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ルームメイトとのエッチな行為がやめられない!!
確かに学校では教えてくれません
４つのお話が収録された短編集です。
絵はスッキリしていて見やすいし、どのストーリーも本編のその後が描かれているのが嬉しかったです。ただエッチまでの展開が早くて、唐突な感じがしました。
『学校では教えてくれないこと』『彼が教えてくれること』『彼が彼を好きなワケ』
高校生のルームメイト同士のお話です。
オナニーを見られてから、なぜか抜き合いっこする仲になった学年トップの直樹と謎の多い小野田。
その行為がだんだんエスカレートしてきて戸惑う直樹は、振り回されるのがイヤで嫌いだと言ってしまいます。だけど、距離を取るとなぜか寂しくて、オナニーしようとしてもイケないし。目に付いた小野田のシャツの匂いを嗅いで、小野田にされたことを思い出しながらすると気持ち良くて…。
そして、その場面をまた小野田に見られて。
それでも、なかなか自分の気持ちを認められずにツンツンしてしまいます。
小野田の方は、同室になった時から直樹のことが好きだったのに…。
そんな関係も、直樹を好きな後輩が登場して、嫉妬することで変わっていきます。
ツンツンしていた直樹が素直になった時には、ギャップにやられて萌えました。一方の小野田はずっと直樹を溺愛しているのにキュンとなります。
『生意気・かわいい・反抗期』
幼馴染み同士の大学生と高校生のお話です。
昔は可愛かったのに、高校生になった現在は、態度も身長もデカくて生意気で。でも、冷たくされても、可愛いと思う気持ちは変わらなくて…。
その全部が高校生くんの作戦だった、という腹黒さにキュンときます。対等に見てほしくて、子供扱いされるのがイヤで、わざと冷たくしていたのでした。
『ものたりないくちびる』
高校１年生の修了式の朝に告白した相手と振った２人のお話です。
最後にと、お願いされたキスが忘れられなくて。
告白したことを後悔するコと振ったことを後悔するコの、２人の想いが切なかったです。
『年下美人の甘い罠』
サラリーマン同士のお話です。
いつもはタチ専門だった上司が、狙っていた美人な部下に逆に美味しく頂かれちゃうのが萌えます。でも、すんなり受けをしていたのは違和感があったけど…。
表紙の印象と違って中身はえろい
表題作品は寮の同室で生真面目な優等生と、ちょっと軽めのルームメイトの組み合わせ。
表紙はかわいい感じなのに内容は意外とえろえろでした。
寮という題材はとても好きなんだけど、この作品はえろが多くて恋愛云々は薄めな気も…。さらっと読めて特に大きな感想を抱きにくいお話でした。
以下、最後までネタバレを含みますが、同室になってほとんど話したことないうちから、いきなりえろいことする関係になり、ついに最後までしちゃったあとに、「本当は最初から好きだったんだ」という展開はどうも後付けに思えるかも。
「恋愛のあとについてくるベッドシーン」でなく、「えろシーンを描きたいための後づけの恋心」のような印象を抱いても仕方ないような展開かもしれません。
ただ、イラストが可愛いくてとても上手いので、絵柄が好みでえろが読みたい方にはおすすめだと思います。
最後の一つだけリーマンもので、あとは学生ものです。
中のお話は表題作より絵柄が少し荒削りな気もしました。
展開はけっこうよくあるなあと思えるものが多かったです。
隣に住む幼なじみのお話、「生意気・かわいい・反抗期」が一番好みでした。
昔は可愛くてお兄ちゃんお兄ちゃんと懐いてくれた近所の男の子が、自分より大きく偉そうに育っていく。こういう設定面白くて好きです。
でもやっぱりどこか足りないというか、あと一押し！て感じでした。
絵柄がかわいらしいです。
成績優秀な直樹。同室の小野田にオナニーしているところを見られてしまう。以来触り合うのが日課になる。気まぐれで振り回されるのかと思いイラついて嫌いだと言ってしまう直樹。でも、本当は気になっていて。そんなこんなのあと、付き合うことになったけど、今度は変な虫が直樹につきそうになって。でも、直樹は鈍感と言うか、疑うことを知らないというか、嫉妬する小野田くん。せまられてやっと小野田くんの言ってることが分かる直樹。
他の、お話もよかったです。
絵柄が可愛らしいです。
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