好きで、ごめんね

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表題作毎日、ふたり日和

紺内琢磨
高校生
今井まい
高校生

その他の収録作品

  • その後も、ふたり日和(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

体格差大な幼なじみ
2m級ほのぼの男子×小さな男前美少年

「まもの」が棲む、とある不思議な街。
そこに暮らす、高校生のたくまとまいは幼なじみ。
見た目も性格も凸凹な二人だけど、小さい頃からいつも一緒。
でも最近、「まもの」にちょっとHないたずらをされている、まいを見たたくまは…。
助けなきゃと思いつつも、その様をもっと見ていたい自分がいて――……
「こんなの最低。…もう、まいくんの側にいられない。」

作品情報

作品名
毎日、ふたり日和
著者
鯛野ニッケ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Canna Comics
発売日
ISBN
9784829686102
3.9

(146)

(57)

萌々

(44)

(31)

中立

(10)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
21
得点
564
評価数
146
平均
3.9 / 5
神率
39%

レビュー投稿数21

体格差に萌える方にはオススメ

好きな作家さんなのですが、本作はショタ?と思って 買う予定はありませんでした。
でも割引でアッサリ陥落(意思よわッ
てかこのビジュで高校生なんですか…しかもモロ女性名…(萎える
攻めも目に覇気がまるでなくて、好きになれませんでした。
でもさすがは鯛野さんですね、唯一無二の設定で、BL関係なく漫画としては楽しめました。満足です。

<モヤった点>
・受けの頭に対して手や腕が小さすぎて、やっぱ見た目が子供すぎる
(リアルでそういう男性もいるのはわかりますが、BL的な萌えにはつながらず)
・まものさん達が性的なイタズラをするのがな~… 仕組み(オチ)が分かっても…
表紙の感じからもっとハートフルなヒューマンドラマを勝手に想像してたので、ちょっとガッカリしました

<良かった点>
・おばあちゃんの話はすごく心温まる感じでイイ
・受けが色々ガツンと言ってくれたのカッコいい
・ファンタジー好きなので楽しめた

<注意点>
・集合体恐怖症の方はキツイかも
・認知症を扱っているのでキツいと感じる方はいるかも
・描き下ろしに受けの女装アリ

1

ウルッときた


現代モノですが、謎の黒く小さい生物と共存するちょっと変わった世界です。

お話の全体が攻め中心。
両親が居らず、おばあちゃんっ子の攻め。
唯一の肉親であるおばあちゃんが入院し、認知症になって攻めの事を忘れてしまったシーンはもう辛かった…っ。

寂しいのに寂しいと言えない攻めを、小さな受けがガキ大将よろしく守ってくれたりして、いいバランス!
小さくて女の子みたいな見た目なのに攻めにとってのヒーローです。

ほんわかするシーンには思わず涙が出そうでした。

ただ、この黒い奴が見た目は可愛いのに、受けにエッチなことしちゃうのがちょっと衝撃で…。
物語の要で仕草も可愛いのに、そんな…触手的な役割まで担わなくとも…と、そのシーンだけ飛ばし読みました…。

あと体格差はとても萌えました!
表紙の二人は同じ年。
受けが小動物のように可愛いのに中身は男前のギャップも良かったです。

電子の修正は白抜き。

1

しんどさにしんどさを重ねて優しさで泣かせるテクがヤバい

●まものさんという不思議な生き物
この町にはまものさんというジブリチック真っ黒クロスケ的、コダマ的なちっちゃい生き物ズがいます

●攻めのたくまくんで、心が痛い
両親共にいなくておばあちゃんと暮らしてたけどおばあちゃんも入院して、という子で。
誰もいない静かで孤独なおうちでたくまくんに集まってきて「たくま ないた?」「たくま うれしい?」「たくま さみしいの?」って話しかけてくるまものさんたちが堪りません…

「お母さんと一緒の子じゃないとあげられないの」とか「待っててもおばあちゃんもう戻ってこないでしょう」とかお見舞い行ったら認知症とか
やめてーーそれ心が痛いやつーー泣いちゃうからーー!

●原因は自分だと気づいてしまう
まいくん(受け)がまものさんに酷い目に遭わされるけどそれが実はたくまくんが喜ぶからという。

…というひたすらたくまくんがしんどっなお話でおばーちゃーーーんああああ!!そんな笑顔でそんなセリフうわあああずるいぃぃ

想いが通じ合ってイチャイチャするときにまものさんズが扉の前で「ここを通さぬのがわれらの使命」ってやってるのが最高に和みました

まいくんがとてもちっちゃくて幼い見た目で子供っぽい、いわゆるショタキャラなのとまものさんたちに性的ないたずらされてしまうシーンとかなかなか不健全な感じで、苦手な方はとってもご注意なのですが(苦手な方は絶対苦手だと思う)

お話がとても私のハートに刺さりまして神です。
刺さったんだ…たくまくんのしんどさにしんどさをこれでもかと重ねて優しさでとどめを刺すテクニシャンなストーリーテリングが私の心を瀕死にさせたんだ…作者様のハートを刺すスキルが高い。

涙目。目が濡れた。

1

心優しき巨人×小さな暴君

アンリミにて。
可愛い「まもの」が住む町のファンタジーでした。
まものの存在が結構効いてて、ただの幼馴染BLじゃないのが面白かったです。
まものにイタズラされやすい体質だと思ってたけど、実は…という部分が良かった。
ダークなストーリーにも出来そうな設定ですが、ほのぼのでちょっぴりHな物語です。
やっぱり鯛野先生はファンタジーを描くのが上手いなと思いました。

体格差はあまり好みじゃないんですが、小さいまいがグイグイ引っ張ってくれる男らしい性格なので、あまりイヤじゃなかったです。

作者さんと同じく、この体格差ではH無理じゃね?と思いましたが、そうでした。忘れてましたね、ファンタジーだという事を。
2人とも気持ちよさそうで何よりでした。

0

ちっちゃなヒーロー

黒くてぷにぷに?した不思議な生命体、“まものさん”がそこらじゅうにいるファンタジーみ強めな世界観×幼馴染DKの日常という異色の組み合わせ。

身体は大きいがとにかく気が弱いたくまと、対照的な見た目・性格のまいくん。まものさんの悪戯がたくまくんの願望に関係していると分かった時は、このままラッキースケベルートかな?と思いましたが、、心洗われる系BLでした_(:3 」∠)_

個人的には明るくておバカなラッキースケベルートが好きなんですが、これはこれで、良い。まいくんのショタ感とまものさんというファンタジー強めな存在によって敬遠していましたが、お勧めしたい一冊です。

1

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