楽園は手の中に

rakuen wa te no naka ni

楽園は手の中に
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×29
  • 萌8
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
66
評価数
19
平均
3.5 / 5
神率
5.3%
著者
浅井西 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
価格
¥638(税抜)  
ISBN
9784796411431

あらすじ

堅実で有能なサラリーマンの涼平は、高校の時に家族を失ってから一人暮らし。
お隣で幼なじみの太郎とは元恋人で現セフレだ。
太郎は30を過ぎても下がゆるく劇団員をしながらバイトをしている自由人。
性欲処理のためと割りきっている涼平だが「俺のこと好き?」なんて聞かれても困る。
以前そう言われて付きあったのに、太郎には別の女がいたから――
もう二度と傷つきたくなくて……?

表題作楽園は手の中に

太郎、定職を持たない劇団員・涼平の元恋人、31
森井涼平、堅実で几帳面なサラリーマン、31

その他の収録作品

  • 楽園にはまだ遠い
  • 楽園の見つけ方
  • 楽園の向こう側 1 / 2(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下:自宅設定ラフ、向こう側①の後

レビュー投稿数4

セフレからの・・・

ジャケ買い。
イラスト綺麗だなと思って買って読んだら、
攻めのキャラ(太郎)とんだクズだなと衝撃を受けました(笑)

でも話を読んでいくとセフレかーと納得。
堅実で几帳面なリーマン男(涼平)がトロトロにとかされるのはいいですね。
なのに、セフレかー(二度目www)

果たして依存しているのはどちらなのだろうと思いました。
最終的にはそこらへんが綺麗に纏まっていくので是非読んでみてください。

そして、最後のあきらくん(太郎を慕ってた男の子)の彼氏が出てきたので続編を希望。

0

家族愛のような純愛

昔恋人で今は隣人でセフレ。でも両片思いの2人の話。

タロちゃんが自由で自由で。涼ちゃんを大事にしているのは伝わってくるけれど、本気でのめりこんだら危険そうなのは否めないキャラ。でも、ダメ男ってなぜか魅力的に見えてしまうのよね〜罪だ!

一方の涼ちゃんは安定重視のしっかり者。でも本当の気持ちを抑えてるのが分かるのよね。
一人で生きていけそうで脆いかんじの涼ちゃんをタロちゃんが欲しい時に駆けつけてくる感じは長年の強い絆ってかんじで素敵でした。

そしていちばん良かったのが、涼ちゃんが本当にやりたいこと、小説家を目指して変わっていくところ。
昔のトラウマから抜け出して、素直に好きな物を追えるようになった涼ちゃんに良かった良かった!と嬉しい気持ちになりました。
涼ちゃんの心理描写が中心で進んで行ったので、タロちゃんの心情が少し足りなかったなぁという気持ちもありました。もう少し、タロちゃんのことも知りたかったなあ。
とはいえ、優しい雰囲気でとても良かったです。
エロもとろとろな感じで良かったです。

0

失いたくないから、頑なになる

生活も仕事ぶりも型にはめたように
真面目な涼平と
自由奔放で色んなことにだらしない太郎のお話。

日常を乱すはずの太郎を甲斐甲斐しく世話し、
まだ想いはありそうなのに
恋人に戻ることをなぜ拒み続ける?
と、どちらかといえば
涼平の気持ちが掴めませんでしたが
読み進めていくうちにその心が明かされていきます。

14年前、事故で家族全員を亡くし
ひとりになってしまった涼平は
今でもそれを自分のせいだと負い目を感じ続けている。
元々、太郎と涼平は正反対の性格だが
それでもふたりは惹かれ合って恋人になったのに
太郎が女子と抱き合う姿をみてしまい
真相を聞くのがこわい、素直になれない、
だからもう終わりしてしまおう
という涼平の逃げが
何年にも続く負い目に繋がっているんだな‥
と思いました。

涼平は正しく真っ直ぐ人並みの生活を
しているかのように描かれていますが
盛大なヘタレだな、と(笑)
家族を亡くした過去を乗り越えるのは
とても大変だったでしょう。
そんな時もそばに居てくれたであろう
太郎のことを信じてみる強さをもっと早くに持てたら
ふたりはこんなに遠回りせずに幸せになれたんじゃないのかな‥

今度こそふたり、幸せになることを願います!

0

完璧に理解するのは難しい関係

もともと「クズBL」の企画で描かれたというこちらの作品。
クズはこっちだな、と思って読んでいるうちに、どっちがクズが分からなくなる不思議。

初読のときに入れた評価が確定してしまっていましたが、あの当時より少し柔軟になった頭で読み直しても変わりませんでした。

リーマンの涼平と劇団員の太郎は隣に住む幼馴染み。
14年前、高校時代に2週間だけ付き合ったものの、いまだにからだの関係はある。
「俺のこと好き?」「また付き合う?」と何度も言う太郎だが、涼平は頑なで…。

というのが大筋ですが、大きなテーマが同時進行であります。
涼平は事故で家族を失っていて、ずっと家族と暮らした家にひとりで暮らしています。
そこに居続けることが、家族がいた証になる。家族と一緒に逝けなかったからには、自分はここを離れてはいけない。後悔が呪縛になって、家に縛り付けられています。
そこから一歩踏み出すために、というトラウマからの解放の話なのですが…。

わからない!
太郎が分からないんですよ、わたしには。
ずっと涼平を思い続けて、喪失感で空っぽになった涼平を支えて、トラウマを引き起こす雨の日は必ずそばにいて…、と献身的。
だらしないのは生活態度と定職に就かないから生活が不安定という点だけで、涼平が勝手に思い込んでいる身持ちの悪さも劇団員の証言によると無実のようで。
そこまで献身的に想い続けた相手ですよ?
その相手とまた付き合うことになった途端に「海外行く。戻るか分からん」。
え?っていう。どういうこと?って。
「お前はもう大丈夫だな」って、どういうこと?って戸惑いしかありません。

この展開のせいで、読者が信じていた「涼平にべた惚れな太郎」の姿が偽りで、「トラウマに苦しむ幼馴染みを救うためにそばにいて”あげた”偽善者」に変わってしまいました。本当は好きでも何でもなくて、ただの足枷だったのかと。
そこから一気に太郎は自由な人間、どこにでも行きたいところに行けたけどここにいてくれた優しいやつ、みたいな感じに涼平の太郎評が出てくるのも、よく分からない。
たとえば汚い太郎の部屋の壁にずっと海外からの絵ハガキが貼ってあるとか、たまにそれをぼーっと見てるなんて描写があれば納得できるけど、そういうのもなく急に「海外!」しかも「戻らない!」って、分からないー。気持ちが通じたら離れてもOKって言うひともいるけど、戻るでしょ。「いつかはわからないけど、俺が帰るのはお前のところだから」でしょ。
ズバッと切り捨ててしまえるところが「自由人」って言うより、「そんなに好きじゃなかった?」という疑問になってしまったのが残念でした。

とにかくこの2人、言葉が足りない。
別れたときも太郎は食い下がってないようで、おそらく別れを決めた本当の理由を知らないし、海外行きの件も急に言うから伝わらないし。
でも再会したときの感じだとおそらく「もう二度と会えなくてもいい」って思ってたっぽいですね、太郎の方は。

そんなわけで一途!と思って読んでいた人物の気持ちがいいところで急に熱量が急降下して、盛り上がった分だけ読者の気持ちも急降下!という現象が起きる作品です。
分からないのはわたしのせい?と、もう一度読み返したけど、やっぱり分かりません。

1

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