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追憶と沈黙のメロウーー
帰省、面白かった
タイムカプセルだと分かった上で棚に保管したんかい!
14年前のこと、あんまりちゃんと思い出せないのね
不思議なんだけれど大事なことなのに思い出せないことあるよね
人生を見失ってしまいそうなときに大切な人と再び会えて良かった
性懲りもなく炙り出しで書いてたり、本当、お坊ちゃんを付き合わせるには意外とわんぱくで文太郎、遊ばせてもらえなくなるとこギリだな
でもキッパリしていて、なんか一緒にいたら好きになっちゃうだろうなっていう魅力的な人物だった
in Augustの方は友達に恋人だなんて嘘だって言われたときに、相手が自分のこと恋人って言ったんだと言う事実で笑ってるっていう場面が不思議とすんなりと入ってきて恋人の定義とは、とかそういや言ってたなって面白かった
「スケベの青春」がめちゃくちゃおもしろかったのでこちらを。
先生の初単行本なんですね。
既に、絵、コマ割り、文字量など読みやすいです。
2本のお話。
どちらもギャグじゃないww
とても落ち着いたしっとりした雰囲気。
BたちがLするまでの微妙なやりとりというか。
私にはちょっと萌えが少なかったかな。
1本目は、だんだん気持ちが静かに高まってきて、ようやく…のところでエンド。
2本目は、14年ぶりに再会してお互いずっと好きだったのに言い出せず火遊び的なことをする。
終盤2人とも気持ちを認め合ったけど、なんだかあっさり感じてしまって。
タイトルは、2本とも8月のお話というところからなんですね。おしゃれ。
2つの異なるストーリーが収録されていますが、初見で鷲掴みにされた幼馴染の2人の方のレビューを。
幼馴染ってBLではど定番ですよね、そして数え切れない程作品もあると思いますし、いくら補給しても足りないくらい大好きです。けど、あーなんか同じようなの前読んだな!あー大学進学前に結ばれて良かった!あー再会しやっぱりお互い大事な人と気づけて良かった!というのが鉄板でしょうか。
この作品は前、中、後の3部作で構成されてるんですが、なんというかタイトル通りの印象で、セリフであったり時の流れであったりがノスタルジックで、『火遊び』と名打った再会ですが、ほろりと涙が出る結末でした。上手く説明できないのですがど定番の中にスパイスありという感じで私はこの空気感衝撃でした。
◆彼らの変
体の関係先行のつもりだった芝井と、ゆっくり距離をつめていきたい羽田との出会い。恋愛に対する考え方がまったく違っていても、ちゃんと正面から向き合って話せば、付き合うこともできるし相手に恋をすることもできる。導入とそこからの2人の向き合い方が素敵な作品でした。
◆in August(表題作)
表題作がもう少し多かったら萌2にしていたかも。昔一緒に埋めた手紙を掘り起こしたら、相手から告白されていた、という始まりにすごくきゅんとしました。再会する2人ですが、手紙のことを共有しても、じゃあ付き合うかとはならなくて。告白した方の一哲は一哲で、長い年数をかけて昇華させたつもりだったんですよね。再会で蘇ってくる、相手といることの心地良さ。再び動き出した2人の歯車が、ゆっくり噛み合っていく展開に魅せられました。
「スケベの青春」で一躍有名作家となった畠先生のデビュー作。このときからしっかり人気あったのですね。多分ちるちるのこの点数、スケベ後の評価ばっかじゃないですもんね?スケベ後って笑
◾︎彼らの変
◾︎賢三×羽田
ちよっと歪んだ目的で、偶然ソコにいた2人が、恋人になって「友達」と名乗る話。
スルッとはじまって、スルスル流れて、スポッと終わる、鮮やかな作品です。寄り道しないで、かつ主役2人の魅力はしっかり伝えて、前後編で綺麗に収まる漫画のうまさよ。
◾︎帰省
◾︎松島文太郎(会社員)×酒井一哲(チェリスト)
読み終わったら、先生のpixivに無配再録が掲載されてるのでぜひ。かなり良い数ページです。
こーんなノスタルジックな話も描かれるから畠たかし先生ってすごい。絵も良い。