お前の為ならば 命など惜しくない

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表題作辺獄のカレンデュラ(2)

カレン 死神
マコト ゴーレム(泥人形) 管理人

その他の収録作品

  • Final episode:描き下ろし
  • カバー下:表4 辺獄の昼ドュラ

あらすじ

『辺獄』と呼ばれる死者の世界――。
『死神』の役目を担うカレンは、恋人のマコトや仲間達とこの世界を守りつつ日々を過ごしていた。
ある日、マコトの父・清真に転生の命令が下される。
だがそれは、泥人形であるマコトが消滅することを意味していて…。
刻々と別れが近づく中、愛するマコトを救う為、カレンは苦悩するが…。

切なくも美しい贖罪の恋、ついに完結。

作品情報

作品名
辺獄のカレンデュラ(2)
著者
ハジ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
辺獄のカレンデュラ
発売日
ISBN
9784866570990
4.5

(50)

(34)

萌々

(11)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
229
評価数
50
平均
4.5 / 5
神率
68%

レビュー投稿数9

家族愛についても考えさせられ、感動し、泣きました。

(全2巻分のレビューです)

私的に、神作オブ神作です。
トータルバランスのレベルがものすごく高い。
つまり絵のキレイさ・ストーリー&設定・キャラ見た目&内面・えろ全部良い。
これまでこんな風に感じた作品は、朔ヒロさんの「ルビーレッドを噛み砕く」、南月ゆうさんの「ラブネスト」シリーズ、沙槻さんの「艶めく闇と溺れる光」シリーズ、等々です。

◯刊ジャン◯でも即座に通用しそうな躍動感・スピード感あふれる作画・ワクワクするような独特の世界観と、BLが出合ったら・・・それが私のハジさんへの第一印象でした。
辺獄を舞台にBLを描かれるなんて、なんという唯一無二の世界観・・・
ギャグセンスも大好き。
脇役もふくめ、全キャラが愛しい。
まるで生きているような作画で、今にも画面から飛び出て動き回りそうです。

カレンさんxマコトの愛だけでなく、友情、家族愛もが描かれている本作、イケオジ好きさんには特にオススメです!
さらに同作家さんでは「Badass」「月虹のガラン」「猿と桃」も私のイチオシですのでぜひ。
「月虹~」にはなんと本作キャラの関係者も登場します。

それにしてもデュールバイン(Dürbein)なんて言葉、どうやって探し出したんだろう?
ハジさんほんとスゴすぎ・・・

1

ハジ先生、凄いわ!

2巻完結なんて〜悲しいー。
すっごい、良かった!
これは、長編でも良いんじゃないか。
ストーリーの内容も、細かい所まで作り込まれているし。
スケールが壮大で、脇役の天使やキャラクターが個性的だし・・・読んでいて、面白いよ。
恋人とのラブ以外に、家族愛、仲間愛、全て詰まっていたわ。

そして、2巻・・・
いやぁぁぁ〜もー、後半に泣けたよ(߹‎‪ᯅ߹)
消えかかっているマコトの魂。
あがく、カレン。
そんな時に起きる事件。
魂の片割れを探しに行ったカレンの不在に大口現る。
死神の不在時には、補佐である物が力を引き継ぎ大口を叩く役割をもつ。
マコトは、命が尽きる寸前に最後の力を振り絞って大口を叩くシーンが・・・߹ᯅ߹

カレン&マコト、ハッピーエンドで良かった。
バトルシーン大好きなので、めっちゃ良かった。これからも、応援してます!
ついでに、監査役はスピンオフ読みたい。

2

光あれ

ハジ先生の世界は1巻では足りない気がして、やったぜ2巻完結!と思ったら2巻でもやっぱり足りないという。「Badass」はかなり評判よかったので&最近ファンタジーブームなので、ぼちぼち長期連載をもぎ取れないものか。

自分は制約のある世界で描かれたものが好きなので。例えば死んだら終わり、人生は一度きりとか。この例えが既にこの世界と相性悪いんですけど。今作の世界はあまりにも全てが作者の好きにできるドリームワールドで、それは一次創作者にとって当たり前かつ理想なんだけれども、どうもこの世界を受け入れることができなかった。
ファンタジーの世界は語られる部分と語られない部分のバランスも非常に大事だと思っていて、その相性がよくなかったなという自己分析。
BL云々まで辿り着くことすらできなかった感想なので、レビューとしてはイマイチですみません。

派手に登場させた大口も存在理由が謎だったしな〜

0

BLとしてだけでなく立派な家族愛ストーリー

普段は本とか映画とかで泣かないタイプですが、愛についての描写がうますぎて目頭が熱くなって少し泣きました。
お父さんいい人過ぎます。
2巻で終わるの本当にもったいないと思います。
主人公の転生の話も見たいです。

2

完結編

2巻は、辺獄という世界でそれぞれの運命を背負った二人の生き方と恋がクライマックスへ向かって盛り上がってきます。

けなげで純真なマコトと、酸いも甘いもかみ分けたはずだが記憶を失い、新たな人生を歩き始めたカレン。

しかしマコトは、彼の父が息子の死に耐えきれず、泥で再生させたゴーレム(泥人形)。父の転生に伴い、消えてしまう運命なのでした。
ここで、カレンを辺獄に送った閻魔さま(実は天使)がキーパーソンになります。運命に抗って愛の力を見せてみよ、とカレンにヒントをくれる。

マコトをかわいく愛しいと思うカレン。その気持ちが本物になる完結編でした。
脇役も活躍して楽しいお話でした。


2

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