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  • いつもの時間、いつもの場所で。(1)

いつもの時間、いつもの場所で。(1)

itsumo no jikan itsumo no basho de

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表題作いつもの時間、いつもの場所で。(1)

宇田菜摘、移動販売車オーナー
篠井涼平、デザイン会社のデザイナー

同時収録作品いつもの時間、いつもの場所で。

裕太、カフェで厨房担当 菜摘の先輩
依、カフェで接客担当

その他の収録作品

  • 描き下ろし漫画
  • カバー下:本日のおすすめあとがき

あらすじ

自分のお店を持つ事を夢に見ながら移動販売車でカフェをしている菜摘。そんな菜摘のお店には、幸せそうに甘いものを食べるイケメンの男性常連客が通ってくれている。ある日彼の名前が“ササイ”であること、職場から20分かけて通ってくれていることを知った菜摘は、事ある毎に彼の事を思い出すようになる。そんなササイには、誰にも言えないヒミツがあって――…。橋本あおいが贈る、お腹も心も大満足な第1巻!

作品情報

作品名
いつもの時間、いつもの場所で。(1)
著者
橋本あおい 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
アニメージュコミックスmiere
発売日
ISBN
9784197701759
4.2

(141)

(71)

萌々

(43)

(21)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
16
得点
593
評価数
141
平均
4.2 / 5
神率
50.4%

レビュー投稿数16

バインミー!パンケーキ!!

レビューを書いたと思っていたのですが、書いてませんでした。

出版されてすぐに購入したこの作品も、もうほぼ3年と3ヶ月が経ってしまいました。
橋本あおいさんの描く食べ物はどれもおいしそうで、「食べ物でひとをしあわせにしたい」っていう主人公の思いも素敵で、続きを楽しみにしてました。
本当に出版元の責任って大きい。
一昨年くらいに別のところで描くというようなtweetを見た気がするのは夢だったのか…。別の作品のことと混同しているだけか…。

イケメンというだけで嫌な思いしかしてこなかった篠井(ささい)の楽しみは移動販売車のバイン・ミーとパンケーキを食べること。
何度も通ううちにオーナーの宇田とどんどん親しくなって…。

そのひとの作るものが特別、自分が作るものをそのひとに食べてほしい。
食欲はプリミティブな欲求なだけに、恋愛以上に深いところでお互いを捕まえ合ってる2人です。
2人それぞれのバックグラウンドもしっかり描き込まれていて、大の甘党の篠井が人前で甘いものを食べなくなった理由も、なりたくてなったわけじゃないのにイケメンというだけでやっかまれる現状も、しっかり伝わってきます。
宇田の方も、宇田にとって料理をすること、誰かに食べてもらうことがどんなに大切かというエピソードが織り込まれているので、その対象が「みんな」から「特定の誰か」に変わっていくのがすごく特別に思えました。

本当にこれから!というところで止まっているので気になる…。読みたい…。
橋本さんの作品は紙媒体で所有したい派なので、このあとの7話の配信も読んでなかったんですよね…。
今はどこも配信終了されてますし、どうなるのでしょうか。

攻め受け情報で攻めが宇田、受けが篠井で確定されてますが、1巻ではキスまでです。
わたしの予想では逆だと思うのですが、もしかして読んでいない7話で進展しているのでしょうか。

いずれにせよ、これだけ多くのひとが続きを待ち望んでいるこの作品。
早く良い報告が聞けるといいなという願いを込めつつ。

1

優しさと美味しさ溢れる世界に癒される

 今まで読んだ橋本先生の作品の中で一番お気に入りになりました。終始雰囲気が明るくて、登場人物が皆爽やかで、料理は美味しそうで食欲が湧き、メイン2人が互いに気になっていく過程や時間のかかり方も自然で。続きが気になるいい所で終わってしまうので、そういえばまだ1巻だったなと途中で思い出させられましたが、ストレスを感じる終わり方ではなく、続編も楽しみだなぁとすっきりする終わり方でした。

 移動販売車で美味しいバイン・ミーやパンケーキを提供してくれる宇田は、屈託のない笑顔が眩しい好青年。これで相手の篠井も陽タイプのキャラだと若干リアルさに欠けるかなと思いますが、彼自身は善人でありながら、職場では僻まれたり甘いもの好きなのを昔から周りに敬遠されがちで嫌な思いをしていたりと、少し陰を感じさせるところもあって。ネガティブさが目立つわけではないけれど、どこか放っておけない、宇田が構いたくなるのも分かるキャラなんですよね。そんなキャラの組み合わせが絶妙だなぁと。今のところ、攻め受けがどうなっても萌える気がします。あと、脇カプの裕太と依は別作品にも登場してないんですかね? この2人もすごく気になったので、先生の気が向いたらこちらも掘り下げて欲しいですね。

0

久々に読み返してみたら……

やはり、ゆっくり進む関係性と、美味しそうなご飯とパンケーキが良いなぁ〜と思いました。
続き、出てるのかしら……と調べてみたら、電子書籍で持っているのに販売されていない。紙の本もない。どういうことかしらと作者さんのTwitterを見て、理解しました。

どこかで救済されないのかしら! 売れっ子作家さんだから、きっと続きが読めるはず。ほんと、救って〜〜。

訴える場所がなかったので、ここで訴えることにしました。待ってます。続き。読みたいです。

5

嬉しさが伝染しそう!

幸せだと思えることのひとつに
美味しいものを食べるってきっと誰にでもあると思いますが
全開の笑顔で心までほぐしてくれたら
そりゃあ篠井さんも通いつめちゃうよなぁ!!というのが素直な感想です。
相変わらずお料理が美味しそうに描かれているし
主人公ナツの明るく前向きで自分の気持ちに率直なところが
好感度高かったです。
一緒にいるだけでも元気になれそうなのに
料理上手だとか良いとこばっかり…。嫌なところなんて無いんじゃないかな…。

篠井さんがイケメンイケメン言われてうんざりするのも
まぁイケメンだから仕方ないですよって思ってしまいましたが
本人にとっては良し悪しなんでしょうねぇ。
自分のせいじゃないのにやっかみを受けるのも理不尽ですもんね。
そもそも男性がスイーツ好きなのって今時珍しくもなんともないのに
元カノは酷いなぁ…。
ああいうタイプは男性にアクセサリー程度にしか思われないに違いない!(怒)
どんな自分をも格好悪いなんて思わず
美味しい料理をふるまってくれて思いやってくれるナツを
愛しいと感じるのは当然ですね。
篠井さんが自覚したら、やっぱり戸惑っちゃうかな??

二人ともストレートなはずなのに、というのが
とっても自然でニヤついてしまう!
ナツの先輩も適度なアシストで頼もしい。
やっぱり美人さんが受けなんでしょうね…ふふ……
でも橋本さんの作品でいつか逆のタイプを読んでみたい…いやいや無理でしょうけども。
橋本さんと言えばエロシーンが圧巻ですが
えっちが無くてもやっぱり素敵!!
けどえっちも読みたい!!ww

2

イケメン逆差別と癒し

胃袋をつかめ!そして笑顔と癒しを!

菜摘が篠井をどんどん意識していき、篠井も菜摘の料理と笑顔を求めて通いつめる過程が書かれていますね。

篠井の甘いもの好きなことと職場での両方のイケメン逆差別が気の毒です。イケメン故に甘いもの好きな事をあげつらわれて同僚にも嫌がらせされて可哀想に。

でも菜摘のパンケーキを幸せそうに食べてくれて菜摘が見守ってくれて篠井には癒しの貴重な時間になりましたね。

菜摘が篠井を意識してしまって夢にまで見て。

篠井は無自覚で思った事を口にしますが、それがどんどん菜摘を舞い上がらせて。最後に!
この先はどうなるのかな?

可愛い二人でした。バイン・ミーとパンケーキが食べてみたくなりますね。

0

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