貴方、こんな"攻"みたことありますか?

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表題作ユートピアダーリン

不動,商社勤務のエリート
黒川春音,32歳,課長で実は産業スパイ

同時収録作品第1話 未練を振り払ってくれた人

不動,商社勤務のエリート
安達泰時,32歳,不動の上司

同時収録作品第2話 自分を見つけてくれた人 

不動,エリートリーマン
坂井瑞希,26歳,協力会社社員・不動のバディ

同時収録作品第3話 大人のホントを見せた人

不動,商社勤務のエリートリーマン
元新体操選手・肩を痛めてリハビリ中

同時収録作品第5話 僕の大好きな人

不動,商社勤務のエリート
柏木礼介 不動の20年来の友人

その他の収録作品

  • 描きおろし
  • あとがき

あらすじ

スーパー攻様ゆえの悲劇に翻弄される彼に幸せはあるのか?
顔ヨシ、性格ヨシ、収入ヨシ、おまけに 床上手のエリートサラリーマン、不動。
飛行場、波止場、四畳半、アフリカ…
「恋人の幸せは自分の幸せ」をモットーに、今日も色々な場所で恋人を癒す。
それなのに気付けばいつも、恋人に利用されて捨てられて-----?!

『"攻"とは一体何なのか?』を根本から問い直す、サラリーマンラブコメディ BL!!

作品情報

作品名
ユートピアダーリン
著者
超涼閑筆報 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
ISBN
9784041061060
4

(76)

(42)

萌々

(16)

(7)

中立

(5)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
14
得点
300
評価数
76
平均
4 / 5
神率
55.3%

レビュー投稿数14

糸目攻めだよ〜

非常に独創的な作品。
というのは。

主人公は、不動、という男性。
この不動はいわゆる「スーパー攻め様」ポジションのエリートなんだけど、その時々愛した受け達にことごとく去られて…
…という斬新なストーリー展開。

ある時はサンクトペテルブルクのロシア美男・ジェーニャ。
その次はツンデレ上司の安達。
意図を持って近づいてきた協力企業の坂井。
スポーツ感覚でHをする元新体操選手。
同じ会社の産業スパイ・春音課長………

……それぞれに誠実に向き合う不動だけど、受け達は皆最後には笑って、成長して、不動の元から去っていく。
最後に残ったのは…
…という感じで、正直途中で行き着く先の予想はついてしまうんだけど。
元からの友人・柏木が真のパートナーとなるのです。
こうなってみると、いつも一番近くにいてくれた柏木の何を見ていたのか、お前それでも真のスパダリか⁉︎と問い質したくもなってくる。
柏木がこれまで何を感じながら不動の事を見ていたのか。考えると胸を掻きむしりたくなっちゃう。
傍観と許容が僕の愛。
そう言い切る柏木の強さこそがこの物語の本当の主役のようにも思える。
最後の最後に、勃たず、中折れ。そんな不動のブザマさこそが愛の目覚めだったのか?
とにかく、これまで見たことのないストーリーなのは間違いない。
その独創性に「萌x2」。
追伸、表紙より中身の絵の方がきれい系です。

0

奇想天外で面白かった

試し読みと、あらすじを読んで気になって購入したら、奇想天外で面白かった〜。

スパダリ攻めの不動君が、本当の相手に出会うまでの話だけど、途中で受けの柏木さんとくっ付くかな!と、予想は的中した。

受け1人目ジェーニャ、2人目安達さん、3人目坂井くん、4人目新体操の彼、5人目春音さん


1冊で、この人数と真剣に真摯に向かう不動君が、めちゃめちゃかっこいいし、ストーリーも納得の内容でした。

これ、続編希望したい。

柏木さんの背景とかファザコンとか、気になって仕方がない。
その後の、2人の生活とか読みたいわぁ〜。

初めての作家さんでしたが、まだ1冊しか出してないのね。珍しいお名前で、今後も期待しています。

0

安達さんの仕事観がかっこよくて憧れました

(表紙を見れば察せるのですが、なぜか、)柏木から不動への友愛以上の感情を持っていると思っていなかったので、最後は驚きました。笑

(まだまだただの親友と思っていましたが、)呼び方が変わったシーンは2人の関係性に萌えて、ドキッとしました。


ごみ溜めまで書類を探しに行ったり、命綱無しでヘリから飛び降りたり、身の捧げ方が異様なまでの愛の深い不動の、対柏木が最高でした。
安達さん達に対する不動と、最後の柏木に対する不動のギャップが好きです。

詩的な表現が多いところも、すごく好きです。

0

理想郷

不動が色んな人に恋をして、幸せを掴みかけたと思えばフラレてしまう…。
こう書くと不動が恋多き男のようですが、そういうことではなく(実際に好きになるのは早いですが)
その時愛した恋人とずっと一緒に居る幸せを望むのに、何らかの理由でいつも相手が去ってしまうという…
毎話の終わりがそんな感じなので、不動の気持ちを考えるとツラいし酷ですが
斬新な設定でとても面白かったです。

いつも相手が笑顔で去っていくというところに
不動の人柄が表れていて、切なさはあるけど温かさも感じられる不思議さがありました。

不憫なままで終わらずにいつも一番近くにいた柏木とくっついてくれて本当に良かったなと思いました。

1

そして彼も笑顔で去って行った…

〖DMM電子書籍〗
修正 : トーン、擬音
カバー折り返し : なし
カバー下 : イラスト
帯 : なし
裏表紙 : なし
カバーデザイン : コードデザインスタジオ
電子限定特典 : 漫画1P(安達さんと不動さんの出会い)
備考 :
三言 : 「彼が一体何をした」と攻めの代わりに問いただしたくなってしまう。何度も笑いそうになったけど、尽く真顔だから何だか不便で笑うに笑えないし…目一杯幸せを謳歌してもらいたい。

〖紙媒体〗
未読

1

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