電子限定特典漫画付き
デビューコミックスでありながら、
コミックス発売と同時にドラマCD制作決定が発表!ということで、
よほど期待できる評判のよい作品なんだろうと思い、
発売当日に買ってみたのですが…
こんなにも共感しづらく萌えづらいキャラ & 内容で大丈夫なの……?
と、正直心配になりました。
レビューを書くために再読する気にもなかなかなれず、早2週間…
どうにかこうにか、やっとレビューです (;^ω^)
年齢・性格・経歴などを詐称しているモデルあがりのタレント、
この受け(表紙の子)が、どうにもビッチで性格がよろしくないのです。
6年ぶりに再会した大学の同級生(攻め)と、
年齢等の詐称の口止め & 酔った勢い~という感じでエッチ、
その後はセフレ状態。
でも受けは、自分とライバルと言われているタレント(男)に片思い。
だけど、その片思いの相手と一緒に飲む機会があって、
思っていたような男と違うと感じると、
場のムードをぶち壊す発言をかまして逃げて、
それでいて、失恋した!と被害者ぶって攻めに縋ってエッチ。
他にも、攻めの家に男の子を連れ込んでエッチしようとして、
攻めが帰宅して見つかっても全然~~悪びれず、
しかもその相手がネコだったので、攻めにヤってあげてとお願い。
結局、目隠しはするものの、
受けの前で、攻めは他の男とエッチしてあげます。
受けは、自分のことなんて眼中にない…そんな攻めがいいんだとか。
その後も、普通に攻めとエッチする仲を続けつつ、
仕事先で会った行きずりの外人に受けの方から声をかけて、
(エッチ前の準備入浴中に、攻めと携帯で話したりもしながら)
複数プレイを楽しんだりも。
受けがそういうことをする理由、それはもちろんあるんですが、
あまりにサラッと描かれているだけなので、共感は難しく、
受けの奔放なビッチぶりばかりが目に付く感じでした。
結局は、惚れた弱みで攻めが受けに気持ちをぶつけて、
その伝え方が、単に「好き」じゃなくて、
受けのことを分かってる、理解しようとしているからこその言い方で、
そこまでしてくれる攻めに、ごまかしつつも受けも堕ちたよう。
(ちょっと分かりづらいけど…)
絵はとてもキレイだと思うし、
エロシーンがすごく多いのに、どこか淡々とした描かれ方でもあって、
それでいて、コミカルとスタイリッシュが共存してもいて、
なんだか映画を観たような感覚で本を閉じました。
とても上手い作家さんだと思います。
思いますが、メインのキャラクターに愛着を抱けないと、
わたしはどうにも萌えづらい方なので、
残念ながら、全くと言っていいほど萌えられなかったです。
でも、違うタイプのキャラのお話なら、是非読んでみたいな。
表紙が綺麗で購入しました。
ただ、ストーリがほんとよく分からない……受けが闇持ち?愛とかそういうのが無理?みたいな雰囲気出してるけど、よく分からない……とりあえずハピエンみたいだけど、何が問題だったのか、何がハッピーエンドに繋がったのか、そもそも何がしたかったのか色々分からなくて頭がこんがらがってしまいました。多分わたしの頭が悪いせいもあるのですが(笑)
受けがひたすら華奢で女性体型でくねくねしてて、今流行りのジェンダーレス男子?のイメージなのかなと思ったのですが、あまりに女の子過ぎて。そこも個人的にちょっと……という感じでした。
あと、受けの派手なイメージの演出の為かもしれないけど、ウェーーーーイっていうかなんていうか……ガヤガヤしてる表現がなんかな〜〜……やかましいというか。このキャラクター(アイドルとかモデルとか)必要?と思ってしまうキャラクターもいて。
そして何よりも、受けを愛でる傾向にある自分が、こんなに受けをキャラクターとして好きになれないのが珍しい…。なんか攻めが不憫。不憫。モヤモヤしてて見どころのエロもジト目で読み流してしまいました
ただ、電話中に口でするのは好きですww
ドラマCDも決まっていてすごく期待してた分、がっかり感があったのでファンの方や先生ご本人が不快になるようなレビューになってしまったかもしれないけれど、色使いとか華やかで、性癖のツボを刺激するシーンもたくさんあるので(笑) 、これを読んで上原先生のファンになる!という方もいらっしゃると思います。
ただ、個人的には合わなかったかな……次回作を期待してます。
綺麗な絵だったので思わず買ってしまったが、内容はタイトル通りでした。
8割くらいはHしてような気がする‥あまりにHが多いと読む気が失せてしまうのは何故だろう、皆無ならそれはそれで寂しい気がするのに‥
一応両思いではあるみたいですが、受けが嘘つきで、ちょっと勝手がいい人だと、感じました。
攻めに自分以外ともHさせて、その現場を見たいって気持ちが分からない、まぁ性癖なのかなぁ
絵が綺麗だからHが多めが好きって方にはオススメですよ。
スタイリッシュで綺麗な絵柄なので、エロの分量が多くてもそんなにエロくなさそうなどと、偏見でした…。
ビッチでいろんな男と関係を持つ受けがほんとにつかめなくてかわいい。
そんな受けに翻弄される攻めのキャラが何となく読めなくて、どうなるんだろうと読み進めましたが杞憂でした。
複雑に絡まったお話のエッセンスが最後、ふたりの両想いという地点で結びつくので読後感が良かったです。
両想い?になってからの二人のエロは素晴らしかった…。
絶倫巨根とビッチのカップリング最高。
受けがビッチだから攻めはマーキングするようなセックスをするのかなーと思うと甘々ですごい萌えた。
次回作もエロエロだといいな…。
近頃テレビで見る、ジェンダーレス男子っていう感じな芸能人の受けでした。わたしはもともとジェンダーレス男子が好きなのでこの受けもその第一印象から好きでした。
たしかに、受けのつかめなさが目立つ作品で、共感できるかどうかは難しい作品かもしれません。
自分が恋心を向けるのはいいけど、恋心(というか執着?)を向けられるのは苦手、冷めてしまう……そんな感じの印象が残った受けでしたかね。私個人としてはその気持ちがわからなくはないので、全く共感できないわけではなかったです。
そして攻めは、受けが自分から離れていかないように気を張っている。あまりにも奔放な受けで攻めが不憫に思えてきます。私はそこも好きだなと思いました。えちシーンでは受けのふにゃっとした感じが好きだったのですが、えちシーン以外ではどちらかというと攻めに萌えたような気もします。ずっと気を張っていて、けなげで、たまに受けをあきらめようとしたりもしているけど、やっぱりけなげにつなぎ止めようとしていて。
終始受けの奔放さ、緩さは残っているようですが、攻めに対する心情は確実に変化していました。それが会話の中で少しずつ透けて見えてくるような描かれ方で、掴みきれない受けだからこそ、その心情を考えながら読むのが楽しかったです。
エンドでも両想いラブラブに落ち着いたか、と言われると、う~ん?という感じなので、そこでも好みはわかれると思います。
あと他の方も描いているのですが、登場キャラが多いのです。
いろいろな人間とのつながりが描かれて、芸能界にいるっていうその雰囲気にも魅力を感じて、この一冊だけでは彼らを堪能しきれなかった気がしています。商業でも同人でもいいからもっといろいろなかかわり方をするところが読みたいと思いました。