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少し前に虎の穴さんで、ココ先生の同人誌受注をしたので、色々作品を復習しようと思って再読です!!
以下、感想です!
学生時代から好きになる女子は、みんな足立のことを好きだという理由でフラれてしまう橘。
そんな足立に好きだと言われ、女子にフラれた腹いせで身体の関係を持ってしまった橘だったが、、、という冒頭。
タイトルの「笑わなくていいのに」とは、おそらく橘視点での足立のことなのだが、逆に足立がどうして笑うようになったのか。
その理由を知ってしまうと、長年一途に橘のことを思い続けてきた純愛がとても愛おしく、また成就しなかった期間の長さに切なさを覚えます。
個人的にはとくに、受けの足立が攻めに助けられてから橘を大好きすぎて、それをきっかけに今のモテる足立を形成し、けれども他には靡かず橘一筋で。
密かに嫉妬したり、感情揺らしまくっているシーンが好きでした!
あと、お互いがお互いをモテていると思っているなかでの両片想いモダモダ期間が、ココ先生のキュートな画も相まって、よりもどかしさを感じキュンとして好きでした。
もーー読み返しなのに、切なくて最後は幸せ感いっぱいになり過ぎて、受け攻め二人の涙につられて涙ぐんでしまったー…!
女性への当てつけで抱いたつもりが、本気の恋になった攻め視点(途中、受け視点)のお話。
昔からずっと、好きな女性を足立にとられてきた男・橘(攻)。
そんな中学からの同級生でモテメンの足立(受)が酔い潰れ、「好きなんだ橘 抱いてほしい」と言われ、自分をフった女性への当てつけに一夜を過ごしてしまいー
というところから始まるお話です。
もーー、全方位に優しくてモテる足立が、橘に甘える姿が可愛いーーーー!!!!!
ベッドの中で「1限サボる?」と攻めに言われて「だめだよ」と答えるも、やっぱり離れたくなくて「やっぱりあと10分だけ…」ってスリスリしてくるのは、反則じゃなかろうか…可愛さが突き抜けてる。。
そして、足立が橘に惹かれるようになった理由、エピソードがちゃんとあるのが最高にいい。
足立がいつもニコニコしているのも実は橘の影響で、中学時代からずっとずっと橘を追いかけていてー
そんなエピソードが胸キュンすぎて、刺さりまくりました。
絵柄は特徴的でちょっと好みが分かれるところだと思うんですが、とても素敵な同級生もの・受け君の長い長い片想いの成就の物語なので、ぜひいろんな方に読んでいただきたい…!!
平凡×モテすぎる受けの大学生同士の二人。
攻め←←←受けで一途すぎる思いによって、攻めがほだされて両想いになるまでのお話。
攻めが酔いつぶれたある日、同級生で彼女を何度もとられた受けに「抱いてほしい」と誘われ、体を重ねます。
それから受けのことを意識してしまい、一緒に居るように…。
彼女をとられた過去があるのに、モテるけれど純情というギャップに沼った攻め。
「あいつ俺のこと好きなのに…!」と攻めが嫉妬したりするところも良かったです。
読み進めるにつれ、攻めの人の良さが増していきます。
これは受けが好きになる理由も頷ける。
受けの片思いが成就するものも面白いなぁと思えた作品でした。
相野先生の作品は「南くん〜」と「むかいの部屋のねこ」既読です。描きたい話がしっかりある作家さんという印象で、この作品も丁寧でした。惜しむらくは絵柄が若干今風ではないところか。「南くん〜」が売れてよかった!
ほんっとに失礼な話なんだけど、誰もが認める美形たる受けの足立くんが、セックス中に鼻垂らしてるの見てちょっと引いてしまった自分…こういうところまで見せてなお愛せるのがセックスすべき相手なんですよね。自分はそこまで足立にハマれてなかったからなぁ。正直作画からは彼がそこまで女性にモテるところは想像しにくい。なよっとしてるし。見る目ある人からは橘の方がモテて然るべきでは…まぁ足立くんは見る目があったってことで。
うーん…最初の設定でつまづいちゃって。
この足立がなんで女子にモテるの?と考え続けてしまいました。
イケメンに見えない絵だし、
プラスのステータスもないし、
大人しくて笑顔なだけで橘よりモテるって無理があるよ…。
そこスルーすると恋する可愛い乙女です。
えっちのときは意外に激しいアヘ顔にびっくりしますがw
お話は男女の恋愛漫画そのまんま。
足立に男みありません。
足立が常に笑顔を心がけるようになったきっかけのエピソードはすごく好きでした。