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余韻の残るお話でした。
ロマンチックな出会いと偶然の連続と告白と。
評価も高いですね。
なのにすみません、どうしても気になるところがあって…。素直に萌えられず。
初対面でいきなりキスしてくるのがどうも…。しかも理由が納得のいかないことで(まあ何言われても納得できないけど)
あなたたち本当にいいの?大丈夫なの?と問いたい。
そりゃ初対面のインパクトが大きかったし挫折を打ち明けあったけども。
いや、野暮ですね。こういうふんわりした感が良い味なんですよね。
ごめんなさい。
ふわぁ~っと好きだなーって気持ちが染みていくような作品。連載で追っててもめちゃくちゃハマっただろうなあと思いました。一話と二話の終わり方がすっごく良くて!期待を煽ってくる感じが半端ない!ここで終わりの短編漫画だったとしても神です。
カフェ店長と大学生。そらは「普通」って言葉が似合いそう。だけど大人から見ると先の可能性がいっぱいあって、夢を語れる純粋さも持っていて、キラキラして見えるんじゃないかな。健吾が応援したくなるの分かるなあと思いました。
健吾はぐいぐい来る大人だけど誠実な対応もできるので、安心してついて行って良い人っぽい。圧倒的な人生経験の差で大学生くらい簡単に落とせそうなのに、そうしないのが良いです。じわじわ攻めていくスタイル素敵。
ストーリーはこういう方向に進むのか~と意外だったけど、すごく良かったです。お互いに救済し合う関係性が最高。大人のちょっとしたズルさとか、それが全然効かないまっすぐさとか、二人の年齢差が絶妙。もちろん相性でもあると思うけど。
これから!っていうカップルの誕生で、あったかい気持ちで読み終われます。冬に読み返したい、大好きな作品。
古矢渚先生の作品はあんまりエロないのが多いですが、こちらもそこまではないのですが、出会いから、ちょっといいなと思うまでの過程がとても丁寧に描かれているので、読み応えがあります。
たまたま偶然出会った二人が、本当に偶然再会してそこから恋が始まる。
大学生のそらと、カフェ店長の遠野。
とくに大きな出来事があるわけではないけれど、何気ない日常の中で出会い居心地が良い遠野のお店でふとした時間に立ち寄るそらが日々を重ねていく中で、お互いのことを少しずつ少しずつ知っていていって。
遠野はそら君に好意があったけど、そら君は最初遠野のこと恋愛対象外なのに、いろんな面を見るうちにちょっと好きかもって自覚するくらいまでのお話なのですが、そのBLにしてはゆっくり過ぎる展開と時間のかけ方がいいなと思えました。
出来ればお付き合いした後の2人を見たいですが、後は読者に委ねられている感じでしょうか。
じんわり暖かい気持ちになれるお話でした。
彼女に突然振られ、意気消沈していた悠木そら(受)。
ふらふら歩いていたところ流星群を見ていた遠野健吾(攻)に出逢います。
そして…泣きながら愚痴を聞いてもらっていたら……キスされてしまいます。
逃げるように帰るも、なんだかんだそのお陰で落ち込まずに済んでいることに気づきます。
その後…たまたま入ったカフェで…再会しちゃいます。
たくさんすれ違いながらも徐々に惹かれ合う2人が丁寧に描かれています。
そして遠野さん(攻)の過去についても……これは重たいテーマですよね。私の弟も従兄弟も“そう”なのでとても響くものがありました。遺伝子的に自分の子も将来そうなり得るもので…とても考えさせられました。2人の純愛も素敵でしたが、BL云々よりもそちらの方がわたしには印象深かったです。ちゃんと理解してくれる人がいるって幸せなことですよね。
作者買いです。
古矢先生の歳の差ラブはとても新鮮でした。
流星群の夜に偶然2人で流星群を見ることになった2人。
その日にあった嫌なことを初めて会った健吾に話せたのは、健吾の雰囲気が大らかで大人だったからなんだろうなぁ。
最初っからかなりイイ雰囲気…と思っていたら結構お手手の早いお兄さんだったという展開。
本作で1番いいなと思ったのは、健吾と詩織がつきあってると知ってショックを受けるところからの流れで、そらが自分の気持ちに気づく描写です。
キスを拒むシーンも含め、そらの心の揺れが手にとるように分かって、こちらもドキドキしました。
積極的なようで、答えはそらに任せる的な態度はさすが大人でした。
もっとガツガツなのも好きなんだけどな。
素直になれないそらも可愛かったです。
あとがきより。
そらの友人でバンドマンの淳ちゃん。
前髪を切るのをボーカルに止められている…めっちゃ気になりました。
スピンオフの振りかな?妄想が捗りました。