きみはまだ恋を知らない

kimi wa mada koi wo shiranai

きみはまだ恋を知らない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神27
  • 萌×232
  • 萌18
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

201

レビュー数
16
得点
317
評価数
79
平均
4 / 5
神率
34.2%
著者
月村奎 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
志水ゆき 
媒体
BL小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
発売日
価格
¥879(税抜)  
ISBN
9784813013136

あらすじ

売れない絵本作家の高遠司は、絵本だけでは生活できず、
家事代行サービスのバイトをしながら暮らしていた。
ある日、司は青年実業家・藤谷拓磨の指名を受け、
彼のマンションに通うことになった。
極度のきれい好きと聞いていたので、緊張していた司だが、
なぜか藤谷は司が戸惑うほどやさしく親切だった。
そして、司が性嫌悪、接触嫌悪であることを知ると、
自分を練習台にして触れることに慣れようと言ってきて!?

表題作きみはまだ恋を知らない

藤谷拓磨、システムコンサルタント会社経営、32歳
高遠司、売れない絵本作家(副業で家事代行)、21歳

その他の収録作品

  • きみはもう愛を知っている
  • あとがき

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レビュー投稿数16

司フィルターが強力ですね

久しぶりに月村さん作品を読みました。

ずっと見守ってきてくれた王子様とシンデレラ?ちょっと違うか?みたいですね。

司が母親や友人に植え付けられたトラウマが気の毒で。藤谷と出会わなければ一生あのままだったのかもと思うと。

藤谷も王子様大人攻めですが司視点なので気持ちがわからず、こちらも藤谷はどう思ってるんだろうとオロオロしました。

最初は兄弟設定で再会したばかりでいきなり一緒に住もうとかいくらなんでも!と思いましたが、藤谷が司のことをずっと見守ってきていたからこそもあるんですね。

司のトラウマを根気強く一緒に克服させようと頑張ってくれた藤谷。でも司は兄に対して恋情を持ち苦しくて。なのに本当は藤谷は!

藤谷は司のどこをいつから好きになったのかな?そりゃあ庇護欲をそそられるし可愛くて愛しい司ですが。

媚薬のくだりから急展開で。
実は恋愛に発展するのかなあと途中で先にイラストを見ちゃったらちゃんとそのシーンがあったのでくっつくのはわかったんですが、途中までは可能性あるのかな?と半信半疑でした。

最後は甘々で司もトラウマを一気に乗り越え無事にエッチもできて、短編ではさらにラブラブで司も可愛いし同居まで後少しという感じでしたね。

しかし萌えがなぜかそこまでいかず。司のトラウマやネガティブさと、藤谷のそつのなさで引っ張りすぎたからかなあ。藤谷がもっと詳しく描写があれば、でも司フィルターがかかってるからこちらには気持ちが正確に伝わらないかも。そこを見抜く目を養わなければ。

0

攻めに萌えるけど……

お話の大筋は好きです。萌える箇所もある。

だけど岡部の友人達といい、受けの性嫌悪&接触嫌悪症といい、なんかそこまで過剰設定にしなくても良かったのにと思ってしまいました。
そのせいでチグハグに感じてしまったり、あり得なさが際立ってしまったりして勿体ないなぁと。

岡部と岡部の仲間のくだり。
ゲイである自分を受け入れてくれるという居心地の良ささえ得られれば、仲間の質は問わないのか?と言いたい。
初対面の相手にクスリ盛ったり、大学生だけど遊ぶ金欲しさにホストやったりとか、つるんでる連中がクズすぎる。
岡部単独で見れば決して悪い子ではないと思うのに……。

そして性嫌悪のせいで22歳になるまでオナニーもしたことがなかったのに、攻めに抱いてもらいたいと思うようになったり、初エッチで「藤谷さんが欲しい」とか天然煽りしまくりのおねだりキャラになっちゃうところが、違和感感じました。
性嫌悪ってそんなにあっさり治るのかなぁって。

あと腹違いの兄弟かと思わせておきながら、実は血縁関係がない事を後出しするんだけど、なんでそれを先に言わないかなぁって思ってしまった……。

というのも、受けが神経図太いor普通の子なら別に構わないんだけど、トラウマ持ちで生き辛さを感じている子なのに、そこに血縁の悩みまで背負わせるんだろうか、過酷すぎるわと思ってしまったんですよね。
そしたらそのしばらく後に、実は血縁関係がないとバラすので、こんな重要なことをなんで先に言わない!!と思わず腹ただしくなってしまいました。

とここまでは、読んでいて引っかかった点を書きましたが、いいところも勿論あります。

予想以上に足長おじさん的なお話で、気合いを入れて受けのために選んだプレゼントを、頂き物だから〜とか、買ってみたけど使いこなせないから君にあげる〜といった感じで、何気なく受けに貰ってもらおうとする攻めの姿に好感度急上昇。

そして仕事がバリバリできるめっちゃイイ男なのに、受けのことを見つめているうちに、アイドルみたいに思い入れしはじめちゃったり、あやしいおじさん認定させられちまいそうになって慌てたり……絵を描いてる受けを見たとき、実は感動のあまり打ち震えていた……という攻めの裏側事情を知れたところが凄く好き。

今のところはまだスパダリ系の大人の余裕を持った溺愛攻めなんだけど、残念イケメンになれる素質は充分あると思うんですよね。
後半から番外編にかけては、かなりの恋に盲目男なことがバレつつあったし……。
このまま立派な残念イケメンになってほしいなぁと思いました。


1

少女小説テイストでした

電子書籍で読了。挿絵有り。

『安定の月村さん』で、今回は少女小説っぽいと言うか『あしながおじさん』風味でした。
司くんの様な『不遇で傷持ち』で『世の中にはささやかな幸せがある』ことを知っているから、それに向けて淡々と日々を積み重ねて行こうとする主人公を見るだけで「私はダメな大人だ、悔い改めよう」という気持ちになります。「綺麗なものを見させていただいてどうもありがとう」という感じです。

媒体についての話になるのですが、SHYノベルスの電子書籍は「頑張っている!」と思います。
イラスト、あとがき、カバーそでが画像データで収録されている(ちゃんと奥付もある)という再現率!これは誉められて然るべきではないかと。欲を言えば紙の本の刊行日と電子書籍の発売日を付け足してくれれば、もう言うことはありません。他の出版社もこれに続いて欲しいなぁ。

1

悪くはなかったけど、好みではない

月村積ん読消化期間。もともと好き作家さんなので、チェリーで愛想が尽きかけた後も、気がついたら新刊は購入してるんですが、読む気になれずに積んであったものを消化中。
これはイラストが今ひとつで避けていたもの。
友人から「もうひとつのドア」が好きだったら、たぶん好きだろう、という助言をもらって読んでみました。たしかに、この主人公の痛々しさは似通っていました。月村定番テンプレ。ただ攻めも、月村テンプレのハイスペックで残念な人ですが、イラストのせいでBLテンプレのスーパー攻めさま風で、ちくはぐにおもえたかも。

2

思ったよりあっさりでした。



絵本作家の高遠司(受け)は書いている絵本が売れなくて廃業寸前です。本業では生活できないため、副業で家事代行サービスをしており、今ではどちらが本業かわかりません。そんな司に実業家の藤谷(攻め)から指名で家事代行の仕事が入ります。
タワーマンションの高層階の見晴らしの良い部屋で、毎回気を張って部屋を綺麗にしていたのですが、あまりの美しい夕暮れの風景に絵本のアイデアが浮かび、仕事が終わってすることがなくなっていたこともあってつい絵を描いてしまいます。夢中になって描いていると、藤谷が帰ってきます。

司はシングルマザーであった母親に愛情いっぱいに育てられました、が母親は男に騙されて司を授かってしまったので、極度の潔癖症になってしまったのです。
母親が性愛を極度に嫌った結果、司は徹底的に性愛を排除され穢らわしいことだと教え込まれます。それに加えて、高校の同級生との出来事が決定打になり、司は性を嫌悪し人との接触すら嫌悪するようになってしまったのです。

藤谷に見られたことにより蒼白になった司でしたが、、意外にも藤谷はそれに対して怒ったりせず、絵の続きを描いて良いと言ってくれ、次に行った時は自分と違う仕事に興味があると観察されたり、前回と同じ時間になったら絵を描くように勧めてくる始末。これ
は盛大な嫌味なのか、司は人付き合いが苦手なのもあって、相手の意図が掴めません。その後もチョコーレートや色鉛筆を貰ったりしたので、ますます何が目的かと警戒します。
そんな司に藤谷は種明かしをします。
理由がわかって安心した司は個人的に藤田宅を訪問するのですが、ふとしたきっかけで、接触嫌悪と性嫌悪の症状が出てしまいます。
それを知った藤谷はリハビリと称して少しづつ距離を縮めてくるのです。
リハビリをはじめて一月半ほど立った頃、件の同級生の岡部と再会します。
この岡部との再会で大きく話が動きます。


司の性嫌悪と接触嫌悪の設定はとても良かったし、二人のキャラクターも良かったし、流れも良かったのですが、司の性嫌悪が少しあっさりと解決したように思いました。
それこそ物心付く前から植え付けられたもはや脅迫懸念にも近いものなのに、克服できるのはもう少し難しくても良かったと思いました。これは藤谷に一目惚れしていたということ、岡部の友人の余計なというよりは犯罪まがいなおせっかいのショック療法、岡部との和解などの要素が積み重なった結果ということだと思います。接触嫌悪の方はこれくらいでも違和感ないと思いますが、性嫌悪の方はもう少し手強いんじゃないかと‥
あのショック療法の後せめてもうひと押しあったほうが自然な気がしました。
司や藤谷それぞれのの背景、絵本作家としての苦悩と内容が盛りだくさんだったので足りなくなったのだと思うのですが、できれば、もう少し藤谷が司の性嫌悪を解消させるのに時間と手間を掛けて欲しかったのと、せっかく合間合間に司の絵本作家としての創作活動なんかもあったので、絵本の企画が通ったというところで終わるのではなく、出版まで漕ぎつけたところまで読みたかったです。

2人が育った環境のせいで気持ちのすれ違いはあったけど、ちゃんと話し合っていけばきっと大丈夫だと思うので、家族に恵まれなかった2人には幸せになってもらいたいです。

あと、岡部。あんな一歩間違えたら犯罪になりそうなことを平気でするような人たちを友人だなんて。仲間のためなら相手がどう思うかなんて関係ないと思っている考え方がすでにおかしい。岡部にも葛藤があったと思いますが、自分のことを受け入れてくれたら誰でもいいのかと思ってしまいました。このような考え方の人が苦労もせずに社会人になってしまうのでしょうか。司は高校時代の自分の行動が岡部にも辛い思いをさせたからと許していましたが、それとこれとは別だと思うのです。
裏で藤谷が動いて何らかの制裁が加えられたらすっきりしたのに。



3

あっさり上品

絵本作家の司は、副業の家事代行サービスの仕事で、藤谷という実業家のマンションに清掃に入ることになった。気難しいらしいと聞いていたが、清掃中に出くわした藤谷は司を気に入ったようで、何かと構ってくる。接触嫌悪で対人恐怖症の司は、その真意が読み取れず混乱するが…。


青年実業家攻め33歳、絵本作家(兼・家事代行)受け21歳のカプです。
受けには、性的なことに病的に潔癖だった亡き母の影響から、性的なことに対する嫌悪と接触嫌悪症があります。そのためあまり人と接しないで済む絵本作家と家事代行をしています。
その顧客になったのが、タワーマンションの高層階に住む実業家の攻め。最初の時点では、気難しいのかおっとりなのか掴めない、ちょっと変わった人です。

そんな攻めになぜか気に入られ、受けは高級チョコレートやら高級画材やらを貢がれるようになります。そもそも家事代行サービスの規定で客から贈り物を受け取ってはいけないし、攻めの真意もわからないしで、ひたすら困惑。
そこには隠れたもう1つの理由があったのですが、あまりに受けが頑なに攻めの申し出を曲解したり、好意を悪くとらえたり、拒否したりするもんで、少々攻めが気の毒に思えてしまいました。人付き合いが苦手なキャラなので仕方ないですが、真面目というより片意地に感じて、もうちょっと素直に好意を受け取ればいいのに、と思ったりも。

攻めが受けの世話を焼きたがる理由についてはネタバレになるので伏せておきます。
接触嫌悪症は萌えネタですが、結構あっさり治っちゃったなーという印象。
受けが接触嫌悪症になったもう1つの理由が、高校時代の友人との出来事です。月村さん作品なので、きっとこの友人も出てくるんだろうなと思ったら案の定でした。この友人(とその友達)がムカつく奴らで…。いろいろやらかしてくれるのですが、その後何ら彼らが罰されないのがモヤモヤしました。就職できなくなるとか、そんな社会的制裁を受けてほしかったです。

2

疲れた心に効きます

月村先生の作品は作者買いしています。

コンプレックスがあったり、卑屈気味だったり、色々不遇だったり、要領が悪かったり・・・という受け様のキャラの考え方や行動に共感できるという点も多々あり、他人事とは思えず・・・なので、そんな受け様がハイスペックな(精神的にハイスペックな場合もあるし、社会的にもハイスペックな場合も)攻め様と幸せになる姿を見るのが凄く心にくるんです。

この作品は、とりわけ疲れたやさぐれた心に効きました。

私自身の萌えツボの一つに、2人の間に歴史があること・・・(例え歴史がなくとも、出会って直ぐどうこうならず、恋愛感情も直ぐには意識せず、時間を過ごしていくうちに・・・という展開が好きです。)というのがあるのですが、攻め様と受け様が、客とハウスキーパーという関係なだけでなく、実は昔から・・・という設定も嬉しかったです。

4

ちょっとあっさり

月村さんも志水さんも作家買いする作家さんですが、正直この組み合わせはどうなのかな…?と思ってました。お二方の描くキャラのイメージがちょっと違うような気がしていたので。でもうんうん、さすが志水さん、という事なんでしょう。イメージぴったりでした。とにかく美しい!

という事でレビューを。内容はすでに書いて下さっているので感想を。



攻めは会社の経営者である藤谷さん。
そして受けは身寄りもなく孤独で、売れない絵本作家の司。

という、スパダリ攻めに薄幸受けという、月村さんらしいCPのお話。

藤谷さんが司に親切にする理由や、司が抱える性に関するトラウマ。
そういうものが少しずつ見えてきて、どうなるのか気になって一気に読んでしまいました。

が、ストーリーとしてはややあっさり目な気が。

藤谷さんが司を心配する理由は理解できるものの、だからと言ってその気持ちが恋心へと変化していく過程がさっぱりわからない。
そして司も。
性的なものに嫌悪感を感じる理由がややこじつけ感があり、またそれを克服するのも早すぎた気がします。あれだけ嫌悪感を感じていたのにもかかわらずあっさり藤谷さんと関係を持つのもちょい引っ掛かりを覚える、というか。

月村さんの描かれるネガティブな受けって大好物なのですが、受けさんが抱えるトラウマがそこまで深刻なものではなかったことと、あっさりトラウマを克服してしまったがゆえに物足りなさを感じたのかもしれないな、と思ったりしました。
藤谷さんサイドの隠しネタがあったために、司に割ける心理的な描写が少なめだったことも関係あるのかも。

月村さんらしく、やさしく温かなお話ではありましたが、もう一捻り欲しかったな、というのが正直な感想です。

3

穏やかな気持ちになりました

内容知らずの表紙買いでしたが、好きな設定いっぱいで得した気分でした。

受けの司目線でのお話で、司は本業の絵本作家としては売れないのでバイトで生計をたててます。
唯一の肉親の母も亡くなり天涯孤独、そして性に関してトラウマを持ち触れられたりするのが苦手という、なんとも不憫受け。
攻めの藤谷はイケメンな社長で、司をバイトの家事代行で指名する事からはじまります。

控えめすぎるくらい控えめな司に対する藤谷の対応の紳士な事ったら!
最初から穏やかで優しくて、何かと司を気にかけてくれます。
何故藤谷が司を構うのかというのは本を読んでのお楽しみとさせて頂きますが、この受けを甘やかす攻め…好物です!!

司の性のトラウマの原因は母ともう1人、高校生の時に好きだった親友の岡部がいます。
岡部の登場〜は予測つきましたが、岡部自身が嫌なヤツじゃなくて良かったです。

心情描写が丁寧で、CPが穏やかな藤谷と控えめな司だからか、物語も優しく心があったかくなりました。

3

初めて読んだ作家さんです。

ちるちるさんであらすじを読んで、「やったー!待ってた!」と購入。
身分差、年の差、体格差大好きです!

あれ?

読みやすいし、私は皆がすぐ分かりそうなオチにも気付かず「そっか!!!」と思った次第でしたが、表現が自分には合わなかったかも??
使用する言葉に時々「おや?」と思うところが多かったのですが、デビューしたてなのかな?と思ったら私が読んだことないだけでベテラン作家さんですよね、そういえば。(すみません)
気にならない方が多そうなので、個人の好みのレベルかもしれません。
あと展開もあの場で前はともかくいきなり後ろ触ったり、初めてなのに「欲しい!」とかいうかなあとか色々気になってしまい。
これも個人の好みのレベルですかねえ。

チョコと色鉛筆のプレゼントのくだりは大好きです。可愛い。

1

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