染み・現恋人体を「抱く」ために体を鍛え上げようとする玲(大学生)。茶髪、華奢な小柄、女の子のような顔立ち。
「恋は悪戯」は酔ってキスした相手に真剣交際を申し込まれる春日(リーマン)。茶髪、華奢な小柄。女の子のような顔立ち。

全員、髪型も一緒…。
綾瀬と春日はチャラ男、玲は純粋という違いこそあるけれど、並べたらトン吉、チン平、カン太(魔法使いサリ◯参照)状態でした。

攻め部門にまいります。
表題作の一途な策士・東は短髪、黒髪、高身長。
「犬とー」で恋人にちゃんと自分を意識してほしいアキは短髪、黒髪、高身長。
「恋はー」の恋愛に対して生真面目すぎる佐野は普通の長さ←new!、黒髪、高身長、眼鏡←new!

表題作と「犬とー」は続編かと思うほど攻め受けのビジュアルに既視感。
実直で一途な攻めが大好きにも関わらず、各CPのビジュアルが気になった結果、ストーリーが残りませんでした。

0

鉄板ストーリーだけどキュンとします

表題作は親の愛情に飢えて女遊びをしていた受けが男らしい包容力ある攻めに絆されて一途になるというよくある話なのですが、やっぱり好き!!
鉄板の展開なのにキュンキュンしてしまうのは何故なのでしょう。。
なんといっても絵が綺麗で、受けは小悪魔だし攻めは男前なので、5割り増し位で面白く思えてしまいます。
攻めのような男前に想われたい!!
こういうイマドキな雰囲気が好きです。
某作家さんの絵柄を彷彿とさせられるのですが、いずれにしろ好みです。

1

三編入った短編集

表題作は幼なじみで男前×淫乱受けです。
絵柄が綺麗で雰囲気のある作品でした。
攻めである東がすごく男らしいのですが、ある意味ではへたれかもしれません。受けにふりまわされているというか…でもそれを顔に出さないのがスマートだと思います。

受けの綾瀬が女の子と遊びまくりの遊び人、という設定なのですが・・・ふと、この子が女の子の幼なじみで男の子と遊びまくっているという設定だとしても意味が通るかも、と思いました。
そもそも、女の子をとっかえひっかえしてる綾瀬を東が窘めたら、「じゃあお前が俺の相手してくれるの?」「お前がもう他のひとと遊ばないなら相手してやる」みたいな感じで始まる関係です。
綾瀬がもともと男性と遊び歩いてるならわかるのですが、女の子ばかり相手にしていたのにじゃあおまえが相手してくれる?ていう展開がちょっといきなりで、そこに違和感がありました。

ラストはもう少し大きな展開があってもよかったかなあと思いました。
この作品だけでいうと中立よりの萌えかな?という感じです。

「恋と悪戯」
勘違いから付き合うことになる同僚のお話。
同性なのにという疑問も吹き飛ばすくらい真面目で冗談の通じない攻めキャラが可愛いかったです。

全作通じて受けのキャラが白い髪で細身という共通点があり、髪型など微妙に変えてはいるのですが、絵柄の特徴からか、私には同じ顔に見えてしまいました^^;
雰囲気が綺麗でしたが内容は思ったよりあっさりしていてちょっと物足りないかな、というくらいでしたので萌えにしました。

2

すごく良かった!!

これは表紙買いした作品です。
まず絵がめっちゃ好みでした!!線が細くてきれいめな絵が好みの私にはドンピシャでした(笑)
表題作『純潔センチメンタル』の他に、『犬とあまのじゃく』『恋は悪戯』という作品が入ってます。
やっぱり1番は表題作でした。綾瀬を不器用ながらも想い続ける東はかっこいいし、そんな東の想いに少しずつ惹かれて甘えていく綾瀬はかわいいです。
留学することを告げた場面で、思わず涙がこぼれる綾瀬を抱きしめて「たとえまた1からやり直しになったとしても俺はお前を諦めないから」「覚悟しとけよ」と言っちゃう東がイケメン過ぎる!
他2作もすごく良かったし、この作家さんの作品をもっと読みたいです!

2

初コミックスだそうですが…


すっごく良かったです…!というのも、自分のツボを押さえたカプばかりで、読んでて幸せでした。3作入っているのですが、どれも好きです。


表題作は、寡黙でしっかり者だけどむっつりな攻めと、元ヤリチンだけど今は攻めとしかしない受け。
ヤリチンキャラによくあるチャラい感じですが、当てつけに女に走ったり攻めとの約束を破ることなく、不器用に攻めを思っている受けは愛しくなる可愛さがあります。一方攻めは一途だけどこれまた不器用で、ある意味似た者同士なんだなーと。キャラ設定はこんな感じですが、純愛!という雰囲気でした。


2作目は単発。幼なじみものですが、小さい頃によく攻めをいじめていた奴らをボコボコにしていた受けが、大きくなって自分よりガタイが良くなった攻めに困惑。付き合っているけれど、受けは自分がタチだと思い込んでいた故に体格差にコンプレックスを感じ、筋トレをしたり努力しているという可愛らしい話です。受けが「お前を抱けない」と言ったとこは笑わせていただきました(笑)


3作目は、もう、堅物真面目攻めが素敵です!!!
酔ってキス魔になった受けにキスされ、責任を取るために付き合おうと言い出し……なんかもう、ピュアすぎて恥ずかしい(笑)一話目が、じゃあ関係を深めるまでHはしないでおこう、という終わり方でほっこり。1話は攻め→受けの印象が強かったけれど、関係が進んだ2話からは、受けの攻めへの愛情がすごく伝わってきました。


表題作の描き下ろしのおまけ漫画もすごく良かったです

2

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