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表題作ワンダーフォーゲル

沖津 稜
閉所恐怖症の青年
伊武
人の心が読める小説家

同時収録作品みえない友達

その他の収録作品

  • 夏休みの友
  • 南の島ミッション!(カバー下)

あらすじ

「僕は君の頭の中の物語だって、小説にすることができるよ?」放浪先の沖縄で野宿を続けていた沖津。台風で身を寄せたのは、小説家・伊武の家だ。本人曰く「他人の心の中が読める」という伊武は、過去のトラウマから閉所恐怖症の沖津に、初対面から興味を示してきて…!?
妄想狂か、嘘つきか。不思議な力を持つ男と過ごす、鮮烈な嵐の一夜──!!

作品情報

作品名
ワンダーフォーゲル
著者
草間さかえ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
ワンダーフォーゲル
発売日
ISBN
9784199607196
4.1

(131)

(63)

萌々

(38)

(19)

中立

(5)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
22
得点
529
評価数
131
平均
4.1 / 5
神率
48.1%

レビュー投稿数22

ストーリーが良い

ストーリーがしっかりしていて読み応えがあってとても好きでした!出会ってくっついて終わりなだけではないというか。しっかりと登場人物の過去や人となりが描かれていると思いました。ミステリー要素もあって面白かったです。
最初に登場するしろう君とゆうちゃんがメインの話かと思いきや、途中から稜とイブさんがメインの話になっていきます。

イブさんは魔性な感じがするけど、稜が自分のことを大好きだと信じて疑わないところがかわいい。
稜は最初は少し嫌なやつとして登場したけど、どんどん優しくて人間らしい面が見えてくるにつれてとても魅力的に見えてくる。

二人が幸せそうな様子が読めて最高です!
しろう君とゆうちゃんの話ももっと読みたかったな!

1

これは、買って良かった!

読み終えて〜すっごく満足の内容でしてた。

話の内容が、深くて〜めちゃくちゃ集中して読んでしまった。

これは、ネタバレ無しで読んで欲しい・・・

ってか、ネタバレを簡潔に伝える自信がない・・・くらい、深い。


神作です!

1

深みが良い!!

不思議なお話。ファンタジーのようでいて現実みや人間模様もしっかりして、良いもの読んだな~って満足度がありました。マルチ商法の研究サークル?実態は謎だけど、昔の同級生に電話をかけながら自分を覚えている人を探すというのが面白く、草間先生の実体験から話が膨らんだのがすごい!

しろうの幼い頃に出会ったゆうちゃんの話は子供らしい可愛らしさと仄暗さもあって、その気持ちを大事にゆうちゃんを求めて…曲者ぞろいなメンバーに囲まれて話が紐解かれていくのが面白く、キャッチボールのエピもじわっと良いスパイス。最後に幼い頃にしたのはキスじゃなくて…って巨大爆弾!?なんという引きをしてくれるんだ…

もう1編の稜とイブさんの話。こちらは超能力なのかな?読心術なのかな?そこを信じてないけど、イブさんの人となりはきちんと見てる稜の良い具合の適当さと押しの強さが良かったです!!イブさんの掴めなさもとても良い~~~

人と人のじんわりとした繋がりから、しっとりした雰囲気とわちゃわちゃした楽しさとを味わえました。

1

真実は闇の中

最新の「センスオブワンダー」を買ったらなんとシリーズもので1作目があったと知り、こちらも購入しました。皆様のレビューにあるように少々難解なストーリーなので1作目も2作目もそれぞれ2回ずつ読みました。小説ならともかく、漫画なのに難解で色々な解釈ができるって深いな、と思います。

「みえない友達」の方のカプ、しろう君とゆうと君。幼少時少しおかしくなったお父さんと暮らしていたゆうと君の唯一の遊び友達だったしろう君。女の子みたいだったゆうと君からしろう君へ行っていた行為とお祖父さんが義理の息子へ過剰な警戒感を持っていた事から、残念ながら父から幼い息子へ性的いたずらみたいな物はあったのかと思います。でも真実は闇の中。本人が本能的に知りたくないような事は無理に思い出さなくてもいいんじゃないかと思います。でもお祖父さんも孫を小・中学校に行かせないで家に閉じ込めておくってかなり異常ですね。
 
しろう君もゆうと君と関わったために引きこもりにもなったりして人生を狂わされた側だと思うけど、本人は全然そうは思ってなくて、大人になってゆうと君に身長を越えられても変わらず彼のヒーローである事に喜びを感じてる所が素敵な愛の力だなあと思います。いつのまにか最後までいってるらしいこちらのカップルの話の続編も読みたいです。

「ワンダーフォーゲル」の方は最新刊「センスオブワンダー」に続く前日譚。野宿しちゃう野性児だけど料理も上手いスパダリでワンコ攻めの稜君が魅力的。小説家のイブ先生の心が読める不思議な力は本物なのか、ただちょっと人より勘が鋭いだけなのか?稜が言うように妄想力や思い込みが強すぎるタイプなだけにも思えますが、それだけでは説明がつかないくらい第六感が鋭い時もある。この力も曖昧なままの不思議ストーリーでした。

1

レビューが書けなくて

読み終えた後、どういう風に伝えればいいのか分からなくてレビューを先延ばしにしてはや一年半くらい…?
決して面白くないわけでも、萌えないわけでもないんですが「めっちゃ萌えた!」「面白かったからオススメ!」とすぐに書けないもどかしさを感じる作品でした。

特に草間先生の作品を読み慣れてない方にはオススメはできない作品です。
独特のテンポとか展開の難解さ、不思議な空気感がありますので先生の他作を先に読んでハマらなかったかたは、この作品は避けた方がいいんじゃないかと個人的には思いました。

始まりの部分が特に「?」でどういう事なのか理解するまでに数回ページを行ったり来たりしてしまいました。
人物の名前と関係性(現在と過去も含め)の理解に時間がかかるタイプの作品で、ストーリーをしっかり読み解きたい方にはオススメしたいです。
幼馴染のちょっと変化球の再会モノと、美人作家と年下ワンコ、そしてこの2組にも関連があり繋がっているお話です。

3

この作品が収納されている本棚

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