志水ゆきさんのレビュー一覧

是(9) コミック

志水ゆき 

奇跡の証明とは。

この巻も号泣ゾーンでして。シリーズ中 最も評価の高いようです。1巻からずっとレギュラーで出ていた彰伊と阿沙利 編です。ここに至るまでに 玄間 × 氷見、あるいは守夜 × 隆成、そして 近衛 × 琴葉 。それぞれの強い愛情の物語が必要で必然だった事が分かります。まぁ、私としては評価の高いこの巻よりもここに至るまでの方が好きで、何度も読み返しては泣いております。
ここではまだ、明らかにはなっていない…

5

是8 コミック

志水ゆき 

すべてを捧げるということ。側にいてくれるだけでいいという願い。

4巻に次いで、この8巻も わたし的には相当な号泣ゾーンでして。まぁ、ここからは何度でも読み返しては泣くこと必至なのですが。
近衛は飄々としているようで、とても愛情深く、次期当主として立つ琴葉の為に、今一度「言霊師」と「紙様」との線引き、主従であると意識させるように、一旦は優しく突き放します。
一族で一番強い言霊遣いである琴葉の 三刀家当主としてのお披露目会で、自身の役割をよく理解していなかった…

3

花鳥風月 6 コミック

志水ゆき 

熱情。激しくも優しく。幸せな、夜。(そして朝。)

何度でも読み返さずにいられない、火弦の想い叶ってのラブシーン。あとがきに「全力で」描かれたというだけあり、とてもとても大胆にはしたなく、情熱的です。確認しましたら、204P中、何と50Pに及ぶボリュームでした。かつて、物語の中でここまで描き尽くされたラブシーンがあっただろうか、と思う程に。曜明さんは言葉が足りなく、感情的にも少し欠けているかと思います。もしかしたら、自分でも火弦に対する愛しさを分か…

5

花鳥風月 7 コミック

志水ゆき 

きた~!

ようやく始まった吉利谷&財前編。
髪が短い男子好きなので、財前さん目当てで楽しみにしていました。

もう幼馴染の3人が無邪気で可愛い!
一見はまあ子供のころから一見だなーって感じですが、
まだ財前さんのキャラがつかめていないし、無邪気な吉利谷がヤクザになった経緯も知りたいし、
なにより友情?愛情?恋?不安定なバランスの2人の関係に、
まだ序章にもかかわらず、ぐいぐい引き込まれてしまい…

4

是(7) コミック

志水ゆき 

粗野で愛情深い源氏の君と若紫。

「源氏の君と若紫」と例えたのは阿沙利。この時、幼い琴葉の世話を仰せつかった近衛は現実にそうなってしまうとは思いもつかない。ただ純粋な愛情を持って琴葉を育てる。
今作の泣き所はやはりまだ動物と言っていい程の幼い琴葉が、近衛の死んだフリに驚いて喉が裂けるかと思うほどの声を上げるところ。小さくても、幼くても、愛情は育っていて。それは疲弊して「白紙」になりこの世を去った白波瀬の母性が残した心なのか。物心…

3

花鳥風月 5 小冊子付特別版 コミック

志水ゆき 

吉利谷が本当に欲しかったものとは。

この巻としては、曜明さんと火弦が巻き込まれる事件がメインなんですが、7巻を読了した後戻って来てみれば。7巻のメイン、吉利谷×財前、特に吉利谷さんの叶わなかった想いなどが縷々と綴られており。プロポーズも既にしていたんですねぇ。(忘れてましたよ。)まるでソフレの様な二人。ただ人肌に触れて眠りたい、という吉利谷のそんなわがままを受け入れる財前。ぽんぽんと優しく触れるその背には、7巻で明かされる大きな傷。…

3

花鳥風月 7 コミック

志水ゆき 

吉利谷編

3組のカップルがまとまり、それぞれのその後。
日常を取り戻した甘くくすぐったい会話とエロへの期待。
そんな7巻への思い込みは、表紙を見たとたんあっさりと次なる試練な恋模様への期待に翻りました。

「唯一」に拘る吉利谷とどんな腐れ縁なのかと興味をひかれる財前との関係。
じっくりと紐解かれる会話と幼少時からの回顧録に互いが支えとなり、救いとなっていった。
恋慕ギリギリの友情が刹那的で、美し…

3

花鳥風月 7 コミック

志水ゆき 

待ってました!最新刊!

待ちに待った最新刊です!
曜明×火弦編が一応の決着を見て、次はどんな展開になるんだろう!?とあれやこれや想像し…
一見先生×糸くんもまだ最後までは致してないし、大輝×サバトも本当の意味での最後までには至ってないし…
博巳さんと幹久、ガラとヤヤ…もあるのか??
ああ、想像するだけで楽しい(^^)
夢のような素晴らしき町、山王町よ。

そんな中始まった、吉利谷×財前編。
おお!そう来ま…

10

是(6) コミック

志水ゆき 

本能で真の主を選び出す、「紙様」の不思議。

玄間 × 氷見 に次いで人気の二人、守夜 × 隆成。ですが、血なまぐさい事もあって、私としては他の巻に比べ、読み返す事は少なめな方です。(読んでは泣くこと、変わりないですが。)
親殺しの悔恨から決して言霊遣いをしないと決めていた隆成は自身の為では無く、親友の弟さんの為にそれを遣う事になる。主人に仕えたいと思う守夜にも、重体の弟さんの傷を治す為にその力を使えと命じる。隆成は自身の死の間際にも守夜を…

4

花鳥風月 7 コミック

志水ゆき 

作家さん買いです。

やっときりやさんのお話がきた!って興奮しました。
きりやさんとっても好みなので。
志水先生の描かれる攻めが大好きなのでとても嬉しいです。
黒髪ツンツンツンの今のところ全くデレてない財前がとっても美人です。
過去の描写がほとんどの今作品でしたが
みんなつらい過去があっての今というのが分かるのでとても丁寧でいいと思いました。

火弦のわんこっぷりが読めてとっても嬉しいです。
曜明さんは…

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