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絵が安定していてきれいですね。
すんごい堅物で内向的で世間知らずの藤崎と、ゲイで遊び人で人たらしな宇野。
真逆の2人がどうなるのかと思ったら、自然に距離が縮まっていくのが良かったです。
ただ、出会った時、宇野には男のセフレがいると知り、藤崎はだらしないとは思っても、ゲイだということは何も思わなかったのかなと。
しかも、藤崎は最初は宇野を嫌っていたけど、親しくなるにつれ、惹かれて、その間、宇野にはセフレがいたことを忘れていたって、ちょっと無理がないかしらん、と思ってしまいました。
あんなに堅物で友だちと遊んだりもしないような藤崎が、男同士の恋愛にさほど抵抗感がないのが気になりました。
素直になった藤崎はかわいいだろうし、そんな藤崎にきゅんとくる宇野は萌え〜でした。
宇野もタラシで遊び人だけど、根はいい奴だし、藤崎が好きになるのは共感できました。
ケーキはどれもキラキラして美味しそうで、見ていると食べたくなっちゃうので、読むタイミングは考えた方がいいですねw
バーテンダーとパティシエの恋になるまでのお話。
なんというか、バーテンダーもパティシエも手先を使うし、味覚とかセンス、そして何より技術が大事ですよね。
個人的にセクシーだなぁと思うんです。そんな二人が出会うのは本当によろしいかと。
真面目な藤崎が、初めはチャラくて気に入らなかった宇野にペース崩されて、まあ宇野もそうなんですが、互いに違う世界がじわじわと染みこんでいく感じが、とても好いんです!
作中のケーキのクリームのラム酒とか、カクテルに使われたラム酒とカカオリキュールなんか当に、わかる人にわかる隠し味で、それがあるからこその味わいで。
チャラく見えた宇野の優しさ、真面目な藤崎の初な熱っぽさが当にそんな感じですよね~!
互いに惹かれて、隠し味みたいな良さに気づいたら離れられないです!
ま~初めてのえっちは、藤崎の初さ全開!
知らないって、天然のエロさだわ。経験豊富なはずの宇野が煽られまくり良き良きかな!
書き下ろしは、4年後のふたり。
誕生日プレゼント❤のお話です!
相変わらず宇野が藤崎のこと大好き~と実感しまくっていました。
幸せな読後感。そしてケーキ食べたい。カクテル飲みたいとなりますね!
好きなタイプの絵+食べ物が出てくる作品が大好きなので読んでみましたが…。
いいいいい!!!
堅物すぎる真面目くんパティシエと、セフレ満載なバーテンダー。
出会いから最悪だし、正反対すぎてぶつかることばかりだけど、ぶつかる=相手に真剣に向き合ってるってことですもんね。
堅物くんの意見もごもっともな部分あり、セフレ満載くんの対応もさすが人たらしって感じあり、いい具合にお互いが影響し合ってる。
恋心に気付く過程もきっちり丁寧に描かれていて良かったです。
大体プンスカぎゃあぎゃあ言いながら、「でも気になるお前!」ってパターンか、周りが「何であいつのこと、そんなに構うの?恋じゃね?」って気付かせるパターンだと思うのですが、このふたりはじわじわと自分で気付いていく。
気付いてからの堅物くんの気持ちがもう、ぎゅんぎゅんですよ!
胸が締め付けられる。
セフレ満載くんはタチなので、わたしが調べたところ、ゲイ社会の悲しい現実として万年タチ不足というものがあるらしく、オモテになる。
年間2桁なんて少ない方っていうご意見もある記事で拝見したことがあるくらいお盛んな面もある世界のようなので、ヘテロや、まして堅物くんのようなひとには理解するのは難しいですよね。
そんな数多のセフレを、堅物くんに告白する前に全部切ってくる。すてき。
堅物くんも忘れようとか気の迷いにしないで、ちゃんと気持ちを伝えるのが素晴らしい。
もう、好き。わたしも好きです、御二方。
その後のお話がまたいいんですよね。
ほっこり。
タイトルからセフレ絡みか!?と思ったわたしがばかでした。
しみじみ末永くしあわせでいてほしいcpでした。
二人の気持ちが近づいていくのを丁寧に描き出す、安定の毬田ストーリーでした。
元バーテンダーでチャラい宇野と、真面目なパティシェ見習いの藤崎。
藤崎が初めて宇野に会った時、宇野はゲイのセフレと揉めていて、さらに自分をセフレをあしらうダシに使われ…最悪な第一印象!
宇野は大学受験に失敗して、家に帰れず、店先で泣いているのを助けてもらった恩で、いまのケーキ屋に弟子入り志願してパティシェを目指している。
飲み会も行ったことがなく友達もいなそうで、恋愛経験以前に、人と接することを知らなすぎるコミュ障。
そんな交わらなさそうな正反対な二人。
でもチャラいってことは人付き合いがうまくて、宇野はマジメすぎる藤崎の失敗をうまくフォローして、狭くて凝り固まっていた藤崎の世界を少しずつ広げていく。
それに振り回されながら一喜一憂していく藤崎がかわいいんだ。
それと藤崎のマジメさは、今までテキトーに流されてきた宇野にとっても生き方を真剣に考えるキッカケになった。
正反対だからこそ惹かれ合って、個人のマイナスな部分が、相手にはプラスに変わっていく…
実はこれ以上ないってくらい相性が良い二人です♪
描き下ろし「恋多め、やきもち少々」が甘々ですごく好き!
付き合って4年後、藤崎は宇野の誕生日にバースデーケーキをつくる。
長く付き合ってるのに、いまだに「宇野さん」呼びで藤崎は初々しいまま、宇野もちょっとしたことに嫉妬しちゃって、付き合いたてのような甘さです。
嫉妬しちゃう宇野がかわいくて、藤崎も初めてのご奉仕を…
ケーキより二人のイチャつきのほうが甘い!
あま~い感じであんまり深く考えずに読めるもの、を探して本屋に入って手に取りました。
すっごいキュンキュンくる!やばい!みたいな感じではなかったですが、
求めてた通りあま~い内容で満足です。
攻めもセフレだなんだ、と言ってますが、真面目に働いてるし、良い奴なので好感度高め。
受けはちょっと頭固いけど、素直で初心な感じがとても可愛い。
キャラ二人とも愛せちゃいます。これって大事ですよね。
お互いがお互いを好きになる過程、流れ、ポイントが分かりやすく、
「相手のここに惹かれたんだろうな」っていうのが理解しやすくて
ストレス無く読めました。
なんてことない話、と言われれば確かにそうなのですが、
そんななんてことない話の中の、「恋」を感じられるお話でした。