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作者さまの新作を読んでとても良かったので、本作も読みました。
さらっとした雰囲気の絵がとても好みです。
帯通りの"友達から恋人へ"な作品です。
和泉がゲイだと知った後に陸がキスしたのと、その時の和泉の反応にちょっと違和感。
なんでキス?
なんでもっと照れるとか、怒るとかするやろ?
って思ったんですけどね…その後の2人を見てるうちに、そんな些細な違和感は何処へやら。
陸の改めての告白にはジーンとしてしまいました。
最終話は甘々だけど、初々しい2人に萌え萌えしましたよ。
青春過ぎて眩しい…。
描き下ろしの
「陸との時間以上に優先させるもんなんてねーんだよ」
…かっこよ。
その後校内でやっちゃっててオイオイってなりましたが、そういうのも許せちゃうほど可愛い2人でした。
ずっと一緒にいられますように、って祈りたくなるようなお話でした。
良い意味で少女漫画っぽくて素直にきゅんきゅんしました。
前の学校でゲイがバレたのがトラウマで心を閉ざし気味の主人公和泉と、打って変わって人気者優等生の三ツ橋
なぜか三ツ橋は和泉にかまってくる、唯一の友達。
この三ツ橋が、途中から主人公なのかなって思うくらいの変化のあるキャラでした。
一見、優等生の良い子かと思いきや「イイ子」を演じるのに縛られてしまい本当にやりたいことが分からなくなっていた、そんなときに和泉と出会い本当の自分を見つけていくんですね。
和泉と三ツ橋が2人でいるシーンは2人だけの空気が出来上がっていて、見てるこっちまで甘酸っぱい気持ちになりました。
お弁当の告白も可愛らしくてきゅんとした!
そして終始思ったのが、表情がとにかく良い。赤くなったり必死だったり笑顔だったり、穏やかな絵のタッチなんですけど、しっかり伝わってくるものがあってとても良かったです。
公園での三ツ橋の上目遣いにはこちらもドキッとしたし、普段は可愛らしいのに、相手に必死になっているときの表情の一変して男らしいところがとても良かったです。
となんか、和泉の感想がほとんど無くなってしまいましたが、とにかく三ツ橋が…好みでした笑
リアリティだとか丁寧な構成とか美しい絵だとか他であげつらうような文句、幸田さんワールドには無要です。透明感とピリつき、可愛さと独特の普通観念があり、その中をひたすら泳いでいたくなります。
幸田さんの作品を読むのは「more than red」「MY SWEET HOME」に続いて3作目でしたが、この作品が一番好きです。二人がどこまでも素晴らしいし、内容も良いのですが作為的に見せないというか、とても自然で広がりがあります。
告白の仕方なんて、こんなのある⁉︎って笑っちゃいそうな、実際笑われちゃうんですけど本人は至極大真面目で、相手のことを真剣に考えた必死の行動で、その可笑しさと真っ直ぐ過ぎる気持ちに胸が一杯になり泣けてしまいました。
相手に恋する表情もめんどくさそうな表情も、一つ一つ見惚れて楽しくて、みんな愛おしいです。
「なんだこの愛おしい生き物は‼︎」ほんそれです〜〜かわいいよ〜〜
表情豊かな若い青さや恋愛と友情は他にも良い作品は沢山沢山ありますが、ここにしかなくて戻ってくる、チャンネル変えてジブリがあると必ず見入ってしまうような、どうしようもなく堪らない空気があります。
高校生の甘酸っぱい恋愛。ツボでないので辛口になってしまうかもですが、少女漫画のBL版と思うと違和感ないかも。
ゲイバレして転校してきた1つ上の和泉くんと、分け隔てなく接してくる、明るく元気な陸。和泉は自然に陸を好きになるが、陸の気持ちがどう動くかがポイントになると思います。
最後、自分の気持ちを自覚し、お弁当で落とそうとする陸が、男らしくも微笑ましく、そこで印象がぐっと上がりました。
甘酸っぱいながらも、高校生同士、ふざけあったりと仲良いコミカルな感じが爽やかで良かったです。
ちるちるさんのインタビューを読んで購入しました。
買って良かったです。
和泉と陸かわいい2人で高校生らしいというか、傷つきやすい年頃の揺れ動く気持ちが心地良かったです。
和泉のこと色々気に掛ける陸、和泉は陸のこと好きだけど隠さないとと思っている。
でも前の学校の人に自分がゲイだとバラされてしまって、気持ち悪くないのかよって陸に言う和泉にキスする陸がかっこ良かったです。
そして和泉俺のこと好きなの?そしたら俺ら付き合おっかって。陸ってなんでいつもこうまっすぐなんだろ?
2人ともちょっと不器用なところがあって、自分より相手のこと考えちゃうようなところが素敵です。
最初は離れたくなくて付き合おうって言った陸だけど、好きって自覚して改めて付き合ってっていうのがまたまたまっすぐでかっこいい。
陸って和泉のこと大好きで、お弁当作ったり、いつのまにか陸の方が和泉のこと好きになってるのがまた良くて、もう最高でした。
みんなに読んでもらいたい。
