そなたが可愛すぎるのがいけない。 愛している、はじめて見た瞬間に捕らわれていた。

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表題作王と剣 ーマリアヴェールの刺客ー

アレク・王宮騎士団の騎士
イオ(イオカステ)・王女警護の騎士

あらすじ

王位継承権争いを避ける為、騎士として育てられた金髪碧眼の麗しいイオ。
突如決定された実妹イリア王女の大国ルキウス王への輿入れは、実はイリア王女を人質にするためだった。
妹と国を守るため、イオはルキウス王の暗殺の命を受けイリア王女に同行することに。
月の煌めく夜、剣の技に長ける精悍な黒衣の騎士・アレクと出会う。
彼の強さと生き方に惹かれていくイオは、孤独の心を癒すような瞳に誘われ、男に押し倒されて!?

若き王と紋章を刻む剣が交わる時、宿命の歴史が動き出す!!

作品情報

作品名
王と剣 ーマリアヴェールの刺客ー
著者
妃川螢 
イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
カクテルキス文庫
発売日
ISBN
9784866690179
3.7

(43)

(9)

萌々

(18)

(12)

中立

(4)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
10
得点
157
評価数
43
平均
3.7 / 5
神率
20.9%

レビュー投稿数10

イオが悲観的すぎて

なぜ会話で解決しようとしない?
素直に本人にたずねてれば全て解決したのでは?

イオが悲観的で。複雑な生まれで翻弄されて仕方ないのですが。妹はイオが守ってるつもりで全然自分の好きなようにやってて。イオだけが一人全てを背負おうとしてて。

王の剣。良い言葉ですね。まさかのラスト!
死ぬ覚悟でいたのに、あれれ?と。

アレクが何枚も上手ですね、剣も口も。
剣の手合わせのはずがあれよあれよと抱かれちゃって。

なんかイオだけが悲劇でした。まあ最後は幸せなんですが。

イラストがみずかねりょうさんの麗しい異国の衣装です。なぜか二人とも鼻が長くないですか?

0

騎士然さがよかった。

みずかねりょう先生のイラストの表紙に惹かれて購入(*´∀`)♪
だって、見て〜この麗しさ。
白と黒の衣装を対比させたシンプルながらな2人のかっこよさにうっとりしちゃう(´∇`)


受け様は、国王の庶子ながら、王位継承争いを避けるため臣下に養子に出され、騎士として育ったイオカステ。
王女として育った妹のイリアが、大国のノースガルドの国王ルキウスに嫁ぐため、その護衛として同行することに。
でも実は、大臣からルキウス王を討つよう密命をも受けていた。

ノースガルドにて王宮内を探索中、イオカステは美しいバラ園にて1人の騎士アレクと出会う。
こちらが今回の攻め様。
精悍な美丈夫のアレクと剣を打ち合ったり教えてもらったりして、イオカステは心を許していく。
アレクの方は何気にイオカステに色気を送ってるのに、まるで気付かないんだよなぁ。
ウブというか、純粋というか。
そんなところもかわいい(´∇`)

この攻め様の正体、読んでいて多分この人だよな、とあらかた予想つくんじゃないかしら。

アレクに惹かれながらも、ルキウス王を討つという密命のため、苦しむイオカステの姿にきゅんきゅん( ☆∀☆)
これが最後とアレクに抱かれ、覚悟をもってルキウス王との対面に臨んだのに。

その後の展開に、えーーーっ!!
あの時の覚悟はなんだったの〜(´Д`)
ルキウス王のやり方に、私もイオカステと一緒にモヤモヤです。
どうせなら、2人で一緒に立ち回ってほしかった。
黒幕を相手に「ひっかかったな」なんて2人で不敵に笑って欲しかったよ。

なんて、思ったりもしましたが、そんな展開だったら、イオカステの苦悩、という美味しい萌えはなかった訳ですしね。


みずかねりょう先生の挿し絵は、どのページも美しく、物語に花を添えてました。

1

受けが男の子感たっぷりでかわいい

「攻めと剣で手合わせしたいの!」とひたすらキラキラしてる受けの男の子っぷりに萌えました!
でもそんなザ・少年!ザ・男の子!な受け(いや年齢は大人ですがw)を、攻めは最初からエロい目で見てたんですねえw
最後のネタバレを読んでから、冒頭から読み直すとその対比にニヤニヤしちゃいました。
読後感さわやかで、読んで幸せになれるお話でした。
エロの量もほどよかったです

2

表紙のイメージ通りな話だけど、あまり心が動かない

表紙と中のイラストが、すっごくよかったです。
たまにバランスがいまいちなのもありましたが、二人とも美形さんでカッコよかった。

その表紙のイメージ通りなお話でした。

二人もキャラも好きなキャラでしたが、私はこの先が読みたかったなぁと思います。

読んで特に不満点は感じませんでしたが、あえていうと
もうちょっとハラハラドキドキ、どうなるんだろうとか、グッとくるような心揺さぶるところがあったらいいなとは思いました。

イオが夜中に庭園でアレクに会った時、アレクが実は王様なんだろうなーっていうのは、すぐに予想できちゃいましたが、アレクは最初から策略でイオが動かされてるって知ってたんですね。

まだ情報収集、証拠固め中だったにしても、全部わかっててだったなら、イオが暗殺しようとして捕らえられてからの5日間は特にですけど、もうちょっとやりようがあったんじゃ?という気がして、完全に道化なイオがかわいそうだと思いました。
イリアはちゃんと説明されてたみたいだし。

ただイオがアレクに翻弄されて道化になって結ばれただけって感じで、イオがアレクの剣として活躍する部分を読みたかったです。

結婚は最後にするにしても、アレクが王様だとバレるのは半分ぐらいの時点にして、そこから一緒に陰謀を暴くために二人が活躍してくれたらよかったなと思います。

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1

騎士ものと思ってるとガッカリする

王を暗殺するという密命を受け、暗躍する騎士…と言うとカッコいいのですが、あらすじのような活躍はどこにもなかったです。
受けがやってたことと言えば、忍び込んだバラ園で攻めと剣の手合わせ、酒を酌み交わし、猫と戯れる。
もうちょっと、相手を疑ってもいいと思うの…読者にはバレバレなんだし。
いよいよ明日決行、という前夜に、思い出づくりに抱かれる流れは切なくて、緊張感あってよかったんです。
それだけにオチが…。

自国の王からの手紙が来て、実はこうでした、と説明されてポカーンな受け。読んでる私も唖然としたよ…受けは最初から、攻めの手の中で転がされてた道化みたいなものじゃないの…。そりゃ受けも怒るわ…。

ラストは緊張感もへったくれもなく、受けが攻め様の妃となって大団円。ファンタジーとは言え、男が王妃となることに本人も側近も国民も違和感なく受け入れる世界観…えーと、こういう話だったのね…。
せっかくの腕っぷしが、勿体ない気がするんだけど。近衛騎士団に入るとかでいいんじゃない?駄目?いきなり婚礼って。受けは本当にそれでいいの?まあサブタイトルがサブタイトルだもんね……。

ええと、苦手な花嫁もの、輿入れものでした。
腕っぷしの強い受けが、かっこよく活躍するところが見たかったです。
挿絵は美しかったです。



3

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