SS付き電子限定版
間違いなく、表紙の美形褐色青年に惹かれたのは確かです。
彼と目が合った瞬間、これは買わねばならんなぁと(笑)
でも本当に買って良かった。
読んで良かった。
久々に、読み終わった瞬間に「神だわ、これ」と思える作品に出会えて嬉しいです♪
前半はドタバタコメディー感が強いこの作品。
文明の利器に右往左往して大騒ぎするカルタカと、そんなカルタカをうんざり眺める稜一郎との対比に笑いのツボをかなり刺激されました。
だって、言葉も通じないし何を見ても大騒ぎするネイティブと一緒に暮らせる自信、絶対無いですよね(笑)
しかも、スキンシップはやたら激しいし、当たり前のように同じベッドで眠る日々(笑)
カルタカにとっては普通の行動なんですけど、超美形からの過度のスキンシップに戸惑う稜一郎がこれまた面白いんです♪
キスを気に入っちゃったカルタカが、やたら稜一郎にキスを迫ったりねぇ☆
キスに成功したカルタカの満足した顔が、いたずらに成功した子供みたいで可愛いの*^^*
大きな体で稜一郎にすり寄って甘える仕草なんて、可愛すぎて母性本能をくすぐられましたよ☆
私も頭をなでなでしてあげたい♪
と、そんな可愛いカルタカですが、信念を持って日本にやってきてる訳なので、知識の吸収には余念がないし努力を惜しまない。
母国語しか話せない青年(推定年齢16~20歳)が、知ってる人もいない、言葉もわからない国に単身乗り込んでくるんですもんね。
並大抵の覚悟じゃなかったはず。
そんなカルタカのひたむきに頑張る姿や、母国のことを愛情いっぱいに語る表情、ピュアで真っ直ぐな姿に、稜一郎の心が少しずつ傾いていきます。
カルタカの方も、右も左もわからない自分のことを愛情を持って世話してくれる稜一郎に対して心が傾かないはずがありません。
言葉にはしなくても、稜一郎に寄り添って安心した表情を浮かべるカルタカを見ていると、自ずとカルタカの心の内が見えてくるようです。
でも、カルタカは将来自分の一族を背負っていく身。
カルタカのことを想い、身を引く覚悟の稜一郎。
そんな稜一郎の元気のない様子を心配するカルタカ。
2人が思い合ってるのが伝わってくるから、この辺りは読んでいて本当に切なかったです。
カルタカという魂に惹かれた稜一郎、故郷の大地や風を思い出させる稜一郎の秘めたる母性に惹かれたカルタカ。
稜一郎も、カルタカも、相手に向ける愛の言葉が本当に素晴らしくて、後半は何回も泣きそうになりました。
相手を思う気持ちがこれほどストレートに伝わって来る作品にはなかなか出会えないと思います。
あぁ…このお話本当に大好き☆
ストーリーの素晴らしさもさることながら、エンゾウ先生の描かれるカルタカが余りにも素敵で何回も萌え死にそうになりましたよ*´Д`*
まさに“・・・・・・・・・・・美”なカルタカがそこにいました♪
絵による説得力がハンパなかったです!
続編描いてくださらないかなぁ。
稜一郎がカルタカの故郷に行ったエピソードとか、是非読んで見たいって思いました♪
オススメされたのと、前々から一位で気にはなっていたのと、雄っぱい大好きなゲイなんで良い雄っぱいだから是非読みたいと思ってたのでついに先日買いました。
読み始めはずっと異文化体験するドタバタとしたコメディで、王道的な笑いのポイントで楽しかったんですが、中盤になるにつれて純粋な攻めに惹かれていくノンケだと思われる受けが可愛く見えて、「好き」は好きでも恋愛感情としてか友人あるいは世話してくれてるからなのかハッキリとしない攻めの好き好き攻撃に、萌えながらもモヤモヤしたり。顔近いのに中々キスに至らないとこに、老婆心ながらさっさとやっちゃいな!って思ったり。とても没入出来る作品でした。
いずれは結婚して、また跡継ぎとなるような子ども作って民族の長となって…と期待される攻めを思いつつも、ハッキリとその思いを言えないから胸に押し込める受けの気持ちがとても分かります。
一回だけ抱いて欲しいってなるシーンにとても泣きました。泣きながらセックスシーン読んだのとかほぼ初めてです。初めての経験に動揺しながらも興奮してる雄っぱい満載の攻めに自分が興奮しながらも、受けの切ないながらも痛くてどうしようもないのに、思い出としてセックスしたいっていう気持ちに泣かされながら読み進めました。
最後はだいたい予想通りのハッピーエンドですのでご安心ください。
こちら何が神かって、ストーリー自体はそんな珍しい設定でも無いと思うんですが、細かな心理描写、トキメいてしまう瞬間、等分かりやすいしっかりとした描写で手抜きが無いとこです。笑わせるとこはとことん面白く描かれてて、セックスしてる時の痛いながらも嬉しい受けの表情など、かなり凝ってます。
もっと早めに買っておけば良かったですし、おまけもゲットしたかったです。あと、ドラマCDではなくOVAとかになったら良いのになぁって思う程です。攻めは細谷さんみたいないつも筋肉質なキャラの人にやってもらいたいですね。
読み応えたっぷり、とても満足な一冊。
ぜひ、あらすじだけ見て読んでほしいです。
※以下、ネタバレ含みます
あとがきにもあるのですが、細部まで作者のこだわりを感じる主要キャラの絵、読んでいて気持ちいいんですよね。作者のギャグも大好きだけど、それ以外とのメリハリが見事でした。展開も面白かったなぁ。表紙のお面の彼が留学するに至る事情もなかなか綿密です。
「年齢 不詳(恐らく16から20)」(※本編、理事長Memoより)のカルタカは、ある部族の次期首長。やはり部族の部分に注目は行きがちになると思いますが、そこがしっかり描かれていてこそ入り込めるストーリー。いやぁこれはきっと恋模様に移していくのは難しいですよねぇ、どうなるんだろう...とドキドキしながらページをめくるのも楽しかった。広い意味ではずっとLOVEなお話ですよ。
リョウイチローのツッコミごとに笑わせてくれる前半部分、それに対してカルタカの笑顔が見られるまでにはだいぶページをめくらなくてはならず、この感じが予想外で私はあっという間に本の中へ。カルタカがグイグイきすぎないのも効果的。カルタカの野生でしかないピュアさ&リョウイチローの大きな愛情に、とっても癒された。そしてなんと言っても「キスを気に入る」っていうのが最高!じゃないでしょうか。もうニヤニヤしっぱなしです。
さて表紙はご覧のとおり上半身ヌードなのですが、冬服シーンがわりと長いので気づかないうちに肌露出が少なくなっており、これが後になってそういうシーンがくると"脱いでる"となります。そして個人的にすごくうれしかったのが、コマ割り、コマ構成といえばいいのかな。読後に思ったことですが、ページ終わりと次ページ最初のコマがどこをとっても...見たいコマがまさに見たいところに登場するんです。先に視界に入ることがないので、笑いも胸キュンも倍になる。というか、先に視界に入れてほしくないものばかりなんですけどね(笑)。
描き下ろしは短いのにもう、やられちゃいました。やっぱりまた"そっち"なんだなと思っていたら、そうくるんだもんなぁ。
電子書籍版で読みました。
あらすじは、皆さんが書いてくれた通り。コメディタッチだけど、リョウイチロウがカルタカを庇うシーンや、空港のシーンはジーンときました。女の子にヤキモチ焼くリョウイチロウにもキュンとします。とてもいいお話しでした。
電子限定のSSは夏休みに、リョウイチロウがカルタカの故郷に遊びに行くお話しです。まさか結婚式あげるとは( ゚д゚)オトコ同士なの普通にお付き合いみとめてもらってるし、ルター族の男は器が大きいのですね!末長くお幸せに!
未開の地からの留学生を世話する羽目になった、大学事務員の受け。留学生・カルタカは超美形だが、日本語も英語も話せず、飛行機にも車にもテレビにもいちいち大騒ぎする。最初はうんざりしていた受けだったが、純粋で誠実な彼にどんどん惹かれていく。そんなある日、カルタカの故郷から彼を連れ戻そうとする男がやってきて…。
いやー、楽しかったです。いろんなことに大騒ぎする攻めがすごく可愛い。かっこいい系なのに可愛い。
受けは真面目なのかと思っていましたが、攻めを好きになって、想いを伝えたりするところはすごく男前で、芯の強さを感じました。いい姐さん女房になってくれそうです。
くっつくまでの恋愛感情の変化の書き込みがすこし物足りないかんじはありましたが、その他の楽しさが大きかったので神評価です。エンゾウさんの描く攻めの身体と顔が絶品でした。褐色肌で、裸率が高いので腹筋やら何やらすごい眼福。攻めを迎えに来たアクナムくんもまたタイプの違った男前で、こっちのスピンオフも読みたいような気がします。