特典ペーパー/電子書籍限定イラスト付
ひみつの協力関係から始まる、スパイシー&スウィートな開発ラブ♡
読み始めて二人の挨拶の後の展開で読むのを止めそうになりました。
が、いかん!ちゃんと読まねば!と最後まで読んでみたけど…。
うーーーん。倫理観貞操観念ユルユルというか、東京って怖いっ!こんな人いるの?ってくらい急展開で。
友達でも良かったのでは?訓練もやらなくてさ。別にBLにしなくても…と思えてしまって。
うーん、大学進学で上京して隣の部屋に挨拶に行ったら、部屋に呼ばれおしゃべりして、元カノとの別れの理由を話し(この時点でも怖い)、なら訓練しよう!って無理矢理手を出され…。その後も何度も…。
なんかお互いが惹かれるところも描写があるんですけど、やっぱり訓練って言って体に手を出すのが無理でした。
友達でちょっとほんのり匂わせる感じじゃだめだったのかな?
中編二本入ってました。
絵はシンプルでお話はさらっと。
一本目は感度トレーニングと称して
田舎男子がチャラ男にえっちなことされちゃいます。
チャラ男に影を見せて悩んでる匂わせして
田舎男子は他の友人達とは違う反応していいこと言って…。
そういうの、ここで攻めは受けに惚れました!よろしく!っていう作者の意図が見えそうで変な感じでした。
起承転結がカッチリなのも個性を消しててなんとも。
お話のつくり方の見本を勉強しながら見様見真似で作ったように見えちゃう。
二本目はビジュアルが好み。
お話は一本目と同じで「作られた」印象でした。
◾️表題
流されに流される受け(柊)を見守る作品。「陽だまりのオレンジ」既読で、そちら同じく絵は可愛かったんだけどどうもストーリーは物足りない。あ〜虎太は結構真面目にモデルの仕事やってるんだなってエピソードがあった以外は、2人の魅力が伝わってこない上に、虎太が約束ほっぽりだしたりマイナスが乗っかっちゃってなんだかなという。キャラデザも可愛いのに勿体ない気持ちに。
◾️それを僕らは恋と呼ぶのさ
こちらも、絵柄はとっても可愛い。だけど2人の魅力を感じたり、関係性が馴染む前にどんどん勝手に展開して盛り上がって完!って印象でした。話数が少ないからしょうがないところもあれ。
BLに限らず、少女漫画でも何でも「パターン化した設定」というのがありますね。
ひとことで言えば「王道」なのですが、王道パターンを踏襲していても魅力あふれる作品も多々あるわけで。
田舎から上京してきた純真無垢な大学生が、アパートの隣に住んでいるイケメンに食われるという設定は結構ある。
その「結構ある」設定に、いかに自分の色を付け足すかが作家さんの腕の見せどころ。
この作品では引っ越しの挨拶に行った流れで、なぜか部屋に連れ込まれます。
さらになぜか恋愛話から、早漏トレーニングを行うことに。
初対面で、早漏トレーニング。
しかも純真無垢な田舎少年を言葉巧みに騙すというより、田舎少年に躊躇いがない。
その後、イケメンと仲良くなって、いろいろあるわけですが…。
うーむ…。
わたしには、この2人のひととなりが全く見えてきませんでした。
性に奔放見えたイケメンくんはそうでもなく、真面目そうに見えた田舎少年は性格悪い。
それくらいしか伝わってこないので、物語に入り込むきっかけが見つけられず。
2人の感情の揺れも見えてこないし、読み終わった時点ですら、いつのまにか好きになってたっぽいという感想しか出てこなかった…。
同時収録はカフェを舞台にしている、食べ物大好き人間にはたまらん設定。
なんだけど、こっちも人物描写とストーリー進行がいまいちでした。
読者への状況説明的な台詞を、店長相手に言う違和感。
お菓子作りもキッチンを貸しているんだろうし、バイトくんが作ったケーキをお客さんに振る舞うのも店長の了承が必要だから、常連客とバイトくんの関わりを逐一その場で見ているはずの店長に言っても、「うん、知ってる」「それ、見てた」って思うよなあ、と感じてしまう。
傘がないと帰れない男の子っていうのも「え?」って思うし、傘持ってたのにびしょ濡れになってるのも分からないし、いろいろとツッコミどころばかりで。
全体を通して感じたのは、圧倒的な人物描写不足と会話の不自然さ。
せっかく綺麗な作画なのに、人形を動かしているだけに見えてしまって、もったいないなあと思った次第です。
辛口ですみません。
表題作はリア充イケメン・虎太と地方上京組・千尋のお話。
千尋はすれていなくて素直でとっても良い子な印象。上京組って警戒心強いイメージなんですが、虎太が同年代の男の子ということもあってか初対面ですぐに打ち解けて感度トレーニングなるものまで受けてしまう。チョロすぎて心配…。
でも虎太も見た目チャラいだけで悪い子じゃなかったし、ちゃんと千尋を大切にしてくれるのが伝わったので良かったです。
合コンに参加した千尋を焦って迎えに来て、はじめて名前呼びしたところにめちゃくちゃキュンとしました。