電子限定漫画付き
父親が死んだから、攻めも死ぬんじゃないかって理由で姿を消す受けとか無理がありすぎる設定。
その上、3年後に同じ大学で再開とかあり得ない。
こんなのNLなら誰も気付かないレベルの作品で買う人は稀。
結局はBLというジャンルにあぐらかいただけの手抜きストーリー。
こん炉先生の作品、初読みです。
絵柄もストーリーも、胸を打つものがありました。
由仁と那月は、幼い頃からいつも一緒。
お互い、空気の様な存在で〜そこにあるのが普通。
けど、那月の父の死で一変してしまった。
普通の日常が壊れるのは、一瞬よね。
しかし、離れ離れになっても、由仁と那月は、諦めなかった。
再会してからの、ストーリーの展開が(>_<)
ここからが、本番だわぁ〜と、一気に読みました。
由仁の包容力は那月の不安を取り除き、那月は自ら切り開き。
どこまでも、ニコイチな2人。
社会人編とかあったら、良いのに。
もう少し、読みたかったです。
前作より絵が見やすくなってこちらの方が好きです。
顔や表情の描き方がシリアスぽいなと感じていまして、特に感情の表現がデカいなと。
主にネガティブな方。メロドラマぼいと言いますか。
で、病み?ですかと身構えるとそこで踏みとどまって、なんとか返ってきてくれるのでギリギリ大丈夫でした(闇苦手なので)。
再会して気持ちをぶつけ合った時、那月がひとりよがりMAXなことを言ったら、すかさず由仁もぶん殴り返しはんろんしてやりこめたとこは、うだうだにならずスッキリしました。
那月が父親を事故で亡くして、もし由仁も失ったら…とネガティブスイッチ入っちゃうのはわかる、と共感でさました。
でもそれも由仁といい関係を持ててトラウマを払拭できてよかった。いい終わり方。
シリアス、ネガティブどっぷりではなくたまに唐突にくるギャグが結構好きです。
ツラくて胸が痛むエピソードから
恋人になってからの甘いお話まで
振り幅の広い一冊でした。
お父さんが亡くなった那月の悲しみやその後の生活はどんなに大変だったか、想像すると切なかったし
自分の気持ちと向き合う時間もないまま
那月と会うことが出来なくなった由仁のことも見ていてすごくツラかったです。
そして大学での再会…
それこそ興信所で探したりもできただろうけど那月を"信じて待つ"ということ。
誰よりも那月のことをわかっている由仁だからこそできたことですよね。
想いを伝える殴り合いも感動してしまいました。
そこからの恋人同士の甘々は
待ちに待った展開で嬉しかった~!
那月の夢の中のお父さんが笑顔になってくれたのも嬉しかったです。
神評価が多いのも分かるけれど、自分にはハマれない一冊でした。
由仁(一歳年上 高校生〜大学生)×那月(由仁大好き)
那月の父親が亡くなるところから話が展開していくのですが、こういうかなり強めのエピソードは自分の中である種禁じ手みたいなところがありまして。
家族が亡くなるなんていう確実に泣けるエピソードを真中心にもってきている割には、その他のストーリーは普通でキャラクターにもさして捻りがないように感じてしまう。
絵も丁寧ですし、特にエッチシーンは色気があってとても良かったので、こん炉先生の劇薬を使っていないお話が読みたい。