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療養中の大学生柔道選手:園田史郎×修行中の旅館の跡取り息子:百山千晴です。
コミュ障なのに旅館の跡取り息子としてアルバイトをしている時に療養中の園田と知り合い、仲良くなっていくところから始まります。
で、日に日に仲良くなっていくのですが、園田が千晴にゲイなのか?と聞くのですが、他人どころか自分も誤魔化しているのに、他人に指摘されて思わず泣いてしまいます。
そして園田に好意を持つようになるのですが、園田が突然チェックアウトして、別れの挨拶をするのですが、まさかのアルバイトとして従業員になることに。
もう1人の従業員の麻布と仕事をし、千晴が跡取りとしての自覚を持つようになったのか、成長することに。
園田の好意も益々上がっていくのですが、園田が鈍感で、麻布の事が好きなのか?と意味のわからんことを言い出します。
というか、麻布に言われて自分は千晴が好きなのだと自覚します。
というか、麻布が有能過ぎますね!彼がいなかったら多分2人は付き合うことがなかったと思います。(有耶無耶のままキスだけしてそう…)
すごく読みやすい話でサラーっと読めたので初心者さんにおすすめです。
絵がとても綺麗ですね。
大和名瀬さんの作品は色々読んだのですが、印象に残ってるのは、初めて読んださあ恋に落ちたまえかなあ…。
こちらのお話も色々盛り込まれてるのですが読み終わってみると、麻布くん、なんて出来る子!って感じで。
千晴のコミュ障ぶりもその原因も、それを真摯に受け止めてくれる園田も、そんな二人を見守ってフォローしてくれる麻布も良かったです。大和名瀬さんらしく、その他の皆さんも明るくて賑やかで。
園田の言葉遣いと気遣いが大学生とは思えないほど完璧で。
二人のすれ違いや両想いやイチャイチャが微笑ましかったです。
コミュ障なのに話し出すと止まらないっていう、千晴くんのキョどり具合に、思わずわかる!と言いたくなりました。
にしても従業員も跡取りに対して小馬鹿にしてるというか、フレンドリーというかなんというか^^;
初々しい二人がくっつきそうでくっつかないところ、うまく後押しする麻布くんの存在は貴重ですね。
最初はただかき回すだけかと思っていたのですが、最後まで二人と旅館のために奮闘するところは最強スーパーサブでした。
絵もとても綺麗で最高にキュンキュンしました。
攻めが格好すぎてあんな男ないかなー。。って思っちゃう
萌えるしかない攻受設定でした。
礼儀正しい筋肉すごい攻めと美人でうぶな受けですごく萌えて最後まで楽しかったです。それと麻布くんいい人すぎてビックリww最初はチャラチャラ。。。。。って思ったのにww
主人公は温泉旅館の後継ぎの千晴。
ですが、千晴は極度のコミュ障で、要領も悪く失敗ばかりしている。
周囲の女将(千晴の母)も仲居さんたちもフォローというよりただ「しっかりして」と言うばかり。
宿泊客として怪我で休養中の柔道の有名選手・園田が泊まっていて、千晴は何かというと意識してギクシャクするが…
…という設定。
あまりに不自然な千晴に、園田は『あなたは男性が好きなんですか?』と尋ねる。
実際千晴はゲイのようです。
そう言われてから千晴は園田個人に興味が出てきて、園田の方はゲイ設定は特にないようだったけど千晴には気があるようで、その後は2人がくっつきそうでくっつかなさそうで、千晴は相変わらず失敗が多くて、園田はほっとけない感じで…
園田は宿泊客であることをやめて、改めて旅館の短期バイトとして一緒に働くことになる。
途中で出てくる有能なバイト君は、2人の仲を取り持つのも上手で…
男らしくてカッコいい園田と可愛らしい系の千晴のカップリングはマッチするので、絵柄的には「ザ・BL」!って感じです。
物語のちょうど半分くらいで2人が両想いになりますが、園田が柔道に戻るので一度は離れ離れに。
それでもバイト君の計らいもあって、素直に試合の応援に行く千晴。
無事銅メダルを取り、約束通り千晴を抱く園田です。
…と、千晴も成長し、園田も柔道に復帰し、オールハッピーエンディング。(旅館の跡取り問題は棚上げですが。)
カッコいい攻めと可愛い受け、どぎついHはなくて優しい恋の進み方、適度に波乱もあり、と非常に読みやすい作品です。
さすが大和名瀬先生。