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表題作しましまのシネマ

純平
洋食屋のコック
里平
高校時代の先輩で元恋人

同時収録作品二回目は僕から

三木達尚
同級生
山下昌紀
同級生

同時収録作品今日から義孝さんって呼びます

新堂淳一
高校時代に受けと恋人同士だった
岩井義孝
高校教師で元恋人・38歳

同時収録作品海辺のリンゴめっちゃ泣いた

峠槙
市ヶ谷治
ちょっと売れている漫画家

同時収録作品角を曲がれば地獄の四丁目

温井丈二
自称ミュージシャン
新山時彦
映画館の支配人

同時収録作品恋人募集中

温井丈二
自称ミュージシャン
新山時彦
映画館の支配人

その他の収録作品

  • アンコール
  • あとがき
  • カバー下漫画(ダブルアンコール)

あらすじ

小さな名画座「円シネマ」。
眼鏡の映画に詳しい館長さんが出迎える映画館では、
いろんな恋の物語と、館長さん自身の恋が交差して……。

作品情報

作品名
しましまのシネマ
著者
のきようこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403666537
3.9

(36)

(15)

萌々

(10)

(6)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
7
得点
136
評価数
36
平均
3.9 / 5
神率
41.7%

レビュー投稿数7

オムニバス短編集の良さが詰まっている

町の名画座「円(まどか)シネマ」を舞台としたオムニバス短編集。
オムニバス形式、すごく好きなんです。
円シネマに来るお客さんたちのそれぞれ、そして最後に円シネマの従業員のお話になって終わる…っていうのがいい。オムニバスのお約束が守られてます。

高校の時半年だけごっこのように付き合った先輩と、まさかの再会。からの〜。
同級生を好きになったけど相手には好きな人がいて…相手の失恋を知ってつけ込もうとするけれど。
先生と付き合ってたけど別れさせられて。おじいちゃんとの不思議な縁。
高価な服を汚してしまって、代償にセックスを要求される男だったが…

…ときて、背景のように佇んでいた円シネマの支配人と社員くんのお話へ。
支配人の新山さんの私生活は謎だったけど、どうやら嫌味なダメ男と付き合ってるらしい…


どのお話も、短いが故の余韻が感じられて好きな感じばかり。
特におじいちゃんのエピソードが好き。全体で「萌x2」で。

0

おしゃれ短編集

先生作品初読みです。この後、2作読みます。雁須磨子先生がのき先生のポストをRPされていて気になり購入しました。
絵柄、コマ割り、ストーリー全て好みです。時々、絵と手書き文字が草間さかえ先生ぽく見えるのもいい。
古い映画館を舞台にしたオムニバス。おしゃれです。座席指定がない映画館いいですよね。
ちょこちょこ登場していた映画館のスタッフの話が最後にくるのも気持ちがいい。
どのお話もよかったですが、映画館スタッフのマジメそうな新山が温井に「好きだよ」と言われ、好きがましましになってちゅーが止まらないところが特に萌えでした。かわいい。すごく好きなのが伝わる。これもギャップ萌えですね。

0

単館オムニバス

円シネマという単館を舞台に、映画繋がりの短編を収録した一冊。
作者さんの初期の作品でしょうか。どのお話も雰囲気があってとても良かったです。
ところどころ腕のバランスがおかしいのですが、まあ細かいことは気にせず。
絵の雰囲気が少し雁須磨子さんに似てますね。

高校のとき付き合ってたけど、ノンケは怖くなって別れを切り出した先輩とあっさり引いた後輩。
偶然の再会。さりげなさを装っていたけど、実は連絡先をゲットするのに必死だった先輩。大人になって、お互いに押し隠していた気持ちに少しは向き合えるように成長していて、本当の恋はここから始まるのかも知れません。

他に、先生と生徒の再会や、その先代たちの約束が時を超えて絡むお話などが入っています。

チャラっとした(実は少女漫画家)イケメンと真面目な青年が、コーヒーで服を汚してしまったお詫びにHするというBLではあるあるだがリアルにはあり得ない出会いをするお話も。
巻末のおまけでこのカップルが描かれていて、合わせて一作品だと思うといいお話でした。

0

G PARTY

映画館円シネマにまつわるオムニバス作品

◾️1 先輩の嘘つき
高校時代に振るときの「俺も自信ないし」ってセリフが素直で好感を持ったら、実のところ全然素直ではありませんでした。長年の両片思い、クールなふりした里広が物凄く純平に振り回されてるところがかわいい。

◾️2 二回目は僕から
山下のマークのダサさ笑

◾️3 今日から義孝さんて呼びます

◾️4 海辺のリンゴめっちゃ泣いた/アンコール
槙と治のそれぞれちょっと性質の違う軽さがクセになる。アンコールがとっても好きでした。蘭ちゃん可愛すぎるでしょ!あっさりバレるとこ含めて可愛い。根が素直そうで、なんだかんだ長続きしそうな2人。

◾️5 角を曲がれば地獄の四丁目/最終回
第三者目線で語られるCPの描写が好きで、今作は当て馬目線です。あまりない視点。川間くんに幸あれ。

ひかり 大きめ白抜き、カバー下あり
萌〜萌2

0

世界は愛で満ちている(1人を除いて)

作家買いで、『10年目の初恋』と一緒に購入してまいりました。

古い映画ばかり上映している映画館。
そこを訪れる人々のオムニバスです。
6話+描き下ろしという構成で、5話目と最終話以外は1CP/1話の読み切りでした。
先輩後輩の再会あり、教師と生徒の再会もあり、とばっちりからの出会いあり、クラスメイトに、長い初恋ありと盛りだくさんです。

個人的に順位をつけるなら、
1位 クラスメイト(主人公がひたすら切なかった…)
2位 先輩後輩(先輩がどうなの?というモヤッと感は残る)
3位 教師と生徒(分かるー!というきっかけ+萌えるサイドストーリー※カバー裏参照)
4位 長い初恋(攻めはアレだし、視点が第三者なのでそっちの幸せを願ってしまう)
5位 とばっちり(攻めの性格に悪さがどうも…)
という感じでした。

ただ再会ものっていつも思うのですが、「もう会えなくてもいい」って思ってるわけですよね、お互いに。
1話目の先輩後輩は、後輩サイドからしたら会えなくても仕方ないし、忘れて前へ進まなきゃと思わなきゃいけない状況だけど、先輩は…。
連絡先を交換しても連絡しない=その程度の気持ちしかなかったんだ…と思ってしまって、その点では萌えづらかったです。ただただ後輩萌え。
それを言ったら教師と生徒も再会ものだけど、こっちはのっぴきならぬ事情があったわけで、むしろ「運命!?」と思える部分もありました。

ダメ男に惹かれる人間は誰が何と言っても聞く耳を持たないし、本人たちがしあわせならそれでいいわけで。
ただただストーリーテラーに素敵な恋人を!!と思うばかりです。

攻めの性格のせいで最下位になった「とばっちり」CPが描き下ろしでした。
描き下ろしでは性格、悪くなかったです。
オチが楽しい。

のきさんはオムニバスよりも、1組のCPをがっつり描く方が向いてるなあと個人的には思いました。

2

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