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表題作拾った男は悪魔

二条慎太郎,インキュバス
島崎ましろ(23),大学院生,不幸体質

その他の収録作品

  • Bonus track
  • あとがき
  • カバー下:おまけ漫画

あらすじ

島崎ましろの悩みは、とにかく災難がついてまわる
「極度の不幸体質」であること。
そんな彼が帰り道で見つけて介抱した相手は、
とんでもなく綺麗な顔をした「悪魔」だった――。
二条と名乗ったインキュバスは、
「食欲」に駆られるがまま、
ましろの身体を快楽に染めていく。
いわく、不幸体質というのは、
“人ならざるものたち"にとって極上の餌だという。
そうして味をしめた二条に住み着かれただけでも困りものだというのに、
彼に抱かれて以来、ましろは異常なほど
男にモテるようになってしまい…! ?

描き下ろし4ページ収録!

作品情報

作品名
拾った男は悪魔
著者
青藤キイ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
ISBN
9784801960640
4.1

(81)

(34)

萌々

(31)

(12)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
10
得点
333
評価数
81
平均
4.1 / 5
神率
42%

レビュー投稿数10

インキュバスものにしてはエロくないかも

インキュバスものといえば、とにかくどエロな展開を求めてしまいますが、この作品はちょっと大人しめ?

マシロちゃんという受の可愛い名前と、何歳?って聞きたくなるような黒髪童顔がハマらなかっただけかなと思いましたが、それ以上に、催淫に強い?という体質が…個人的にはイヤなのにトロットロにされちゃうのがスキですが、マシロちゃんはアクマの支配がわりとすぐ解けて自我を取り戻しちゃうタイプのニンゲンです

ストーリーは、イヤヨイヤヨも、から本当にお互いラブになっちゃう!というアレです

1

不幸体質だけど、イケメン悪魔拾っちゃいました

タイトルそのままですが、
超がつくほどの不幸体質のましろが路上で拾った
生き倒れ男は悪魔(インキュバス)でした。

整った面立ちに金髪、碧眼の絶世の美男。
〝二条〟と名乗ったその男は介抱するだけのつもりだったのに
気が付けばましろの家に居付き、その上、処女まで奪われてしまいます。

というのも、ましろの不幸を引き寄せる体質は〝資質持ち〟と呼ばれ、
悪魔たちの間では希少価値が高く、極上の餌とうことになるらしい。

そうした事情から二条の餌となり、その身を捧げる日々を過ごし、
挙句の果てには「今日からお前俺のもんな」宣言までされてしまう。

二条は人前だと愛想がいいくせに、ましろの前だと素のままで、
顔に似合わず横暴で、俺様で、ヤキモチ焼きだったり、鈍かったり、
悪魔らしさというよりはどこか世話が焼ける子供みたいで憎むに憎めません。

ましろは前半は二条に翻弄されっぱなしでしたが、
終盤に向けては腹を決め、往生際悪く逃げ腰な二条に正面から
想いを打ち明けるなど、意外な男らしさを見せてくれました。
そんな告白に悪魔なのに思わず赤面しちゃう初心な二条が可愛い。

仲直りえっちもとい、パートナー契約のときの
ましろの「もう腹ぱんぱんだってぇ」がすごくエロいです。
そんな腹満たされちゃうまで愛されちゃったんだなぁ…て、
二条のましろへの強引なくらいな愛が垣間見えますよね。

それと、ましろへの「好き」を最後まで引っ張って、
やっと二条の口からその二語を聞けたときの歓喜はハンパなかったです…
この瞬間をREC●したい…!とか思うくらいに。

ここに至るまでなかなか素直になれなかった二条は
何を怖がっていたのかなとふと思いました。
悪魔が唯一の人間と結ぶパートナー契約ってまるで
人間の結婚のようでロマンチックに思えたのですが、
悪魔にとってそこまで重いものなのかなぁ…と。
この契約によって何か失うものがあるとか?

当て馬として登場する須藤ははじめの方だけちょこっと掻き回して、
その後はただの善良な応援団と化していて、案外いい人(悪魔)でした。

この人のおかげで一度は危機を迎えたましろと二条だけど、
逆にこの人がいなければ2人の関係は上っ面だけで核心に触れることは
なかったと思うので、結構大事な役どころだよね…
須藤にはパートナーはいないのかな?

二条の名前がなんで魔界での名前と違うのかとか、
力が制限されてた理由とか、人間界にやってくる前のお話とか、
カバー下の後の展開とか、まだまだ気になることがあるので
ぜひ続きが出てその辺りが明かされて欲しいなあと思いました。

2

安心して読み返しちゃいました

絵がキレイでとっても丁寧な作品で、お話も楽しくて、安心して楽しめる作品でした。
インキュバスあるあるだけど、使い魔も可愛いし、なんだかんだとまわりのキャラもみんないい人(?)で。

ただ、物語にもっと危険やドキドキをという方には物足りなく感じるかもしれないけど、私としては受け君と攻め君の仲良しラブラブ感(でもツンデレ?)が安心して読めたので嬉しかったです。
とはいえ、ちゃんとイベント起こりますよ。一冊じゃおさまりきれない内容とかも見え隠れしてて、もうちょっとたくさん読みたかったなぁと思うのが残念です。
もっとみたいなぁという願いを込めて、おこがましいのですが「神」評価させていただきます。

2

スピンオフ希望

何がよかったって……絵がお上手なところ!
攻めはカッコよく、受けは可愛い……そして当て馬も素敵で、
言うことなしです‼︎

淫魔の二条に気に入られた人間・ましろ。
家に住みつかれ、生気を吸うために身体を好き勝手される日々。
それでも二条を憎めないのは、
意外と甲斐甲斐しいからだったりして^^

二条がとにかく魅力的でした!
ましろへの恋心を自覚した後はツンデレが暴走したけれど、
両想いになってからはましろにベッタリな大型犬に♡
嫉妬に束縛……最高でした‼︎

淫魔とパートナー関係を結んだましろが今後どうなるのかとか、
当て馬・須藤の恋は?とか、気になるところは沢山あります。

一冊にまとめるには少しボリュームがあり過ぎたかな?
続編があったら嬉しいかも(´∀`)

2

さり気ない所に萌え

初読み作家さんです。
タイトルの「悪魔」と表紙の絵の綺麗さに惹かれました。
中の絵も表紙と同じく綺麗で読みやすかったです。

1冊丸ごとのお話で、読みやすいコメディです。
大学院生のましろ君は昔から不幸体質で、これまでも色々な災難を受けてきたのですが、帰宅途中に道端で倒れていた二条を助けた事が更に災難を引き込む事になってしまいます。
自分は悪魔だという二条に強引に同居に持ち込まれたのですが…という始まりです。

人の良いましろ君が俺様な二条にぐいぐい自分のペースに持っていかれるのですが、2人のやり取りがなかなか面白いです。
ツッコミのタイミングがいいというか…。
他にも可笑しなエピソードが盛り込まれていて、終始楽しく読めました。
ましろ君は大学院生なので昼間は出かけていることが多いのですが、二条は家にいるようで家事を色々引き受けています。
それにも萌えや笑いの要素が仕込まれていて、さり気ない細やかさを感じました。
二条の使い魔がとても可愛くて癒されました。

2

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