SS付き電子限定版
1巻を読んだとき、あまり好みじゃなかったので、2巻は読んでいませんでしたが、3巻が今年発売されたのを機に読んだら…、いい!!!!!博多弁はもちろんですが、この槇さん(攻)のムサイ感じからくる、溺愛スパダリぶりにやられました。これは、好きだよ、今までごめんね…(作者さま)、何回も何回も読み返してます。溺愛攻、最高です!!それから、お仕事BLとしてもとても面白いです。頼られるようになりたい受の踏ん張りも温かい目でみてしまって、あれ!これ!槇さん視点かも!?ってなりました。
幸典は、せっかく福岡に戻ってきたのに引き継ぎと仕事に追われて全然部屋も片付かなければ槇さんともゆっくりできない状態で、必死で頑張ってる中と勝手にやってきた取引先の営業部長がいきなり暴言に次ぐ暴言、図面を破り捨て、その後もしつこくダメ出しを続けます。
敵意丸出しのその営業部長は槙さんの弟の光二朗でした。
1巻でもそうでしたが、九州の男で工業系の男は、乱暴で拒絶的な言動をすることが多いのかな?と思わされ、読んでいて嫌な気持ちになりました。
幸典は、父親がちゃんと仕事を教えないこと、光二朗からの度重なる理由を説明しない暴言、その他もろもろが重なって、とってもかわいそうな状態になります。
光二朗を悪いやつじゃない、わかってやってくれ、という人たちにかなりむかつきました。
言いたいことは分からなくもないけど、言葉足らずで失礼な言動をとる人のことを理解してくれというのはずいぶん乱暴な話だと思いました。
1巻に引き続き、いろいろともやもや、いらいらさせられました。
物語の展開に必要なのでしょうが、または九州男で工業系の男にありがちな言動なのかもしれませんが、だいぶひどいな、かわいそうだなと感じました。
心身ともに疲労が蓄積し倒れそうになった幸典を拉致した槙さんが放った一言。
「あんたのもんばい」
これにはかなりジーンとしました。
光二朗が敬愛する大先輩の職人が職場で倒れてしまった事件を経ての円満、ハッピーエンド、となりました。
1巻もそうだけど、ハッピーエンドまでに幸典が可哀想な目に遭いすぎるのは、読んでいてきついものがありました。
だいぶはらはら、いらいらしましたが、最後に幸せを感じて萌えました。
巻末描き下ろし「槇さんがいない日」
恋人同士になってからも仕事が忙しくてなかなかゆっくり過ごせない2人が、せっかくタイミングが合いそうだったのに、槙さんの大阪出張でまたも残念、というお話。
両想いになったけど仕事があって責任ある立場の2人が、わずかな時間の逢瀬に大盛り上がりする様子にとっても萌えました。
待望の好みじゃなかとの2巻目、楽しみにしてました。
個人的、各項目5段階で
仕事 3
甘さ 2
エロ 2
な感じだと思います。
前作に引き続き、槇さん×幸典さんのカプです。
前作は、別の作品が同時収録されていましたが、今作は丸々一冊が好みじゃなかと、になっております。
今作は、社長代理として仕事に奮闘するも、まだ力不足の幸典さんと、それに対して辛辣なことを言う、槇さんの弟の光さんとのやり取りなど、仕事要素が多めなので、恋人同士となった槇さんと幸典さんの甘い絡みは少なめです。でも、そんな中でも垣間見える槇さんの無骨な優しさや幸典さんの槇さんを翻弄する言動にドキドキさせられます。
だけど、社長代理として頑張る幸典さんに対して、父親で社長の指示や光さんの敵意ある言動で、厳しさが読み取れるので、その辺でも甘さが無いので、ちょっと幸典さんが不憫かなと思ってしまいました。
お仕事要素多めで、今作から登場した槇さんの弟の光さんや脇役キャラの職人達、各々の心情や仕事への向き合い方などが細かく描かれていたり、槇さんと幸典さんのほんのり甘く優しい恋人要素にキュンキュンなので、是非とも読んでほしいです。
かなり再読率の高い一冊です。
一時期方言BL沼にハマり、色々漁っていた時に出会ったこちらの一冊。
2ndとあるとおり、前作からの続編になります。
前作も最高でしたが、もっともっと二人の絡みが見たい!と思っていたので、
丸々一冊表題作のこちら、嬉しかったです・:*+.(前作は表題作の他にもう一作入っています)
無自覚魔性の幸典くんに、槙さんと一緒にドキドキしまくりでした……
口でご奉仕する幸典に対して、「そんなことしなくてよか!」と焦る槙さん。
…うーん、博多弁、堪らないです。
「今日は…一日中槙さんのこと考えてた気がします…」なんてベッドの上で赤らんだ頬で言われたら、槙さんじゃなくても惚けちゃいますよね。うーん、天然魔性恐るべし!
気持ちが通じ合った、「その後の二人」の様子が見られ、お腹いっぱい大満足になれる一冊です◎
願わくは3rdもぜひーー…!