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『高1です!』 ゚ ゚ ( Д )!!!!!!!!!ッ!
小学生にしか見えないッ どう頑張っても 小学生
高校生は半ズボンで通学鞄しょわないッ っていうツッコミから始まるのは
若い跡継ぎを筆頭に風呂屋を守るのは ほぼ人間な人間ではないヤツら
アヤカシとか妖怪もの読みたくて買い漁った時の忘れ形見を まつりに乗じて絶賛片づけ中です
人らしい感情がない 心のないロボット 鋼の心臓
言われ放題を自覚するきっかけにしては 彼らとの関わりはあまりにも衝撃的だった
人間ではない彼らと関わることで 硬く結んだ紐をほどくよう ゆっくりと心をほどいていく
のはいいんだけど 乙丸が結局何者なのか 人なの? 人ならざるもの?
不器用なもの同士が 他人と関わることで育んでいく何か を読むものなんだろうけど
ヤクザに拾われたのはなんで? 夢に見るあの子は?
そうですね あたしみたいな深く物事を読み取れない 前のめりの武闘派みたいなヤツが迂闊に手を出してはいけないものだったみたいです
タイトルだけなら美人が風呂入って「あっは~ん」なんだけど 意表を突いた人間らしい心を育てる優しいお話に 途中からどうにもついていけなくなっちゃって
スピンオフがあるようなので そっちも読んだらスッキリできるのかな?
人とあやかしのハートフルなふれあい物語ですね。
役所の駅北側開発のためにあやかしに会いに行く七尾。彼は思ったことをそのまま言っちゃうタイプでどうやら左遷されてきたみたい。
でもあやかし曰くキレイな子供のような魂の持ち主らしい。
あやしの湯であやかし達とほのぼのまったりライフ。お風呂に浸かっては乙丸と仲良くなり、なんだか感じたことのない胸のドキドキや高まりをおぼえて。
なんだか乙丸の過去もそんなに悲惨ではなく何故かあやしの湯に残れるし、あのヤクザさん達は結局なんだったの?
ふたりでイチャイチャしながらぼちぼち開発も進んでめでたしですね。
鉄の心を持つと課内でも評判の受け。
それを見込まれて、ある駅前の再開発担当に任命されちゃいます。
なぜならその土地の大地主さんは妖怪なんだけど、君なら大丈夫だよねと。
仕方なく交渉のために足を運んだところ、ひょんなことから妖怪さんが経営する「あやしの湯」に入ることになり……。
妖怪さんたちと、人間である受けと銭湯を舞台にしたほのぼのラブ&交流です。
受け様はとても真面目で言われたことを黙々やるし正直で嘘がつけないので、鉄の心だの感情がないなんて周囲から言われちゃってるけど決してツンデレさんではなく、天然でウブでかわいいんです。
そんな受け様のいいところが、ちょいちょい見え隠れして微笑ましい。
豆狸のぽぽんたの配慮によるプチ騒動やら、妖怪川女の残り湯の効力(ド淫乱になってしまう)といい、ゆるく笑えるネタがあれこれあって、ほんわり楽しめます。
キュンとするお話でした。
銭湯を中心に、妖怪たちのまちに乗り込んだ市の開発担当、七尾(妖怪っぽい名前だけど人間)と、妖怪乙丸の恋。お話はまさにタイトル通りで、あやかしのいる銭湯で、ひたすらウブでまじめなかわいい七尾さん(ももいろ美人)を愛でるストーリーです。
攻めの方は、怪力で言葉少なながら優しい乙丸。ツンとしつつもこちらもウブで、こっちが恥ずかしくなるような照れ具合で、みててほんわかしますね。
受けの七尾さんが光る作品ですが、攻めのキャラや、どんな妖怪のルーツがあるのか、もっと掘り下げられるとおもしろくなったかなと思います。
表紙から七尾さんはツンデレクール系なのかな?と思いきや、天然の入った素直な性格で正直ギャップを感じました。
しかしこの素直さ故にあやしの湯に関わる人たちと打ち解けられたのだと思います。
全体を通してほのぼのとしたテンポで進み、過去を知る者の訪問によって不穏な空気になるもののなんとも平和的な解決(?)でした。
七尾さんも妖怪になって幸せに暮らしましたエンドが目に浮かびます。
幸せあまあまでよかったです!