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狼パパは羊ヅラしてやってくる

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表題作狼パパは羊ヅラしてやってくる

真木優澄
入社2年目の子持ちリーマン
萩原達海
営業部のサラリーマン

同時収録作品キス魔は100万回愛を誓う

大槻和貴
5年先輩
野々原潤
サラリーマン

その他の収録作品

  • 狼パパは羊ヅラして甘えてくる

あらすじ

子持ちの男とは恋愛しないと決めていた萩原(はぎわら)。
しかし、男手ひとつで子育て中の会社の後輩・真木(まき)
と知り合ってから、優しい彼と可愛い子供(律)3人の時間が手放せなくなっていた。
これ以上好きになる前にいっそ関係を壊してしまえと、
ある晩、真木を誘ったら意外にも乗ってきて…!?
「ただの誠実なパパだとでも思いました?」

子持ちの後輩×訳ありリーマン+ちびっこ♥ お悩み恋愛! 描き下ろし付き♥

作品情報

作品名
狼パパは羊ヅラしてやってくる
著者
来栖ハイジ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
狼パパは羊ヅラしてやってくる
発売日
ISBN
9784832289901
3.6

(67)

(18)

萌々

(20)

(21)

中立

(5)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
9
得点
238
評価数
67
平均
3.6 / 5
神率
26.9%

レビュー投稿数9

3人が描くきれいなサークル(円)

仏頂面彼氏、先生と保護者CPシリーズの最初の作品。
仏頂面彼氏がスピンオフなのだろうと思いますが、こちらを後から知って読みました。

子育て、会社の同僚、がちょうどいい加減に組み合わさった、かわいらしい作品です。
会社での勤め人としての顔のときの萩原と真木が、律という愛らしい存在が加わったことで、きれいなサークルを描いていくように感じました。
3人なのですが三角関係ではなくて、サークル、という感じ。

2人の恋愛模様も楽しいですが、律がとにかくかわいい!
愛らしい!
子どもを大事にしつつ、2人の関係も、3人の関係も大事に育んでいく様子が素敵です。

律は仏頂面彼氏シリーズでは、たびたび巻末に、高校生バージョンのお話が収録されていて、そちらもとてもかわいいです。仏頂面彼氏シリーズの天使、奏太とのやりとりが楽しめます。(別の意味で)

0

軽い

来栖先生作品初読みです。この後2作読みます。
購入してから結構長い間積んでしまっていてやっと読んだので今更感満載ですが。
導入から2人がお近づきになっていきなり「抜いてやろうか?」「お願いします」に引きました。BLによくある展開とはいえ何度遭遇してもやっぱり慣れないです。
見どころとしては真木の二面性と達海の家族のトラウマが払拭されてしあわせな家族になる点だと思いますが。深く考えることなくさらーっとそうなるんですねーな感じで終わっていました。

0

驚くべき事実が…

「先生は仏頂面してやってくる」の加持がタイプなので、こちらのCPはちょっと違うかなぁと思いました。

真木の爽やかなようでいて腹黒いところは好きでした。萩原は良いヤツだったので、こちらを読むことで由良が好きだったのが良く理解出来ました。

「先生は仏頂面してやってくる」の収録作で由良の甥の奏太くんがキラキラの高校生に育ってて、お母さんにも叔父の由良にも似てないと思ってたらハーフだったと分かって納得でした。


それより驚いたのは真木と息子の律くんの関係でした。真木が母親のことを一切言わないからどんな関係なんだろうと思ってたんです。

とんでもない女でしたね。もう、関わりないようで安心しましたが、律くんが真木の子どもとしてすんなり行政側から認められたのが不思議でした。そこら辺の知識が無いけど、未婚で血縁関係もない子どもをそう簡単に籍に入れることが出来るのかしらと思ったんです。

余り深いことを考え無ければ、ゲイで家族を持つことを諦めてた萩原がパートナーと子どもを持つことが出来たのでめでたしめでたしですね。幸せそうな3人が素敵でした。

真木がムッツリスケベなことは確かです。

0

子育てもの、たまにはいーかも。

この羊〜タチ悪い〜www
タイトル通りだわ。

にこにこ、フワフワ〜グイグイ近づいて来て〜化けの皮が剥がすと、狼だったな。
達海の幼児期の苦い体験をひっくり返す説得力。

もともと優澄 がタイプだった達海は、すっかり絆されちゃってお付き合いが始まりましたとさ!
けど、優澄は芯は通ってるヤツだね。
子供を邪魔だと言う親を持った、達海とリツ。
境遇的には、リツの方が悲惨だけど〜パパが優澄で幸せだね。

血縁は無いが、こんな家族の形も良いもんだ。

0

ほんわか幸せ気持ちになれる作品です。

子育てBL再チャレンジ!!ということで読んだこの作品。
ちびっこがかわいくてものすごく癒されました~♥
BLとしての萌えというか、2人の男性とちびっこくんの家族のようなやりとりに思わず顔が綻んでしまうお話です。

幼い頃両親が離婚し、再婚相手に邪魔者扱いされた過去を持つ主人公・萩原達海は、自分の辛い経験から「人の幸せを壊したくない。だから、家庭のある男に恋はしない」と心に決めていました。
ところがある日、取引先から貰ったヒーローショーのチケットを持て余していると、突然会社の後輩・真木優澄に譲って欲しいと声をかけられます。
優しそうで、物腰の柔らかい真木は非常に萩原好みなのですが、子持ち。
好きになる前に忘れようとする萩原でしたが、偶然が重なり、真木にご飯をご馳走になったり、一緒にヒーローショーを見に行くうちに真木と、真木の息子・律と3人で過ごす時間を愛おしいと感じ始め…。

ともかく、ちびっこ・律が非常にかわいくて、心がほっこりしてきます。
真木もとっても優しいパパで、律を幸せそうに育ててる姿がいいんですよ。
そんな親子の姿を見て、萩原も悲しい過去をいつの間にか忘れることが出来たんだろうなぁ。
真木はシングルファザーですが、実は本当の父親ではありません。
それなのにこんなに愛せるものなのか。
付き合ってからの萩原も、かなり律にメロメロです。
2人して保育園に送って行った時、律がくせっ家の男の子に突然チューされた時の2人の反応。白目剥いてショックを受け、仕事中まで凹むという(笑)。

「家族の印は血縁や戸籍だけじゃない」と考えている真木。
律も萩原さんも『僕の家族』です、と言われ、泣いてしまう萩原の姿にちょっとほろっとしてしまいました。

最初体の関係になりかけたシーンは確かにいきなりすぎたし、「BL」としてはあちこちひっかかる点もあるかとは思うのですが、「家族モノBL」として読むと心がポカポカしてくる優しい作品でした。

Hシーンもありますが、なんだか律くんがいないと寂しくなってしまうのが不思議。
そこじゃなく、3人が幸せに日常を送る姿にとても萌えさせていただきました。

ほっこりした温かい気持ちになりたい時にオススメしたい作品です。

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