gift (中) 赤い桎梏の、約束の場所の、望んだ十字架の、

gift

gift (中) 赤い桎梏の、約束の場所の、望んだ十字架の、
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神95
  • 萌×220
  • 萌5
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
14
得点
573
評価数
125
平均
4.6 / 5
神率
76%
著者
一ノ瀬ゆま 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
シリーズ
gift
発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784344839205

あらすじ

美しく獰猛な青年・勁と出会った宥。危うく距離を詰め、熱を分け合うように情を交わすふたりだが……。邂逅と宿命の物語、中巻!!

表題作gift (中) 赤い桎梏の、約束の場所の、望んだ十字架の、

白石勁,ボクサー,19歳
御子柴宥,ボクシングジムトレーナー,23歳

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数14

早く続きを…!

魂が揺さぶられる作品。
なんか大げさみたいだけど、読後にまず感じた感想はまさにこれでした。

虐待されて育った勁。自分を守るために内面に「子どもたち」を形成し、彼らの目を通して人生をゲームのように過ごしてきた彼が、自分をそのまま受け止めてくれる宥と出会い、人間らしさを取り戻していく。

「宥のため」というただそれだけの理由のために、ボクシングで勝つことにこだわり続ける勁の心情がなんとも切なかった。
勝ち続けなければ、宥に捨てられる。
かつて、兄にそうされたように。

2巻では、勁のそういう思い込みを、宥が「勁が好きだ」と告げたことで払しょくしたところから始まります。

ボクシングで勝つことができなくても、宥は自分を受け入れてくれる。そう信じることができた勁。すれ違ってきた彼らにようやく訪れた甘い空気に、良かった、と思う間もなく、次々と二人に試練が。

ええ、これはタイトルに(中)ってついてますから、まだまだ完結じゃないってことはわかってたんですが。





宥のボクシングジムに所属している友也に、二人の行為を見られてしまったところから一気に暗雲が立ち込め始めます。

ゲイであることを知られたくないという思いを宥が抱いていることを知っている勁の取った行動はたった一つで。

さらに友也のバイト先の同僚による逆恨みからくる嫌がらせ。
そして、勁の実兄・梏が所属する宗教団体ヴェイクラム・デイ、通称ヴェイクラからの追跡と迫害。

悪事のレベルは全く異なりますが、様々な状況が重なり、勁と宥の二人は一気に追い込まれていきます。

特に勁の環境は最悪なもので。
けれど、そんな中でも宥の言葉を思い出し、その言葉を守り人殺しはせず、宥だけを守ろうとする勁の愛情と、そんな勁を探し守ってやりたいと奮闘する宥の、二人の相手を想う愛情に思わず落涙しました。

梏の登場によって勁の過去も少しずつ明らかになってきましたし、ヴェイクラの実態や、梏の勁への屈折した感情。
勁を引き抜きたい荒川ジムの会長。
そして、勁の内面にいる「子どもたち」。

まだまだ二人の前に立つたくさんの障害があって、これから二人がどうなるのか非常に気になります。


で、最後が~~!
なぜそこで終わるんですか、一ノ瀬先生…。

きょう ゆたかとあうやくそくだから よろこぶかおが みたい

全身で宥を求める勁に、そして守ろうとする勁に、号泣しました。

あとタイトルが良いよねえ…。
すごく意味深で、すごく素敵だと思います。

次巻はいつ発売なんでしょうか。
早く、続きが読みたいです。

10

怒涛の展開

上下かと思いきや、まさかの上中下∑(´□`;)

面白かった!面白かったんだけど、読み終えてみて
完結してから読めばよかったとなかなかの後悔がぬぐえない。
これどーなんの!?マジどーなんの。

まさかの展開が繰り広げられる本作。

幼い頃から愛をしらない攻。
初めて心から、というか無意識に受を想い本能で動くさまは
見ていて思わずこみ上げるものがある。
兄の言うことはすべてが絶対だった。
命令は黙って遂行する。できるはずだった。
でも頭によぎるのは。

そして限られた逢瀬と、受を守りたいと思う行動と。

ただただ純粋で。まっすぐで。
それがひどくつらい(´;ω;`)
故に、幸せな顛末を願わずにはいられないのです。
はふ。次回を首長に待ちます。


追伸:結局、なんだかんだ言うても
一番かわいそうなのはお兄さんなのかなと思わなくもないのかなと
今回思いました。
救済してあげてほしいなー

7

思わず一気読み!

既刊の「嫌いな先輩」を読んで、いいお話を描く作家さんだなぁと思っていました。「gift」は妹からオススメされて上中と一気読みしました。

その結果、こうしてレビューを書きたいと思わせる素晴らしい作品でした。
今一番言いたいことは「早く続きをっっ!!」・・・です(笑)

中は更にシリアスで重い展開で読んでいてつらくなりますが、きっとこの二人なら乗り越えていけると信じています(>_<)

人間の本質に触れる、魂に触れる重くてハードな内容だけど、全体を通して
「愛」をすごく感じます。
慈愛に満ちた感情が沸き起こるから不思議ですね。

話は横道にそれますが、これまた妹にすすめられてこの作家さんの同人誌も拝見しました。
やはり豊かな愛にあふれていてとてもステキでした。

きっと作家さんの中に1本通っている大切な「芯」なんでしょうね。
どうぞ下巻では二人が幸せになれますように・・・!!お願いします(>人<)

3

まさに狂暴なほどの純愛

中巻も素晴らしすぎました。こんなまっすぐでかなしい愛を描くBLが他にあるでしょうかと思うくらいでした。
今回の巻は勁を拘束する新興宗教なども出てきており、「これ以上苦しめないで~!」と思ってしまったり、二人がやっと会えたシーンは本当にうれしかったり…上巻からの伏線もしっかり拾いつつロミジュリでは語りつくせない試練がある中、最後まで宥との約束を守る勁の姿は本能で宥を愛しているようで、切なくも温かい気持ちになりました。
上巻から引き続きですが、勁の行動を選択するのは暗い部屋でゲームをする2人の子供の勁。これを描いていただいてることで寡黙な勁という人間がすごく分かり易くなっていて、こういう表現手法は他の漫画にもたまに出てくることがありますが、がっつりたくさん出てくるのは個人的には真新しい感じがしてとても面白いです。
この本は読むのにめちゃくちゃ一喜一憂するので読後ダメージをくらいますが、めちゃくちゃ面白いことには間違いありません。本当に下巻が待ち遠しいです。
一ノ瀬先生素敵な本をありがとうございました。下巻も楽しみにしています。

2

疲れるほど心を揺さぶられる作品

上だけ読んで、完結するまで私は死ねない!などと思ってしまう程、ハマった作品です。この巻はルチルsweetの無料ウェブ連載で追ってはいたので、切なさマックスではなかったのですが、それでも1冊にまとまったのを読んでみると、胸が痛い!オリジナリティーがあって面白い!どうしてこの作者さんはこんなにも心の深い部分を響かせてしまうんでしょうか?上下完結じゃなかったの?と不満に思われる読者さんも居るかもしれませんが、このストーリーを端折って上下で完結させないので、ファンとしては本当に感謝です。3巻完結で、最高傑作になるんだろなって思います。
ちょっとした2人のセリフに胸がぎゅーって痛くなるし、表情にも眼がウルウル。2人が笑顔で抱き合えるのを願っています。続きが気になって、夜も眠れない!って方はルチルsweetで続きを追いましょう〜。

2

衝撃の展開・・

衝撃を受けた中巻でした。まさかこういう展開になるとは・・。最後まで読んだ後絶句しました。上巻の登場時と比べてケイの印象がガラッと変わりましたね。残酷過ぎる現実の中でユタカとケイのピュア・ラブが儚く輝いて。。 明かされたケイの境遇が只々物哀しかったです。

作家さんの圧巻の画力とセンスに打ちのめされました。読んでいて、物凄くハードで心苦しいですが。。物語全体に激しさと救いようの無さが立ちこめていました。この中巻のタイトルのイメージイラストが、この作品を象徴するかのように刺激的でしたww 何か底知れぬ才能を感じるこの作家さんの作品、今後チェックしていきたく思いました。

1

急展開!ものすごい緊張感です!

再読ですが、またもや上巻から連続して夢中で読んでしまいました…
ものすごい吸引力のある作品だと思います。

この巻では、2人の関係を知られたことにより勁が寮を出たため、ジムや寮での2人が中心のストーリーから打って変わって、勁の兄が絡む信仰宗教が舞台に。
信仰宗教というよりかは裏組織、反社会的勢力の様相が強く、勁をがんじがらめに支配していきます。

裏社会が絡む作品は『暴力、脅迫、支配…』など、精神的に追い詰めてくる描写が多く、それが苦手な私は、この展開には「うっ…そうくるか…」と戸惑いました。
ですが、勁と宥の未来のためには、やはり勁の過去との決別や決着は必要不可欠だと思うので、このエピソードも見守っていきたいです。

今回、離れたことによって、よりお互いを求め合う勁と宥2人の絆には胸が震えて止まりませんでした。

どろどろと嫉妬や欲望や策略が渦巻くこの作品の中で、唯一の揺るぎない良心とも言える「宥」の存在が、ものすごく太い柱となって、物語を支えていると思います。
今回はいろいろと覚悟を決めたこともあり、勁への真っ直ぐな愛が苦しいほどでした。

下巻、どう収束していくのか想像もつきません。
勁の置かれた状況は、「BLだしきっと何とかなるよねー」とは言いがたいほどに緊張感と絶望感のあるもの。
(ここまでの緊張を描ける一ノ瀬先生すごいわ…)

続きが早く読みたい!本当に待ち遠しいです。
最後は勁と宥、2人が救われる結末となりますように。
次回、さらに特大の【神】を押せることを願って。

1

どシリアスな急展開

幸せだけど危うい2人の行く末がどうなってしまうのだろうハラハラドキドキしながらの2冊目。
ちょっとしたボタンのかけ違いから、2人に距離ができてしまい、それからあれよあれよと言う間の急展開。
あれ?こんな命懸けの話だったっけというような一気に裏社会な展開に。
自分を痛めつける攻めのお兄さんも可哀想。。
そして終わり方が気になり過ぎるーー!!!
孤独で壊れかけている攻めが受けの無償の愛で心穏やかに過ごせる日を願います。。

3

その先に幸せはあるのか

上が来て、中がくるということは次で完結・・・・?


ただ、ここまでの急展開、組織の存在と勁がボクシングといういわばアナログの世界から、見え隠れしていたデジタルな世界の住人へと変貌して(戻って?)いく姿。痛みの中にしか救いを求められない男たち。
この先にどんな幸せがあるのか、全く想像もつかない。

上巻で勁にとって宥は全能の神のような存在だったけど、今回宥の無力さといったら。組織の話だけでなく、この対比も物語を更に急展開に見せているのかも、じれったくてたまらなかった。
急展開すぎて心も頭も追いつけないまま読了してしまった感じ。上巻をもう一度読み直してから中巻をスタートするべきだったかもと少し後悔。

勝てなくても自分は愛してもらえる存在だと何らかの気づきがあって、めでたしめでたし・・・となるのかと思っていたらとんでもなかった。

安らかで健やかな幸せが訪れてくれますように。

次巻発売時は必ず先の2巻を読み直してから!と心に決めました!

2

殺伐な中にも一条の光

シリーズ2冊目ですが、前巻より更に裏社会の影が濃く出てきました。
かなりシリアスで骨太、一般常識が通じない世界のお話なので苦手な方もいらっしゃるかもしれません。
ハードボイルドな作品としてはかなり読みごたえがありました。
主人公2人、特に勁が追い詰められていくようで、不安な綱渡りをしている気分になります。
この作品を読む時はある程度気持ちに余裕がある時じゃないとヘコむかも…(汗)。
健気に頑張っている人を陥れようとする人たちには虫唾が走るほど嫌悪を感じますが、いるんですよね、こういう人達は…。
もう放っておいてくれたらいいのにと思いますが、今後の展開はどうなるのか見当がつきません。
前巻からの言葉に出さないけれど宥のためだけに行動する勁の愛は究極だと思います。
それをこの巻では宥が悟ったみたいで、それだけでも良かったです。
この2人が向かう先にどうか光があらんことを!!

1

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