腹黒天使はネコ耳王子と恋に落ちるか

haragurotenshi wa nekomimiouji to koi ni ochiruka

腹黒天使はネコ耳王子と恋に落ちるか
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×26
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
63
評価数
15
平均
4.2 / 5
神率
40%
著者
 
イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
イースト・プレス
レーベル
Splush文庫
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784781686127

あらすじ

猫系悪魔王子・流可の人間界での修行は、天使を堕天させること。
成功すれば念願の魔王になれるのだ。

どうせならハイスペックを自認するいけ好かない天使の亜門を籠絡してやろうと、
ほくそ笑みながら交際を申し込んだところ、すんなりとOKがもらえた。
嫌われていると思っていたのに。

だが、亜門は恋人になった途端、絵に描いたようなスパダリに豹変。
可愛がられ、甘やかされ、奥手の流可は課題をクリアする前に亜門に惚れてしまいそうで!?

表題作腹黒天使はネコ耳王子と恋に落ちるか

亜門、天使で人間を更正させる「更正保護官」、235
流可、人間界で修行中の猫系悪魔王子、220

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数5

バカな子ほどかわいい。

 腹黒中級天使である攻め様と、魔界の女王を母に猫妖精を父とする、魔力や階級としては微妙な立ち位置だけど、第一子ではある魔界の第一王子の受け様。
 
 攻め様亜門は更正保護官としてポイントを貯め出世して上級天使を目指していて、受け様の琉可は次期王として母親に認められるポイントを貯める為、人間界で出会う訳で。

 流可は天使である亜門を落とすことができれば高ポイントゲットになるので、落とす気満々で恋人として付き合いだすのですが、ここですぐに私は思いましたよ。
コレ、亜門だって同じ事考えてるよね…。どうして気付かないの、流可ちゃん。
しっかり者の執事であるダミアン達まで、ホントに思いつかなかったの?
流可ちゃんかわいさの親バカ加減でまわらなかったのかしら。
 ともかく、まったくの初心で素直で相手を疑うって事を知らない流可ちゃんは、おバカではあるのですが、それがどんどんかわいくいじらしくみえてきてとってもかわいい。

 亜門は初めは本当に顔はにっこり笑顔でも、心の中じゃせせら笑ってんだろうなぁ、と思わせてくれる一筋縄ではいかないいけ好かない野郎だったんですが、流可ちゃんの素直さやかわいらしさに触れていくにつれ、どんどん本当に落とされていきながらも、でも認めたくない、と葛藤してるのであろう様がみれて、にまにまでした。

 流可に嫌われる為だろうけど、亜門が流可ちゃんに悪態をついてるところでは、いくらなんでも言い過ぎじゃない?とグーパンチを繰り出したくなりました。
それでも、初めて恋を知る事ができて楽しい時間をくれた亜門の為にって流可ちゃんが出した結論は、潔くてアッパレ。
相手が自分を好きじゃなくても自分の好きな気持ちは変わりないし大事にしたいっていうのはなかなかに難しい事でもあると思うので、流可ちゃんって本当に自分を偽らないいい子だなぁ。

 2度目の、想いを通じ合った後でのえっち。
何にも知らない流可に嘘八百な事を吹き込んで、それを「知ってるし」とやろうと頑張っちゃう流可のかわいらしさを堪能しちゃう亜門に、コイツめー、と腹黒天使ぶりを見ました!!

 



1

もっと攻めザマァな展開を期待していました

腹黒な天使×素直でおバカな悪魔という珍しい組み合わせ。
受けのことを騙すつもりが逆に本気になっちゃう攻めという展開は大好きなのですが、もうちょっと攻めザマァな展開が良かったです。
嘘だとは分かりましたが、傷付けられた受けが可哀想で、攻めにムカムカしました。
受けは素直で可愛いですが、悪魔なのに猫耳尻尾で発言までニャァニャァ言ってたのはちょっと。。
好みが分かれそうですね。
ハッピーエンドで良かったのに、なんだか釈然としないような不思議な読後感です。

0

悪魔が純で天使が腹黒?

電子書籍で読了。美しく可愛らしい挿絵あり。

悪魔と天使がそれぞれの世界から人間界に降りてきて、お互いに自分に惚れさせようとするお話です。悪魔は他者を堕落させれば、天使は更正させれば、ポイントが付与されて位が上がるシステムになっているんですね。

魔界の女王の第一王子である流可は、父親が身分の低い猫系悪魔だったが為に魔力も弱く、長子なのにも関わらず「魔王になるなんて絶対無理」と母親にまで笑い飛ばされる始末。「人間界で一億ポイント稼いだら認めてあげる」と言われ、日本でポイント稼ぎをしています。でも、出自による身分差の大きい魔界では、馬鹿にされることも多かったためにひきこもり気味の生活を送ってきた流可は対人関係のスキルが異様に低くとても不器用。なかなか上手くいかない日々を送っています。でも、お付きの者たちの愛情に守られて育った結果、本質的にすれた所がない、綺麗な心を持っている子です。なんたって悪魔王子のくせに聖人と同じ名前ですからね。家族と言っても差し支えないお付きの者たちのために、そして自分を認めてもらうために、一発逆転を狙って、天使の亜門を堕落させようと決意します。
一方はアモン(悪魔)なんて名前を持つ天使。元々は下級だったのですがポイントを稼いで中級天使までのし上がって来た野心家。タイトルにも『腹黒』とされていますが、この人、初めはとてもうさんくさいんですよ。天使というより詐欺師っぽい。でも、読み進めていくうちに「あれ?腹黒なのかなぁ……?ちょっと違うんでない?」と思う様になりました。「この人も自分のことになると不器用になっちゃう人なんでない?」

小中さんの書く『不器用な人』はとてもいじらしくて、どことなく哀しい感じがします。
そう感じるのは、私たちも大なり小なり、こういう不器用さを抱えながら、ままならない日々を送っているからかもしれません。予定調和と言う人もいるかも知れないけれど、だからこその幸せな結末に拍手喝采いたしました。

1

攻めはキライだー

年齢対象外かも と恐れつつ、やっぱり小中先生だから と手にとってみました。
最初、攻めのスパダリ加減が鼻について好きになれず、また受けのあまりのアホさ加減に苛々してしまい、しまった ハズしたか(汗)と思ったのですが、段々受けが可愛らしく思えてきて、最後は「この子いい子じゃーーーーーん」と読み終わった時は安心感満点。攻めは最後までダメで、くそー1回痛い目にあえ(怒)という気持ちのままだったため、萌 とさせていただきました。
地雷はあまり思いつきません。本編のみ220pほど。

お話はコーヒーショップで流可がターゲットとしていた彼女から振られたところを、亜門に見られるシーンから始まります。ターゲットに逃げられたので、頑張って彼女を堕落させ貯めたポイントが、ペナルティとして3万点減点されちゃって、流可はしょんぼり。1ポイント1円(笑)で今月は38000ポイントぐらいしかないという現状(爆)。世知辛い・・・魔界の女王の第一子なのに、父親の身分が低いため魔王にはなれなさそうと気付き、母親(=女王)に交渉した結果、1億ポイント稼いだら魔王にすると約束してもらって人間界に来たのだけど、上手くいかず・・・とお話は続きます。ああ、どこの世界も厳しいよね。頑張れ王子。

攻め受け以外の登場人物は、受けのほとんど家族のような、執事(キジトラ猫姿)、使用人2名が出てきます。この執事と使用人たちは良い人たち♡もっふもふ猫の可愛さ全開といった記載はなく、きりきり働いてます。

******************* 以下は攻めに対する悪口含む 内容こみの感想

攻めが腹黒スパダリらしく、普段ならベタぼれするはずなんですが、なぜか今回はダメだった。受けがあまりに素直過ぎて、その受けをだますなんて許さんといった親のような感情が発動してしまったからかもしれない。最初から受けのことを騙してるやろ というのがもろ分かりだったからかもしれない。とにかくどうにもこうにも好きになれず、なんとかして攻めザマアにならないものか と思ったのですが、そのような状況になるわけもなく・・・・

受けはひたすらいい子です。途中からめちゃ見直しました。私同様、最初イラっとする方がいるかもしれませんが、終盤を楽しみにしてください。
でもなーやっぱり攻めザマアが良かった・・・すいません。

4

ミイラとりになっちゃったのは・・・?

小中先生の大ファンですが、今回はその中でも更に好きなパターン。
タイトル通りかなり腹黒な攻めで若干好みは分かれるかもしれませんが、個人的に「その攻めがー・・・」と言った展開が大好きでして。
特に終盤では、かなり切なキュンな展開で読ませてくれました。



内容です。
人間界に修行に来ている魔界のプリンス・流可。念願の魔王になるため、今日も人間を堕落させようと頑張っています。そこで何かと「仕事」で邪魔をする事が多い、天使で「更生保護官」である亜門。彼を誘惑して堕天させようと思い付きますがー・・・。

天使なのに腹黒な亜門と、逆に悪魔なのにある意味とても純粋な流可というカップリングです。堕天させてやろうと恋人になったら、嫌味な亜門が絵に描いたようなスパダリになり、惚れさせるつもりが逆に惚れてしまう受け・・・という流れです。

こちらの受けですが、単純でややアホの子ながら、真っ直ぐでお人好しだったりします。攻めを籠絡するつもりが、共に過ごすうちにあっさり心を許しちゃうんですね。最初は彼のアホな部分に笑わせてもらえるのですが、読み進めるうちにその健気さにに切なくもキュンとさせられます。

そして亜門ですが、こちらは腹に一物も二物もあるタイプ。
ここが個人的にかなり萌えた部分なのですが、彼には彼の目的があって流可に近付く。しかし、流可の純粋な部分に触れるにつれ、人当たりの良い外面に綻びが生じてくる-。
あまりに純粋な相手に対して演技をするのが難しくなってくると申しましょうか・・・。たまに隠しきれず見せる苛立ちだったりに、とても萌えるのです。
そして、ここが個人的に大好きなのですが、鼻持ちならない攻めが、騙すつもりだった受けに本気になってしまうと言うパターン。あまりに真っ直ぐな気持ちを向けてくる相手に対して、好意を持たないままでいると言うのは、実はとても難しいのかもと思わせます。

天使を堕天させれば、魔界に戻る事が出来、更に魔王になれる流可。逆に天使を好きになって更生してしまうと、二度と魔界には戻れず、最悪殺されてしまうー。
流可の決断がとても健気で泣かせてくれます。そして亜門の動揺ぶりと、初めて見せる素の部分に萌えさせてくれます。何でしょうね~。往生際悪くジタバタしていた攻めが、観念するのにスカッとするとでも申しましょうか。文章力が無いため、何が言いたいかさっぱり分からなかったら申し訳ありません。

攻めのキャラクターに好き嫌いが分かれるかもしれませんが、個人的にはかなり好きなパターンで萌えました。「攻めが本気になっちゃう」パターンが好きな姐さん、ぜひ読んでみて下さい。




9

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