痛ぇのと気持ちいいの どっちがいい?

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表題作トスカの狗

黒田 冬史,渡瀬 冬史(黒田組若頭)
仁科 智也,日野 湊(敵対する桐ヶ谷組若頭)

その他の収録作品

  • after story

あらすじ

若頭(硬派な兄貴肌)×若頭(強気な美人)
仁義とプライドの狭間で揺れる任侠愛

関東の一部を仕切るヤクザの敵対組織、黒田組と桐ヶ谷組。
とある事件をきっかけに、両者の組は一触即発状態だった。
何としても抗争を避けたい桐ヶ谷組の若頭・仁科智也は、黒田組若頭の黒田冬史にある取引を持ちかける。
代償は自分のカラダ。
仁科は口封じのため、誘惑するようにその身を冬史に差し出すがーー。
仁義をかけた男たちの世界で、駆け引きと快楽が交差する! 

作品情報

作品名
トスカの狗
著者
乃一ミクロ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オーバーラップ
レーベル
リキューレコミックス
発売日
ISBN
9784865544596
3.5

(33)

(8)

萌々

(10)

(8)

中立

(7)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
111
評価数
33
平均
3.5 / 5
神率
24.2%

レビュー投稿数8

若頭同士

極道もの好きなので買ってみました。
それほどシリアスではなく、雰囲気の中で楽しむラブストーリーという感じです。

敵対している組の若頭同士。どっちもイケメン。桐谷組の仁科は、組をつぶすくらいならと、自分の体を使って相手の黒田組の冬史と関係を持つ。
この辺とか、色々ありつつも結局組のいざこざもなんか丸くおさまるあたり、実際にはそんなうまくいくかな?と思ってしまうところ。
ただ、最初のカチ込みシーンで、背中の傷跡から、冬史の方は仁科が幼なじみの湊であると気づいている。おそらく、それ故の展開だったのでしょう。

最後に、仁科がまだ何か隠しているとうそぶく五條(桐谷組にいる当て馬)ですが、結局なんだったのか分からずじまいで、そこはちょっともやもやしました。

ともかく、裏世界の雰囲気をベースに、きれいな絵で描かれるイケメン同士のラブを楽しめる一冊です。

2

さらりと読める

絵がかなりキレイでした。
冷たいような表情のなかにも少しずつ変化があったし、身体のバランスもすごく良かった。

お話は全体的にさらりとしていて
深いところまでの説明はない印象でした。
それでも極道のピリッとした緊張感は伝わりましたし、抗争の緊迫も感じました。

ただ、冬史と智也がまだ
冬至と湊だった時の話だけはもう少し知りたかったです。
キズを一目見てすぐ気付いていた辺り、
冬至もきっと特別な感情があったんだろうし。

終盤の組の話もやや駆け足な感じはありましたが
なんだかふたりが幸せそうだったので
良かったな、という気持ちになりました。

2

良かったよ

一冊でヤクザモノをさらっと楽しみたい私にはとても良かったです。
重過ぎたり巻数が多いと疲れるので。

何より色気のある乃一先生の絵が好きです。
派手なエロ描写がなくても萌える。
(もちろんエロエロも好物ですが)

黒田の事務所にカチコミしてきた桐ヶ谷組み若頭の仁科は、同じ養護施設で育ったヤツだった。
仁科の背中の傷を見て、すぐに気づいた黒田でしたが仁科の方は気付かず。

幼少期から世知辛い環境で懸命に生きてきた二人ですが、大人になっても、たとえヤクザになっても根底にあるものは同じなんだなと思いました。

黒田が仁科を渡世名ではなく、本名の「みな」と呼ぶシーンがとても良かった。



4

お薦めです!

ストーリーも絵も良かった!!
ラノベの挿し絵も凄く好きだけど、漫画だとこんなにも良いんだと思いました。

4

再会ラブ。。。

「若頭×若頭」っていうのと表紙がどちらもドストライク過ぎてちょっと期待が高かったというのもあるけど、なんかアッサリ読み終わった感じでした。

大組織の直系である黒田組の若頭黒田は期待通りのお方でしたが、
穏健派桐ヶ谷組の若頭仁科は組長の意を継いでなんとも柔らかい感じ。
武闘派とは縁遠くだけどインテリヤクザって感じでもなく。
そもそも、すんなり黒田に股開いたのにはびっくり。。。
ビッチなわけでもないの。処女はもう少し大切にして欲しかった(?)

そして組を相手に揉め事を起こそうと企てる輩がなんともアホだった。
二人には痛くもかゆくもないレベルの雑魚感がハンパなかった。。。

あと、ヤクザモノに欠かせない入れ墨が、暈してあるのが残念だった。
なんか途中からヒョウ柄に見えてきた。


でも・・・・黒田がめっちゃかっこよかったんです。
顔が!性格が!

6

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