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溺愛神官王の運命の番 - 異世界に飛ばされたらオメガでした

dekiai shinkanou no unmei no tsugai

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表題作溺愛神官王の運命の番 - 異世界に飛ばされたらオメガでした

リアム
クレイアス国の次期王で最高神官・α
杉崎晃
自衛官で「黒の稀人」・Ω

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

オメガってなにそれ!?

大雨の行軍訓練中に崖から転落した晃。気づけば異世界の泉で溺れかけていた!
拾ってくれたのは銀髪の美しい神官リアム。彼から漂う媚薬のような匂いに晃はなぜか欲情してしまう。
「おまえが私の番になるオメガなのか」そう言ってリアムは口づけてきたが、そもそもオメガってなに?
 運命の番ってどういうこと!? わけもわからないうちに耐え切れないほどの快楽が晃を襲う。
まさかこれはオメガの発情期なのか……!?

作品情報

作品名
溺愛神官王の運命の番 - 異世界に飛ばされたらオメガでした
著者
井上ハルヲ(オハル) 
イラスト
れの子 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
発売日
ISBN
9784773089660
3.3

(48)

(5)

萌々

(18)

(18)

中立

(2)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
10
得点
153
評価数
48
平均
3.3 / 5
神率
10.4%

レビュー投稿数10

No Title

受が容姿も性格も男らしいのが良かったです。
勝気で権力に怯むこともない。
ページ数が割と少なめなせいか、ストーリーも良い意味でシンプルで読みやすかったです。
異世界ファンタジーって、たまにファンタジー要素に力を入れ過ぎて、最早Loveよりも戦いや謎解きに重点を置いていないか?みたいな感じの作品があるので。
その点この作品は、解決すべき問題がシンプルで、きちんとそれに絡めてLoveも進展していきました。

0

No Title

溺愛神官王…間違いなくあま〜い展開だよね♡
と期待して。

訓練中の事故で異世界トリップしてしまった自衛官のコウ。
表紙の迷彩服(透けたてぃくびがエッチ♡)は
そういうことだったのね。
自衛隊というだけあって筋肉マンの攻めっぽい男子だけど、転生先ではオメガだった♡
お相手は次期国王、ゲイで筋肉フェチの王子様♡笑

最初コウが側仕えを拒絶し、それに対して「わかった」と答えたあとのちょっとしたせつない空気のあと「性器には触らない」と宣言したにも関わらず…!?の流れが大好きですw

0

溺愛神官✕意地っ張り自衛官

自衛官のコウが訓練中に崖から落ち、リアムがいるクレイアスへやって来たところから始まるお話です。

ストーリーとしては王道で分かりやすかったですがツッコミどころも多かったのが残念でした。
跡継ぎ争いも先王の鶴の一声で決まってしまうので、拍子抜けです。

コウがオメガに対する差別に立ち向かうために必要な描写だと理解はしていても、オメガはアルファに嬲り殺されるなどと書かれているので嫌な気分になります。

ヒートになって男とセックスするなんて考えられなかったコウがリアムを求めて繋がるところはえっちでした。
ただコウの自慰から始まりリアムとセックスするまでが長かったので読んでいて疲れちゃいました。

エピローグはリアムとコウの子供が登場して終了です。
妊娠したかもから一気に4年後になっているので妊娠出産描写はなかったです。

0

焦らしすぎ?

半分読んでからは走り読みしてしまいました。

国防男子が異世界トリップしたらオメガになっていましたパターンですね。

主人公コウの戸惑いが長々続いて、うんそうだよねとは思いつつ、いつまで続くの?と半分読んでまだまだ続きそうで飛ばし読みしてしまいました。

王位争いや予言や元の世界に戻れそうとか、まあ王道ですかね?

この国のオメガの世界はなかなかキツくて、それも読むのが辛かったです。

ひと目会ったその時から惹かれ合い体も反応してるのに、なかなか受けの覚悟が決まらず焦らすオメガバースものでした…?

1

雄々しい受けは最高


この作者様の話は溺愛と思って読んでいたら、いきなり痛い話に突入することがあるのでちょっと警戒しましたが(痛い話は苦手なので)大丈夫なやつでした。
あとがきで「自衛隊」「筋肉」と言っておられましたが、オメガであっても戦える受けっていいですね。アルファ×オメガなのに攻め×攻めって感じがすごく良かった。

自衛隊の演習中に装備一式とともに異世界へ渡ってしまったコウ(受け)が渡った先での王位継承問題に巻き込まれる話です。
あらすじは先の姐さまたちが書かれているので割愛します。


渡った先は神官王が統べる国で、男女の他にアルファ、ベータ、オメガがあり、男性のみオメガというひと月ごとに発情期があり妊娠できる性が存在します。
アルファは神官や王族といった支配階級で、オメガを蔑みの対象としており人として見ていません。
オメガは抑制剤はあるけど高価な上、神殿から持ち出し禁止になっているため富裕層以外は服用できず、娼館で働くことで激しい発情期を乗り越える生活をするしかなく、発情期の辛さに若くして命を絶つものが出るほどオメガにとって生きにくい国でした。

母親がオメガである次期王のリアム(攻め)はそんな状況を憂い、改善しようとしているのですが、アルファの特権階級たちがそれを邪魔し、王位を狙う異母弟のダーレンスは執拗にリアムを狙います。
帰る方法を探す間、リアムの側仕えをすることになったコウは何故か世界を渡った際にオメガになってしまい、発情期のあまりのきつさにリアムに助けを求めてしまいます。

コウは元の世界に戻る方法を見つけることができるのか。
ダーレンスとの争いはどう決着するのか。
リアムとコウの関係は。
というのが大筋です。

話的にはいろいろと突っ込みたいところはありました。
現王(リアムの祖父)の鶴の一声でそんなにあっさり解決するなら、予言がどうとか関係なくもう少しやりようがあったんじゃないかとか。
オメガの血の混じったリアムの即位に難色を示し、両親ともアルファであるダーレンスを推していた老害たちでしたが、そもそも現王の母親がオメガなのに堂々と批判するとは、誰も知らなかったのかとか。
渡った途端、コウはオメガになってしまいますが、結局何故なのかわからないままなこととか。本当に今まで例がなかったのでしょうか。

二人の恋愛や継承問題のことだけで終わってしまったので、この世界にこととかがよくわからないまま終わってしまったのがちょっと残念に思いました。

そして、オメガが普通の人と同じように生きられるようにと改革しようとしていたリアムの治世でどう世の中が変わったのか、抑制剤が一般にも渡りやすくなったというだけではなく、彼らが即位したことによる変化をもう少し知りたいと思いました。


電子特典では4年後の姿が描かれており、コミコミ特典小冊子の内容だと思われます。
リアムの重い愛情に溺れそうなコウが、
子供は可愛いがあんな思いはたくさんだと言いながらも、最後の方ではできたら面倒見てやると決意していたので、兄弟が生まれているといいと思いました。
私はオメガバースの話では子だくさんであってほしいと思っているので、コウには頑張ってたくさん子供を産んでほしいです。

番についてあまり詳しく語られていませんでしたが、
寿命があまりに違うことがとても気になります。
リアムの溺愛具合でコウが普通の寿命だった場合、数百年取り残されてしまうので、リアムの精神は大丈夫でしょうか。が心配です。
運命の番という特別なものなら、番となった場合は寿命が伸びるとかあったらいいのですが。


イラストもとても素晴らしく、美丈夫なリアムと雄々しいコウと可愛すぎる二人の愛息子ノエルを堪能できました。


3

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