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表題作ラブ・イズ・ブラインド

和也
整体師,目の不自由な親友
春彦
攻と同居しているリーマン

同時収録作品こじらせチェリー

村井
地味な大学生
泉昌晴
垢抜けたイケメンに変わった中学の同級生

同時収録作品恋愛は残業の後で

高野亮
リーマン
田村竜太
リーマン,攻の部下,恋人

同時収録作品お前じゃないから。

唐沢健吾
ゲイの出会い系サイトで知り合った男
友人に片想いしてるゲイ

同時収録作品先生、俺とHしよ!

門住祐一
高校生,受の10年前の教え子
小学校の先生

あらすじ

疲れて帰宅すると、目の不自由な友人はいつも優しくマッサージしてくれる。
なのに俺は…触られて欲情して毎晩はしたなく一人で精を吐き出す。
こんな卑しい姿を知られたら幻滅される…。
しかしある晩、遂に露呈してしまう。
しかも「全部見せて。触って全部確かめさせて」と無理矢理脚を開かれ…!?

中学時代からの想いをこじらせた地味系大学生の恋も収録v

作品情報

作品名
ラブ・イズ・ブラインド
著者
北野仁 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
発売日
ISBN
9784799725191
3.4

(39)

(5)

萌々

(17)

(11)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
10
得点
130
評価数
39
平均
3.4 / 5
神率
12.8%

レビュー投稿数10

エロくて健気

短編5本。
みんなタイプの違うものだけど、それぞれ良いお話でした。

表題作の『ラブイズブラインド』は一度読んだことがありましたが
やっぱりこれ好きです。
高校時代からの親友和也の視力が落ちて、今ではもう光を感じる程度。
春彦はそんな和也と一緒に暮らすけど、触れられると欲情してしまい
和也に隠れてオナニーをする毎日。
「目は見えないけど耳はいいから」
あ~聞かれてたのね、あの時のあの喘ぎ声・・・
高校時代からずっと好きだった親友和也に幻滅されたくないから
隠れてこっそりやってたんだけど、バレバレだったのね。
目が見えないていうハンデのある攻め(和也)なので、
シリアスなのかと思いきや
結構エロくて、それでいてほのぼのしてる。
そしてちょっと笑えます。
冒頭、春彦が和也を整体院に迎えに行ったとき
目の見えない和也が「後ちょっとで仕事終わるから」と
春彦と間違えて人体模型に話しかけてるシーン。
目が見えないと言うハンデのあるちょっと踏み込みにくいテーマなのに
なぜか笑ってしまうお話にしてしまうところがすごい。
そして、なんといっても春彦のオナニーシーン。
これ、かなりきてます。すごく色っぽくて
ホントに和也のことが好きなんだな・・
好きで好きでしょうがないのに、その熱をこうして吐き出すしかできなかったんだな・・・
そんなふうに思えて、なんだか健気に見えてしまいました。
長年の想いを自分の中に抱えながら、目の見えない和也に
今までどうしても自分の想いを伝えられないのに
欲情する気持ちは抑えられず、あんなことしちゃうんだから。
春彦エロいです。でも、和也も負けじとかなりエロかった。

8

なんども読みたくなる

5つの短編。表題作の「ラブ・イズ・ブラインド」に全部もっていかれましたー!
「なんとかなる日々」がとても気に入ったので、短編ということでしたが購入。どのお話も短いのにまとまっていてエロもたっぷりなので満足です。
レビューは表題作ともうひとつ気に入った話を。

「ラブ・イズ・ブラインド」
高校の同級生、和也と春彦のおはなし。
光を感じる程度で目が見えない和也はマッサージ師。毎日、春彦が帰りに迎えに来てふたりの家に帰る。
春彦は毎日のように和彦を想ってはオナニーしていた。それが和彦にバレて…

春彦が全裸でエネマグラ使ってオナニーってかなりエロいです!
短編なので超展開早いです。春彦の行為は耳のいい和也にはダダ漏れで一気にハッピーエンド♪
短編なのに高校時代のエピとお互いの想いとえっちと盛り沢山。秀逸です。
長編で読みたいです。

「先生、俺とHしよ!」
先生と教え子のおはなし。
10年前の教え子祐一がイケメンになって突然訪ねてきた!
そのまま泊めたら祐一が迫ってきて無理矢理に抱かれてしまう。祐一を追い出すが再び訪ねてきて、中学生のころから好きだったと告げらるが…

先生は熱烈な告白にほだされてしまう感じですが祐一のためと突き放してしまい、祐一は健気に先生に見合う大人になると言って一旦身を引きます。
再び会うまでそれなりの期間がありますが、先生も突き放しておいて待っていたんですよね。そして頑張って戻ってきた祐一。それぞれの気持ちにこちらが熱くなります。
これから始まるふたり。続きを読みたいです。

7

 5作品の短編集

タイトルと表紙に惹かれ買いました。初読み作家サマです。

PINK GOLD  「ラブ・イズ・ブラインド」
エロほん♥ぶっかけ  「こじらせチェリー」
b-BOY 社蓄      「恋愛は残業のあとで」
BE・BOY GOLD   「お前じゃないから。」
麗人uno!     「先生、俺とHしよ!」


「ラブ・イズ・ブラインド」

すごく好きな設定でした!
攻めの視力がほぼ無く、明かりくらいしか認識できないのがツボでした♡
職業、整体師なのも良かったです。ただ、話がエロを軸に描かれているので内容としては薄~い感じで私は物足りなかったです・・・。(´・ω・`)
もう少し、じっくりと読みたかったな。と思います。
この作品で1冊丸々描いてくれても良かったくらいでした。


「こじらせチェリー」

中学3年の時、同級生の受けにフ〇〇をしてもらい口内でイった挙句、顔にもかけてしまった攻め。それが記憶と身体に残ったまま、地味ダサな大学生になり、垢抜けた受けと再会して・・・。
という内容なのですが、やはり描写がエロかったです。
顔〇シーンに気合入ってます!(*≧艸≦*) じっくり読んで欲しいです。
身体に染み付いた性的衝動の思い出。というのがエロいです。
男の願望爆発ですね。受けも煽り上手だなぁ。69あり。


「恋愛は残業のあとで」

リーマンものです。仕事仲間の延長戦でセフレになった2人。
攻めがいつの間にか受けにぞっこん♡になってしまうお話です。
サラっと読めました。受けの健気さが良かったです。かわいい。


「お前じゃないから。」

美人受け。 高校生攻め。 受けの友人(ノンケ教師。攻めの担任)。
攻めが高校生を隠し、受けとセフレになるが バレてしまい・・・。
受けが年上なので、そこが描きたかったのかなぁ。と思います。
深夜の公園で野外エッチしてしまいます。
そこを受けの友人で婚約済ノンケ教師が見ちゃってる・・・。
という事になってるのに、見られてるシーンは一切描かれて無かったです。
物語に深みがでそうなのに。もったいない。描いて欲しかったです。
ラスト攻めの告白は真っ直ぐで、受けに届いて胸キュンでした! (≧∀≦)


「先生、俺とHしよ!」

先生(受) もと教え子(攻) 
枯れた中年の先生が、突然泊まりに来た もと教え子に半ば強引に身体を奪われ・・・。 
互いの想いがもどかしかったです。設定ならではのお話。
告白シーンで攻めが泣くのですよ!
幼少から家庭、親で苦労している攻めが、お世話になった先生に想いの丈をぶつけ、つい涙がこぼれてしまう所がお気に入りです。
先生は先生で、もと生徒である攻めに戸惑ってしまいますが、次第に惹かれる自分がいる事に気付くのです。
ラストは読んで確かめて欲しいですね。
短編なのによく描かれてるなー。と感心いたしました。(*´∀`*)

確かに、他の方もおっしゃるとおり 短編なので拙かったり、物足りなかったりもするのですが、「読んだ後もう1回読み返したくなる」インパクトはありました! 印象には残ります。 
ただ、内容の物足りなさとアングル描写が同じっぽいのが気になったので 萌2 にさせて頂きました。 

「ラブ・イズ・ブラインド」がもっと読みたかったよー。 (uωu)

4

表題作がダントツ

表題作【ラブ・イズ・ブラインド】が圧倒的に好きです。
視力を失った整体師×リーマン。
高校時代からの親友同士でルームシェアしていて、視力を失った親友に隠れて、親友に抱かれる想像をしながらオナニーする毎日。だけど耳がいい親友は気づいていて…。
「こんなところ見られたくなかった…」と泣く受けに対して「…見えてないよ…でも…目が見えてたら…見たかった…」と答える攻め。ここのやり取りがとーっても切ない。

視力を失った親友の代わりにあれこれ手を差し伸べている様子が読んでて心温まるし、このカップルはこれからも末長〜く寄り添って一緒に生きていくんだろうなぁと思えて読後感も良いです。
終わり方も上手でうまくまとまっている作品だと思う。
でも、この設定とストーリーだったらPINKGOLD掲載向けにはせずに、「なんとかなる日々」のように長編にしてじっくり読ませて欲しかったなぁと思います。

他の短編4つは、いずれも身体の付き合いから始まって…というパターン。そしてどのお話もエロくて健気なキャラが登場するんだけど、それぞれ似通ったところが一切なく、ひとつひとつ面白かった。
短編の割にはレーベルの関係かエロが多めなのでそこに割いた分、やや性急に感じるところもあったので、できればもうちょいじっくり読みたかったなと思わせるものばかりですが、うまくまとまっていると思います。描き下ろしでそれぞれ補充してくれたら嬉しかったのだけど、描き下ろしが一切なくて寂しい…。

4

エロにも満足できる短編集

 表紙の雰囲気から受ける印象とはかなりギャップがあって、どの短編作品もがっつりエロくて驚きました。どの作品も短いページ数の中で、エロとストーリーを上手く絡め、それなりに両立させていたと思います。

◆ラブ・イズ・ブラインド(表題作)
 「恋は盲目」というけれど、攻めの和也は本当に目が不自由なキャラ。しかも後天性で、受けの春彦は彼の目が見えていた時から友人だったというのがちょっと切ない。和也が見えていないことに甘えて春彦はこっそり自慰していましたが、ある日バレてしまいます。戸惑うばかりの春彦に対して、和也の表情や言葉は真っ直ぐで。目が見えている春彦の方が、和也のことをちゃんと理解していなかったんですね。目が不自由でも和也は春彦のことをよく見ていたんだなぁと思いました。濡れ場も濃厚で和也のハンデをまったく感じさせないほどでした。

◆こじらせチェリー
 一番エロに満足できたのはこちらです。ぶっかけがテーマのアンソロに収録された作品ということもあり、顔射に興奮してしまう攻めの村井の葛藤が終始描かれています。受けの泉は今は随分垢抜けているけれど、中学時代は眼鏡をかけて少し冴えない印象で、なのに顔射されて陶然とする様がすごくエロかったです。これは村井が忘れられないのも納得。気持ちが通じてからの今の2人のプレイをもっといろいろ楽しみたいくらいでした。

2

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