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表題作月と太陽(2)

椿
メイクアップアーティスト
山田将大
ヤクザの家のドラ息子

その他の収録作品

  • 長かった夜。
  • あとがき
  • カバー下 1コママンガ 2本(in ホームグラウンド①②)

あらすじ

どうしても手に入れたいモン見つけた
それは……アンタやーーー…!
迫力美人・椿xチンピラヤクザ・将大の魅惑の凸凹♡ラブ・トレーニング完結‼︎

ヤクザの家のドラ息子・将大(まさひろ)はメイクアップアーティストの椿と出会いその美しい外見だけでなく、内面の強さに惹かれ彼の影響で更生し始める。
椿ともっと一緒に居たいと思った将大は家を出て同棲を始めるが、周囲は反対モードで……?
大人気「花といっくん」シリーズスピンオフ!
魅惑の凸凹♡ラブ・トレーニング完結‼︎

作品情報

作品名
月と太陽(2)
著者
阿部あかね 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
花にくちづけ
発売日
電子発売日
ISBN
9784403666476
4.5

(92)

(61)

萌々

(22)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
14
得点
414
評価数
92
平均
4.5 / 5
神率
66.3%

レビュー投稿数14

不自由な男達が自由へと解放されていく

やっぱりあかね先生、いいわー。
あかね先生の描く「腐り萌え」が最高です。
アイム・ユア・プリズナーの大成✕来斗のアホエロがクセになりました。
向上心のあるアホが好きです。←褒めてます。
「猫、恋に焦がれる」と「猫、愛を知る」がBL版じゃじゃ馬ならしで面白く、遡ってやはりこちらの月と太陽も読みたくなりました。
2025年の10月現在で絵柄とか古いかなぁ…。
の心配は杞憂でした。いま読んでも面白かった!
褒め上手で将大を懐柔しているオスみと色気がヤバい椿が、キャラ立ちしていてずっと見ていたくなる。
将大が椿さんに変容されていく話しだと思いきや2巻では、椿が過去と向き合い自分を知り、一人でも生きていけたのに、愛を知って一人では虚しいことを実感する描写が秀逸でした。
愛を知る。ですね。
あの将大が愛を教える日がくるなんて…。
あかね先生の作品は胸に刺さります。
読んでしばらく経っても思い出します。
それが神作品だと私は思います。
華と楽、これから読みます!

2

「ほんと……いい男」

「ほんと……いい男」
このセリフは椿が強がらなくていい、と思えた時にそれを気付き、声に出せた事こそが”強さだ”と気付かせた将大に向かってこぼした本編最後のセリフ

椿は「強がっていた」って言うけれどそれに対して「また強くなった」と今までの椿を肯定しながらもこれからの向き合い方を示した将大
簡単に「強がらなくていい」と言うのではない所に阿部先生作品らしさを感じて痺れます

「強がらなくていい」という言葉って優しくも聞こえるけど、今まで踏ん張って来た時間やそれまでの自分を少し蔑ろにしてもしまう気がするし、弱みを見せたいって訳でもなかったりもするかも知れないので…
安易にこの言葉を使わず、過去も今もこれからも包み込む将大の存在は最高に「ほんと……いい男」


そして、私からしたらこの言葉はこの作品に出てくる将大は勿論椿にも、そして椿の悪友、教育係の中さんもお爺も、いっくんも花ちゃんも……何なら椿のママも全員に向けて、「ほんと……いい大人」と呟きたい

みんな「ちゃんと」生きてます
それだけできっと人としてのイカした一面は誰しも持っているハズ
そこに気付ける人でありたいし、その価値観が一緒な事に安心したり、逆に気付く事で新たな一面が開花したり…
ほんと、人生ってオモシロイ‼
と、この「月と太陽」を通じて思わせてもらえます


やっぱり好きだなぁ~、阿部先生!

因みに…表紙で一瞬椿のパンツライン辺りの黒味に「ワオッ」と思った方へ(←居るんか?w)
こちらは椿さんの入れたTatooのデザインの一部です♡際どい所に入れちゃう椿さん、カッコょ…///
1巻でその存在は示されてましたが、改めてこのTatooが登場するシーンのエロさが最高だ!という事もお伝えしておきたい(〃ω〃)

カッコいいお話しで更にエロもカッコ良く変態的にエロい…!
このCPならでは!の世界観…!なかなかお会い出来ない類のカッコ良さです♡
女装攻めのカッコ良さ、かわいさ、色っぽさ…♡
女装に攻められるヤンチャな受けのかわいさ、オトコマエっぷり、母性を刺激してくるきゅんの嵐…♡
おススメしかない作品です!!!!!

「ほんと……いい作品」

2

こんな攻め良いですね!

ガキだった将大が椿のおかげですっかり男らしくなって。

大人の嗜みも教わって。
叱るよりこんなふうに言われたら、ちゃんと自覚して反省するなと思いました。

今度は東京が舞台ですね。

椿の闇が見えそうで出てこなかったけど、将大を閉じ込めたいと思ったのかな?

将大はもう椿と一緒になる気なようで。
将大が男前な台詞で椿を乙女にさせたり、可愛くなって椿に男の顔をさせたり。

友達が寝てるそばで椿と!!二人と目があっても止めない椿!

最初は椿のアソコも体も抱くのも抱かれるのも無理って言ってた将大が…。

椿ママとの溝も将大が取り持って。

大人の自立オネエ攻め。良いですね!
年下受けを育て、受けにも支えられ。
恋人だけど母のようで男でもあって。
将大に振り回される椿、良かったね!

阿部あかねさんの絵が前から大好きで、本当にお上手ですよね。
不自然なわざとらしい動きやポーズがなくて、背景も絶妙に描き込まれてて。
特に目が色っぽいんですよね。

個人的な感覚ですが、すごい演技派の女優さんの演技を見てるみたいです。
思った通りな、違和感ない感じ。

2

意外と冷静に物事を見てるんだな

 ストーリーとテンポはとても良かったです。特に、将大の成長が大きな見所になっていましたね。前巻では椿に喰われてばかり諭されてばかりで、子供っぽさが目立った将大ですが、2巻ではまだ甘えたなところは残りつつも、椿を驚かせるシーンが何度かあり、椿と出会ったことで彼の人生観がぐっと変わったんだなぁと思いました。人ひとりを変える出会いってすごいなぁ。

 椿からすると将大の成長は、嬉しさ半分寂しさ半分ってところでしょうか。大人びた思考になっていく将大をかっこいいと思ったり、この子を選んで良かったと思ったりする一方で、時折不安な表情を見せていたような気もして。年下の恋人の世界が広がっていくことは怖いですもんね。将大には椿のそんな不安を吹き飛ばすくらい、破天荒な大人になっていって欲しいなと願います。濡れ場は正直、1巻の方が萌えるプレイが多かったというのが個人的な感想。それでもストーリーには満足でした。

1

いかつい顔の椿さんも素敵!!

将大は『花といっくん』で救いようのないサイテーの男だったのですが、段々かわゆくなってきました。
それはもちろん、強くて美しい椿さんのおかげ。
将大の成長がわが子のことのようにうれしく思える巻でした(笑)
椿さんも段々と人間らしい弱さを見せ始め、そこもまた良しです。
とにかく、何度でも読み返せる面白さ!!!
お話はまだまだ続くようですが、この2人の絆がますます深まっていくところをぜひ読みたいと思います。
いっくんもちょっとくらい出てほしいな~♪

1

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