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1巻を読んで趣味じゃないとレビューしましたが、2巻も買ってしまっていたので読みました。
二人がシているところに突然第三者が現れてえっちを見学し始めるというのは私の苦手なシチュエーションだったので最初から一気に冷めてしまいました。
二人でバカンスに行っている最中に仕事を始めて1日早く帰ってしまうのも、何で?と疑問しか出てきません。
受けの会社の派遣が内部情報を外部に漏らそうとしているのを受けが土下座して止めようとしているところは正直引きました。まずは上司に相談する案件だと思います。
ツッコミどころしかなくて、ストーリーを楽しめなかったので残念でした。
CEOと元産業スパイの派遣社員の身分違いの恋、2巻目です。
一貫したストーリーで展開した1巻と違って、2巻は時系列こそ並んでいるものの、それぞれが1つのエピソードで完結している単話形式です。
【王様と家臣の反乱】では、カミナの幼馴染みで秘書のアレクが登場。
【王様と完璧な献上物】では、カミナの誕生日を祝い、
【王様の晩餐会】では、南の島でのバカンス、
【王様の恋人】では、別会社に移った巻野、
【私の貴方】(描き下ろし)では、カミナ目線で見た巻野、
【Mary’s Memories】(描き下ろし2)では、メアリ目線で見た2人という構成でした。
2人の関係が深まっているのを感じられるし、何と言っても巻野の成長が素晴らしい。
カミナに対する自分の想いを受け入れたからには、お互いの立場やカミナの未来に対する覚悟もしっかり出来ていて、腹が据わっています。
描き下ろしでカミナが巻野をあるものに例えるのですが、まさにそんな感じ。
必要とあらば切腹でも厭わない潔さがありました。
漢です。もしくは姐さん。
カミナが巻野を女性と比べるようなシーンがありましたが、簡単に抱けなくても、それだけ手間をかけても「欲しい」と思える相手、満たしてくれるだけでなく驚かせてくれる相手は、男女関係なくそうそう出会えないでしょうね。
アレクの立ち位置は予想したような面倒くさいものではなかったけれど、この巻だけでは足りない感じ。
アレクもメアリもページ数やコマ数を割いて掘り下げていて、相当キャラが立っているので、この程度の扱いで終わるならもう少し軽い扱いでも良かった、というか、メインの2人にページ数を割いてほしかったと思ってしまいました。
あとがきで「アレクの話も描きたい。続きが描きたい」とあったので、続編が出ることを信じて待ちましょうか。
「ここで完結かな?」と思っていた作品の次巻が3〜5年後に出ることも珍しくないですもんね。
1巻でカップルになっているので、この巻は付き合ってからのお話です。
エピソードがいくつかまとめられています。1冊で大きなストーリーになっているわけではありません。
カミナは責任ある立場で、自分をメロメロに甘やかしてくる。カミナの親友が別れさせようとしてきたり、会社にスパイっぽい後輩が来るけどカミナのために土下座してやめさせたりと、少しトラブルはあるものの、結局二人の甘々Hでおしまい。
一話完結タイプでお話が短く、特に印象に残る感じではなくさらさらっと読めてしまいました。
安定感のある恋人期の2人を存分に味わうことができました。濡れ場の割合がかなり多めで、2人の関係に負の影響を及ぼす重大な事件が起こることもなく、最初から最後まで甘さを楽しめて満足です。カミナの誕生日に巻野が後ろを十分解しておくため自分でプラグを嵌めたり、口淫やお強請りするシーンもあったりと、エロに関しては1巻の3割増しくらいになっていたんじゃないかと思います。
また、新たに潜り込んできた企業スパイに対し、巻野が以前は自分も同じことをしていたと白状した上で、カミナのためにやめてくれと頼むシーンでは、彼のカミナへの愛が本当に揺らがぬものになっているんだなぁと感じました。糖度の高い後日談が好きな方にはオススメです。
またまた甘い二人の続編です。
前回は家政婦のメアリがポイントでしたが、今回は秘書のアレクがいい味を出してます。
自慢の幼馴染みであるカミナの幼い頃の思い出を延々と語ったり、二人のエッチを見に来たりと流石カミナの秘書って感じです。
巻野をこけし呼ばわりし、こけしがどんな風に乱れるのか見に来たと言ってエッチの最中のカミナさえも驚かせてるのに、そこにアレクがいたことを気付きもしない大物巻野。肝がすわっていて、面白いです。