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表題作門限8時の恋人

平 弘
ギャップに悩むアパレル店長
織田 糸衣
高校生

その他の収録作品

  • 描き下ろし番外編
  • カバー下(あとがき/キャラ紹介)

あらすじ

チャラい見た目に反して真剣な恋がしたいショップ店長の平。愛が重いとフラれて傷心の折、見知らぬ美青年から唐突に交際を申し込まれる。劇的な出会いに舞い上がる平だったが、即、身体の関係を迫られ!? いつも8時に帰ってしまう新しい恋人・織田のことを何一つわからないまま付き合い続けていたが、ある日、衝撃の事実が明らかに!? 人気急上昇中!じゃのめの純愛ストーリー。

作品情報

作品名
門限8時の恋人
著者
じゃのめ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ハニーミルクコミックス
発売日
ISBN
9784063650341
4.2

(98)

(45)

萌々

(35)

(14)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
10
得点
409
評価数
98
平均
4.2 / 5
神率
45.9%

レビュー投稿数10

未来を描く

ふたりの関係の始まりはとても純愛と呼べるモノではなかったけれど。
一緒に過ごす時間が増えて良いところ悪いところを知り、お互い心を明かし合って
最後にはすっかり素敵な恋人同士になるのがたまらなかったです。
もうダメだという場面もあったし、簡単にはわかり合えない部分もあったのだけど。
それでも衝動的にならずに時間をかけてゆっくりと。
ふたりなりのいい場所におさまって本当に良かったなと思いました。

ちょっと子供っぽい所のある弘と大人びた印象の糸衣。
めちゃくちゃお似合いなカップルでとてもあたたかい気持ちになりました。

0

良いヘタレ具合

最初ちょっと違うなと1話読んでから温めたら、2度目はしっかり浸れました。1話,2話あたり以降少し雰囲気変わる気がします。平さんが乙女でヘタレ系かと思いきや、かなりしっかり自分や信念がある人で。確かに別れそうになった時はヘタれるんだけど、そんなところ含めて未成年と付き合ってしまう大人としては、未成年に選択肢を与えたという意味で悪くない気がしました。年上×未成年のCPはこの塩梅が自分にとって重要で、嫌悪感のないギリギリのラインが良かった。そして年上×未成年CPの素晴らしいところ、カッコいい年上と甘える年上のギャップ!!!しっかり有りましたよ〜平さんがたまにヘタレだからなお良い。たまにみせる慣れてる感が非常に良い。本編中の謎気合いジャケットはぶっちゃけあんまりカッコよくなかったけど(ごめん)礼服はカッコ良かった…!

0

現実味はちょっと欠けるけど

 導入や所々の展開にリアリティを感じられない部分があり、ハマりきれない原因となってしまいましたが、全体的には雰囲気も爽やかで、じゃのめ先生の味のあるタッチで純愛を楽しめる作品となっていました。平がおじさんと青年の境目、みたいな絶妙な年代として描かれていて、酸いも甘いも噛み分けたというにはまだ早い、でも学生相手に恋愛するには苦みを知り過ぎているようなキャラクターなんですよね。糸衣を前に、いろんな場面で悩む彼に同情を覚えました。

 一方の糸衣はなかなか掴みきれない高校生で、行動力も、大人を前にしても物怖じしない胆力もありながら、手を繋いだりキスしたりするだけでも赤面するほど初心だし、でも、擦れた大人と付き合った経験もあって…というキャラなんです。彼の言動は正直、最初の頃は意図があまり見えませんでした。徐々に彼も掘り下げられて、家のことに縛られていたのはよく分かったのですが、それでもいきなり平に付き合ってと頼んだあの行動には私の中ですんなり繋がらず。ただ、大人と子供という垣根を越え、体の関係を健全な関係に引き戻して真っ当に愛を育んでいった2人は、きらきらして見えました。

0

かっこいい大人になりきれない年上攻め。

アパレル店長の平(攻)は、チャラくて軽そうな外見とは裏腹に乙女思考で恋愛体質。
「愛が重い」という理由で振られてしまうような男です。

ありったけ優しくするから、俺におれの恋人をください…
(↑「おれの」とか言っちゃうあたりに乙女思考を感じます)
なーんて思っていた時に突然告白してきたのが糸衣(受)でした。

ショーウィンドーの窓越しの告白。
いいですよねぇ、ドラマみたい。
劇的な出会いに浮き足立つ平は、まだ名前も知らない彼を知ろうとするのですが、糸衣は会話もそこそこにいきなりラブホへ向かいます。
次のデートも、その次のデートも、とにかく会えばセックス。
しかも強引に誘うわりに下手だし、絶対に8時前に帰る糸衣に困惑しまくりの平。

もっと素の姿を見せてほしい。
そう思ったタイミングで、大学生だと言っていた彼が実は高校生だったことを知るのです。
高校生か…世間的にも厳しいし、嘘をついていたというのも問題です。

だけど自分自身も寂しさを抱えている平は、寂しげな目をする糸衣と別れることなどできなくて。
「好きになるお付き合いしよう」と提案するのでした。

こうしてふたりの本当の恋愛がスタートします。
やっと、よく知らなかったお互いの本当の姿が見えてくるのです。
もう、ここからが最高でした…!
ちょぴっと生意気で冷めた印象だった糸衣が可愛い。
そして糸衣目線で語られる平さんがめちゃくちゃかっこいい。
めちゃくちゃかっこいい!!(2回目)
子どもっぽいところもあるけど、さりげない気遣いができて、ほどほどにエロくて。
いい彼氏ですわ。

この後の展開では、情けない部分もがっつり浮き彫りになってしまいますが…

格好いいところと、格好悪いところ。
大人っぽい顔と、子どもっぽい顔。
両方を持っている平だからこそ、すごく惹かれました。
格好いいシーンは糸衣目線でキュンとして、格好悪いシーンは大人ならではの葛藤に共感しました。

最終話がこれまた最高だった…
やっぱり糸衣視点の平さん最高!
優しさもかっこよさも増し増し♡
糸衣が初めて平と一緒に朝を迎えた日のこと。
数コマの回想しかないのが惜しいですが、「つむじから―…」という糸衣のモノローグがいい。
どんだけ甘い夜だったんだよ〜(p_q )///
具体的に描かれてない分、余計に想像が膨らんじゃいました。

ロン毛+髭って全然好きじゃないのに、とにかくわたしは彼の性格が大好きで、何度も読み返してしまうお話です。

1

『好き』のその先

新しい出会いを探していた平(攻め)はある日、
自称大学生の糸衣(受け)と付き合うことになりますが
出会ったその日に糸衣にラブホに誘われえっち!

それから会う度ラブホ→えっちが繰り返され
毎回8時には帰ってしまう糸衣に戸惑っていると
実は糸衣は高校生だった事が発覚!
それからはお互いを知るためのお付き合いをと
えっちはせずにほっぺにチューだけだったり、
ゲーセンでキスプリを撮ったり、
電話でやらしい事をしたり…(←!?)

8時帰宅の理由を知った時も糸衣を気遣う平。
平が、所々かまいすぎおかんのような、
オヤジギャグもとばすし、子供っぽくはしゃぐ。
そしてキメてるようでキメきれないヘタレ!
でも優しくてめちゃくちゃいいヤツなんですよねー…!
糸衣は、過去交際した人はいたけれど
本気になった事は無くて、今までの人とは違う
平に初めての恋心を抱いていき、そんな糸衣を
平も愛しく思っていきます。

身体先行で始まった2人の関係。
一緒に過ごすうちにお互いの新しい一面を知る度に
また好きになっていって…
気持ちが伴ってのえっちってやっぱり最高ですね!

「俺の初恋はどうやら永久機関らしい」
はい、糸衣くんから名言いただきました!
幸せで泣いてしまった糸衣を見てわたしも
目頭が熱くなりました…!

『好き』のその先に進もうとする2人。
温かく見守りたいです♡

7

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