電子限定特典付
若オス系彼氏・沢木×地味系メガネ男子・水谷
DKカプもの続編で大学進学と同時に同棲スタート。
気質の違う二人の新生活、楽しさとすれ違い。簡潔に言ってしまえばそれだけなのかもしれません。
が!!!!
尋常じゃなく切なくて恋しくて震えるし、やきもきで転げ回りたくなるし、二人の間取持ちたくて次元超えたくなりました!
水谷くんもうちょい自発的に動いて!あと水谷くんのノンケの垣根をあっさり超えさせてしまう魅力がすごいです。
沢木くんの短期間での成長ぶり、彼からスパダリの片鱗が垣間見えました。
この二人の成長をまだまだ読みたいです。ぜひ大学卒業後を!
『放課後の不純』で高校生カップルだった沢木と水谷が大学生になり、一緒に住むところからのお話です。
大学の科が違うので一緒に住んていても大学では別々。人付き合いが上手い沢木はサークルの勧誘も多いし、友だちもすぐにできる。でも水谷は違う。
そんな時に見つけたバイト募集の喫茶店の店長は、唯一大学でサークル勧誘してきた人だった。
店長の人柄が凄く良くて、まさか当て馬になるとは!!でも、あの流れでは致し方がないです。私でも手を出しますよ!それぐらい水谷の色気と可愛さは爆発してました。
沢木の帰宅も買い物デートも、水谷は凄く楽しみにしていて、今作かなり水谷のスキスキオーラが出ていて、ニタニタしちゃいました。
自分達のことをオープンに出来る人が店長のように増えていったら、より幸せだろうなぁと、沢木と店長が話しているのをみて思いました。
大人の一歩手前の初々しさが溢れた、とても良い作品です。
◾︎沢木(経済)×水谷(理工) 高校の同級生〜大学生 同棲
「放課後の不純」ですったもんだした割には、あっさり同棲した!水谷が吹っ切れたのなら良いことよ。
真剣に別れそうになる展開、大好き。古屋(水谷のバイト先店長)はそこで流されるかなぁとか、ちょっと気になるところはあるんですが。
水谷にもちろん非があるけど、家に帰らない&無視をするってやり方をする沢木は酷いと思う。水谷からのアプローチが云々言いながら、その機会を与えないではないか!続刊の「3年目の独占欲」を読むと一層沢木め…と思ってしまう。水谷が古屋に、沢木の話を嬉しそうにするのが可愛かっただけにさ〜
先生があとがきで書かれてますが、もっと甘々なところも見たかったな。別れそうになる展開好きとか言っといてなんですが。
電子限定おまけは、イラスト(沢木&水谷、桐原&修ちゃん)と思いでトークです。修ちゃんは私も受け派です笑
萌2〜神
大学生になって同棲を始めた沢木と水谷の後日談。水谷に迫る沢木が甘いのはもちろん、そんな彼を毎回受け止める水谷も、仕方ないなぁという表情が甘くて、付き合い始めよりもっと熱さが増しているなぁと感じました。ただ、お互い学部も違うし、バイト先や仲間も違って、同じ大学同じ家とはいえ、四六時中一緒にいれるわけはなく。そういう離れている時間があるからこそ、いつまでも相手に会いたいという気持ちを持てるものだと思うけれど、時々悪いタイミングが重なることもあって。
古屋と水谷の一件は、正直誰も責められないかなと思いました。唯一すべて分かっていた大人の古屋が、水谷に誘われてもしっかり拒絶すべきだったかもしれませんが、大人だって過ちは犯すし、その後どちらにもフォローしていたのでそれで十分かなと。水谷に浮気の気はまったくなくて可哀想だったけれど、雨降って地固まったというか、結果的にはお互い相手をどれだけ想っているかを改めて確かめる良い機会になったんじゃないかと思います。世界が広がれば付き合う人も増える。これからも2人はいろんな人に出会うわけですから、何かあった時に自分達で解決する経験をたくさん積み重ねていって欲しいです。
『放課後の不純』の続編ですが、前作は未読です。
設定が新生活のスタートからなので、未読でも楽しめました。
大学進学を機に同棲を始めるカップルものはつい最近『苦いのテーマ』という激しく地雷な作品を読んで、1週間ほど引きずっていたのですが、こちらは問題はあってもそこまで深刻ではありませんでした。
大丈夫です!病みません!!
そもそもが行動的で体育会系な沢木とコミュ障な水谷という正反対なカップルなので、水谷が一方引いて遠慮している感があります。
学部も違う、サークルも始まる、という環境の変化で、「自分も変わらなきゃいけない」とバイトを始めたり、友達ができたりしていきます。
学食で水谷が沢木を見つけたシーンでは、ちょっと胸が詰まりました。
同じ場所で、いつも隣にいられたときとは違う。
別々のコミュニティに属して、帰ってくる場所は同じでも、それすらすれ違いばかり。
大学進学の頃って広い世界に出て、出会えるひとの数も自分が動けば動くほど増えるし、触れ合う価値観もそれだけ多くなって影響を受けまくるし、それだけ成長もできる時期。
お互いしか見えていなかった幼い関係が盤石となるか試されますよね。
すれ違いや誤解がなかなか解消できないのは、このカップルには圧倒的に言葉が足りないから。
コミュ障な受けの場合、攻めが察して先回りというパターンが多いけれど、時期が時期だけにこの作品では沢木も自分の新生活でいっぱいいっぱいで、そこまで気が回らない。
水谷が不安と不満を募らせる中、とっても能天気に新生活をエンジョイする沢木。
どっちが悪いとかではなくて、どっちも仕方ない。
そういう時期なんですよね、18、19くらいって。
最終的には収まるところに収まるけれど、きっとこれからもこういうすれ違いは起こるんだろうな。
それを繰り返して沢木がスパダリ化するか、水谷がちゃんと言葉で気持ちを伝えられるようになるか。
どちらにしてもまだ若いふたり。
今後も続編が読んでみたいです。
最終的には「なにたべ」のシロさんたちのようになってほしい。
最後に、水谷がバイトする喫茶店が素敵すぎます。行ってみたい!