恋は甘くない?

koi wa amakunai

恋は甘くない?
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×228
  • 萌7
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
12
得点
159
評価数
42
平均
3.8 / 5
神率
11.9%
著者
 
イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
価格
¥620(税抜)  ¥670(税込)
ISBN
9784403524240

あらすじ

揉め事が苦手でノーと言えない睦月は、大学入学早々、先輩がふくよか男子ばかりというスイーツ研究会に入部することになった。
同じく新入部員となったのは、イケメンで何でもはっきりとものを言う川久保。
まったく似ていない二人は、一緒に行動するうちにだんだん仲良くなってゆく。
そんなある日、いつも助けてもらっていることを睦月が詫びると、「お返しにキスでもさせてもらおうかな」と川久保に唇を奪われ……?

表題作恋は甘くない?

川久保省吾、「スイーツ研究会」所属の大学生
小嶋睦月、ノーと言えない大学生 省吾と同サークル

その他の収録作品

  • 恋は苦くない?
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数12

大学生+サークル=青春?

恋は甘くないことはなかった。

私の胸の中の子ネズミも何度も走り回ってました。

川久保がまさか睦月に告白されて付き合ってる気になってるとは思いませんでした。だからキスしてきたのか。睦月も鈍くて言葉通りお礼のキスだと思ってるのですが、いや待て!そんなことあるか!
川久保がゲイなら睦月がノンケだとわかっただろうに告白と思い込んでそのままベッドに誘うとか。
きゃわくぼきゅんで落ちたとは言っても早いよ!
睦月のどういう所が好きかどれだけ好きか早く伝えてくれていたらなあ。

睦月も胸の子ネズミがウズウズするのに自分の気持ちを自覚するのにタイミングが悪かった。
けどちゃんとノーと言えました!偉いよ。

確かに川久保の彼氏力は何度も発揮されてましたね。

後編はみこちゃん先輩にもってかれましたね。良かったね!ハリウッドとお幸せにと心から思えます。

睦月の持ち前のネガティブさで川久保の気持ちを勘違いしてすれ違って遠回りしたのがもったいないと思ってしまう。小説だとやはり結ばれる所を読むのがクライマックスで結ばれた後の甘々を読むのが醍醐味な場合もあるので。
まあ色々あって二人の場合は満を持してということでいいのでしょうか。場所もアイテムも厚意でもらった状況だし。誕生日前日だし素敵なお部屋で過ごせて良かったね。

私も小心者でノーと言えず自分を責めるタイプなので睦月に共感してましたが、睦月はそこから楽しんだり何かを得たりできる子ですね!とてもいい子です。川久保も睦月の全部が好きって良かったね。
甘酸っぱくてサークル活動とか夏休みに避暑地のホテルでバイトとか青春ですね!

睦月ももっと好きって川久保に伝えていかなきゃね。

0

許容範囲内

月村本の積ん読消化中。
いつにもまして典型的な月村テンプレだったんですが、これはそこそこ楽しく読めました。
グルグル後ろ向きなネガティブ受けでしたが、まだ学生、十代だったし、ノーといえないじぶんがわるいと自覚しているところが許容できたのかも。振り回されている攻めは、ちょっとかわいそうでした。ふくよかな脇キャラがかわいかったのもよかった。

イラストは好みの絵柄ではなかったし、口絵カラーの横顔がありえない変形で、描き癖なんでしょうが、かなり苦手でした。それでも、ふくよかなキャラたちがかわいかったし、御子柴先輩と元カレの抱擁シーンには爆笑しました。

2

さちこはバナナ食べられました(笑)

可愛いお話でした。
あらすじ無しで、ざっくり感想を…。

NOと言えない受けの睦月は、その優柔不断のあまりイラっとするところがあったんだけど、天然っぷりが可愛くもありました。
でも天然といえば、攻めの川久保もなかなかだと思います。
発端のあの睦月の「友達から」発言は確かに勘違いしてしまいそうだけど、あれでもう付き合ってる事になってたなんて…!
ある意味ポジティブ。ネガテイブな睦月と足して2で割って丁度良いかもです(笑)

『恋は甘くない?』で2人がくっつくまで。
『恋は苦くない?』は御子柴と元彼が元サヤになるまでを絡めつつ、川久保と睦月がHするまで。
Hでは、睦月は天然煽り系かな?
欲を言えばもうちょっとエロが読みたかったけど、全体的に楽しく読める作品でした。

2

普通の子が誠実に頑張っていると泣けてくる(歳のせい?)

電子書籍で読了。挿絵あり(個人的には電子でも綺麗に再現されていると思いました)。

表題作と、サークルの先輩がお話の主旋律を引っ張る、二つのお話で構成されています。

まったくもって個人的な話ですが、私は「どうせ自分なんて……」という科白が嫌いです。と言いつつ、自分でも度々口にすることがあるのですが、言った後は前以上に落ち込みます。
このお話の中で、小嶋くんもこの手の科白を何度も心の中で呟くのですが、嫌じゃないんですね。何故嫌じゃないんだろうと考えてみたら、この科白を言うことで免罪符を手にしようとする、その心持ちが嫌だったんだなぁ、と気づきました。小嶋くんのは「逃げてる」というより「諦めることに達観している」感じ。爺ちゃんなの?
対する川久保は、ポジティブを通り越している様な……そもそも、表題作は川久保の勘違いから恋の話として始まる訳ですが、この勘違い、明らかに川久保の方がおかしいよ!普通、そういう誤解はしないよ!あまりにも自分に都合が良すぎる勘違いでしょっ?!(まあ、だからかなり可笑しいわけですが)

可愛らしく楽しく明るく、読んで楽しくなるお話ですが、登場人物かどことなくいじらしくて、切ない感じもしました。多分、それぞれが皆一生懸命に暮らしているからだと思うのです。月村さんのお話に出てくる人たちは、英雄的な行いをする訳でもないし、突出してキラキラしく輝いている訳でもないけれど、毎日を誠実に生きようとしている様に感じます。だから応援したくなるし、お話自体はとても楽しいのにちょっと泣きたくなります。

みこちゃん先輩、オネエキャラのお決まりできわどい科白をバンバン出してくるのに、とても上品で可愛らしい所が大好きです。
「ぽっちゃり」の魅力に開眼しました。

0

とってもかわいいラブコメです

月村先生のお話はまだ4冊しか読んだことないですが、今のところこちらが私のナンバー1です。
とにかく受けの睦月くんが愚鈍でかわいいです。優柔不断キャラって読んでてイライラするから
好きじゃないけど、ここまでくるとかわいらしくて見守り体制になりました。
(まあ、上手い具合に川久保くんがフォローするという、男前行動ありきなんですけどね。)
全体的にほのぼの・クスって感じで心が癒されました。
胸が締め付けられるような名作もいいですが、こういうほんわかラブコメをもっと読みたいと思いました。

1

楽しい大学生活を思い出す きゅんコメ

月村先生好きだし、松尾先生の挿絵見たいしget。表紙がめちゃ可愛い♡

カラー口絵は攻め受けが桜の下でstanding。キレイ。背後のスイーツ店内に
どすこい組の背中(笑)。読み終わった後はぷっと笑ってしまう。
中の挿絵も色々書き込まれていて とてもうっとりします。

お話はきゅん+コメディ。先日出た切ないトーンのお話とは違って
個人的にはこっちのトーンの方が好みでした。
恋は甘くない? 2014年雑誌掲載分 約130P 二人がくっつくまで
恋は苦くない? 書下ろし約100P 避暑地バイト+ミコちゃん恋愛話
の2編構成。

大学スイーツ研究会が舞台。案の定、メンバーにどすこい組在籍。
最初そこを読んだ時、しまった・・・と思ったのですが
(同族嫌悪のため(笑)) このどすこい組、みなさん小綺麗にしなくては と努力していて、好感度大!でした。

攻め受け以外の登場人物は以下のような方々。
色々いて、楽しい大学生活を描き出してて、読んでるこっちも楽しい~
・御子柴剛太:ミコちゃん。どすこい組。オネエ言葉つかう強烈キャラ♡
       ゲイ。めっちゃ面白い、この人。
・沢渡有弥:攻め受けの同学科同級生。美少年系おしゃれチャラ男。
      憎めないタイプ。
・幸田陽菜:受けを最初スイーツ同好会見学に誘った諸悪の根源。
      どすこい組を見るやさっさと逃げる(爆)
その他どすこい二人います。

くっつくまでのお話も、避暑地バイトのお話の方も、爆笑するところあり
きゅんするところあり、すんごく楽しかったです。
攻めのいじめっこ気質なところや、受けの流されるけど楽しんじゃう性格も
どすこい組も最高でした。
あー楽しかった。

1

好きな作家の作品

 断われない性格だけど、そんな風になりゆきでたどり着いた道を楽しむ男の子が主人公です。攻めもちょっと強引でかっこよかったです。やっぱりこういう雰囲気の作品は、大好きですね。
 どうしてこの作者の作品をこんなに好きなんだろうとふと思いました。もっと笑える作品や、切ない作品は、たくさんあるのに、全部読みたいと思える作家は、月村先生だけです。たぶん私は、この作家が書く少し癖があってネガティブで幸せから逃げようとするようなキャラクターを好きなんだと思います。もっとこんな作品をたくさん読みたいです。

1

勘違いから始まる恋

断れない性格の睦月。スイーツ研究会に、友達に誘われるがまま見学に行き、先輩に流されるがまま入部してしまいます。そこにいた同じ学年の川久保と知り合って…。


始まりは、勘違いからでした。「友達以上の関係」というのを親友と思った睦月と、恋人と思った川久保。勘違いが勘違いを呼び、絶妙にお互い勘違いしたまま、2人は仲良くなって行きます。

断れない性格の睦月ですが、それを前向きに受け止めてことを進めるから、イライラすることはありませんでした。川久保との関係も可愛くて、スイーツ研究会の先輩達も、良いキャラでした笑
軽く読みたい、癒されたいときに読みたい本です。

1

バナナを半分しか食べられないさちこ(暗喩)

昔から人に頼まれると嫌と言えない性格の受けは、大学に入学し、流されるままスイーツ研究会に入ることになった。同じく入部することになった新入生のイケメンは、受けとは逆に何でもズバズバ言えるタイプ。正反対ながらも距離が近づいていく2人だったが…。


大学の新入生同士のカップルです。
受けは流されっぱなしの性格で、女子にサークル見学に誘われても、そのサークルの部員に勧誘されても、食べられない量のケーキを勧められても何ひとつ断れないキャラ。
攻めは意思のはっきりしたタイプで、嫌なことは断るし、ズバズバ物を言うし、最初は受けに対して呆れていたけれど、何かとかばってくれる結構いい人。
かばってくれるし、自分にない意思の強さに憧れて「友達より上の関係(=親友)になりたい」と告げた受け。それに対し、実はゲイだった攻めは「友達より上の関係(=恋愛関係)になろう」と返し、すれ違いが勃発します。

ほのぼのと可愛らしく、受けもダメダメ流されキャラながら好感の持てる人ではあったのですが、さすがにあまりの自分の意見の言えなさっぷりに軽くイライラしてしまいました。許せる許せないのちょうど中間に位置している感じ。
何と言うか、読んでいて「楽しい」と「イライラ」の境界線あたりの描写が続くので、スパッと楽しむことができませんでした。ちなみに受け攻めと同級生の当て馬キャラが出て来るのですが、この当て馬も許せる範囲と許せない範囲ギリギリのキャラでした。
攻めはなかなか良かったです。自分が意思表示ができるからといって、それができない受けのことをバカにすることもなく、男前なキャラでした。10代でまだ青い感じはありましたが、大人になればさぞかしいい男になりそう。

ページの半分は想いが通じるまでの話、あとの半分が書き下ろしで本懐、という構成でした。
清らか受けにゲイの攻めが天然に煽られまくる、個人的に大好きなパターンのエッチで楽しめました。本懐を遂げるまでの、やたらチュッチュとキスしてる2人も可愛くて萌えました。

1

さちこな睦月はバナナが半分しか食べられません

「恋は甘くない?」と「恋は苦くない?」の2編です。
どちらも受け視点です。

「恋は甘くない?」
「NO」と言えない小嶋睦月(受け)は大学に入学早々クラスの女子に頼まれてついていったスイーツ同好会に流されるまま入会してしまいます。同じく新入会員の川久保(攻め)は睦月と違ってはっきりした性格でした。はっきりと意思表示する川久保が羨ましい睦月は川久保と親友になりたいと思います。「(親友になりたい)お友達からお願いします」と言うと、もともとゲイだった川久保は「(恋人になりたい)お友達から」と勘違いしお付き合い?が始まります。
スイーツは苦手な睦月でしたが、友達付き合いも順調で、気のいい先輩たちに囲まれて意外と楽しいサークル生活を送っていました。が、川久保を気に入った同級生の沢渡の登場で変化が起きます。友達と思っていたのに沢渡が川久保にくっついていくのを見てると心が苦しくなるのに気が付いて動揺してしまいます。

睦月は生来の性格か姉妹という最強生物の影響か主義主張ができない性格です。彼の辞書には「NO」という言葉はないのです。
流されるまま不本意な選択をしてきた睦月ですが、その結果を誰かせいにするような後ろ向きな性格ではなく、「NO」と言わなかった自分の責任だからとその状況の中で最善を尽くすようにしています。川久保も作中で言っていますが、これは睦月の中の最大の長所だともいえます。この一見後ろ向きなのに前向きな態度は、最初はイラッとするのに面白いと思って好感を持ち、応援しようと思う複雑な気持ちにさせられる不思議な人物でした。

川久保は睦月と逆で、3人の姉に囲まれてはっきりものがいえる人間に育ったのではないかと思われます。

二人のすれ違いっぷりは面白いです。完全にすれ違いなのになぜかうまくかみ合ってるんです。友達からって言った後、すぐ友達以上でもいいよって言われて、(すぐに親友だなんて)嬉しいと表現するのも、すぐに上(ロフトベッド)に行く?と誘われ、上にはベッドしかないしで?とするので、友達からだったかと川久保が引いて、言葉はかみ合ってるのに、内容がかみ合ってないんです。
その後も、キスされてもかばってあげたお礼だって最初に言われてから何度されても、何かのお礼なんだと勘違いして、川久保としては誘ってるのにちっとも乗ってあげないとか、天然で焦らしてるなぁとニヤニヤが止まりません。当て馬の沢渡が出てきてからは、ちょっと引っ掻き回されますが、そのおかげでちゃんとくっつくことができました。一番言わないといけないときに「NO」と言えて良かったね。

沢渡は可愛いからとわがままに育てられてきた感じがしてずうずうしい小悪魔タイプです。私自身はあまり好きではないのですが、本当に性格が悪いわけではなかったので悪い気分になることもあまりなかったです。
川久保にべったりくっついていて邪魔するところはイラッとしましたが、二人がくっついてしまってからは、他の先輩会員に二人の仲を暴露したり、「とっちゃおう」とか「乗り換えない?」とか二人の前で言ってみたり、決して本気じゃない邪魔の仕方が憎めない人物だなと感じ、作中でもみんなに可愛がられている所以だと思います。後半の話ではなんだかんだと二人の邪魔しながら、睦月には呆れながらも世話を焼いてくれたりしていました。いい人が見つかるといいですね。

そして、他の4人のふくよかな先輩たちがいい味だしていました。
みんなスイーツが大好きで一回で3つも4つもケーキを食べてしまう巨漢たちなのですが、決して不潔な感じではなく清潔を心掛けていて、感じもよく、同性愛も否定せず(御子柴のみオネエでしたが)後輩3人を温かく見守ってくれていて人間ができてる人たちでとてもよかったです。
きっといつの日かかわいい彼女ができると思います。

「恋は苦くない?」
夏休みになり、夏菓子の食べ歩き旅を計画していたスイーツ研究会の面々ですが、
御子柴の実家のホテルに急きょ人手が足りないということで、案の定「NO」と言えない睦月は手伝いにいくことになります。芋づる式に川久保と沢渡もバイトに行くことになります。
ここでは、地元でも名士で石頭の御子柴の父親のせいで辛い恋をすることになった御子柴の恋に案の定巻き込まれる睦月でしたが、いつものように精一杯頑張ります。
婿養子の父親も自分の代で終わらせるわけにはいかないと気を張っていたところもあるのでしょうが、田舎での生きにくさが描かれていて、大いに傷ついたけど御子柴が救われて良かったと思う反面、いつか父親とも和解できるといいなと思う話でした。
そして、二人の本懐も無事終えることができてホッとしました。

出てくるスイーツがどれもとても美味しそうなんです。ケーキが食べたくてたまらなくなりました。

3

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