水名瀬雅良さんのレビュー一覧

甘い恋の手ざわり 小説

李丘那岐  水名瀬雅良 

上手くいえないけど甘い話

 高級クラブでボーイとして働く恵は、元々は革職人として工房に勤めていたのだけれど、その工房が閉鎖することになり、自身だけでやっていくために、お金を貯めるために、高級クラブでバイトをしていた。
 ただ、どこか浮世離れしているところのある恵は、食器を割ってしまったり、注文を間違えてしまったり、と何かとミスが多い。
 おまけに見た目がいいものだから、クラブの女性からもやかまれる。
 そんな時、お客…

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最凶ツインズ ―ふらちな義弟たち― 小説

仁賀奈  水名瀬雅良 

ベタな3Pもの

 どういうわけだか、会社員の悠真が出張で行かされた香港で誘拐されるように連れて行かれたのは、生き別れになった双子の義理の弟の元。
 彼らは悠真のことを「ずっと探していた」と言い、シャンパンを飲ませてべろべろに酔っ払ったところを二人がかりで襲われてしまう……

 という3P物です(ざっくり
 基本、あらすじとか何も見ずに買うので、選んでなくて(まあタイトル見たらわかるんですけど)、なので時々…

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融愛~Melt Down~ 小説

沙野風結子  水名瀬雅良 

自分が何に生かされているのか。恋愛よりも強い愛に負けた!

終始胸が痛い。
始まりから辛い。

別に兄弟ものがどうということではないのですが、
病んでるなぁと思いつつ読破。

弟の愛の重さも、
それを拒みつつも受け入れてしまう兄も、病んでる。

けれど、それが作られてしまった土台を、丁寧に描写されて、
ついつい読んでるこちらもそれに感染させられていく。

海理はきっと、上司の尚深と結ばれた方が幸せだった気がするけれど、
それでは翼…

1

俺が買われたあの夜に。 小説

ナツ之えだまめ  水名瀬雅良 

予想より純愛でした

タイトルとあらすじから売春系?と勝手に予想していたのですが、意外と純愛でした。

表題作は深井(受)の視点。五十嵐(攻)に一晩10万円で抱かれたのですけれど、初対面でムリヤリというのでなく、仕事で関係もあり、優しくて、事後、恋愛なのかもとほんのりしたのに、その後、音信不通になってショックを受ける。その二年後、再会し、一緒のプロジェクトをやる。という恋愛に悩みつつきちんと仕事もする話でした。

4

コイビト偏差値 小説

成宮ゆり  水名瀬雅良 

成宮さんのファンになるぞ!

電子書籍で読了。挿絵、あとがきなし。

面白い!
ここの所、成宮さんのお話をいくつか読んで、ルビー文庫を敬遠していた過去の自分を激しく罵りたい気分になりました。もっと早くに読んでいれば良かった(ちょっと悔しい)。「やはり偏見は人生の喜びを半減させるものだと肝に銘じなければならぬな」と思った次第。

『過去の名作』ですので、感想のみを。
いい加減に見える教師はいい加減な教師じゃないし、恋…

1

リインカーネーション ~胡蝶の恋~ 小説

火崎勇  水名瀬雅良 

うん? 読んだことあるような。。。

電子書籍版を購入。

えーと、本作、購入前に悩みました。
というのも、あらすじも表紙も見覚えがある気がして。
電子書籍版を主に購入しているせいか、はたまた、乱読しすぎるせいか、同じものを購入してしまった経験数知れず。。。

で、いろいろ確認して、きっと未読であろうと、エイヤーと購入。

読み始めると、「夢」や「前世」というキーワードや、「攻めが、自分のなかに前世の自分を見ていると悩…

0

どうせもう逃げられない コミック

水名瀬雅良 

イケメンの執着からはもう逃げられないって話。

…と言っても、スパダリでは無く。女子に人気でコミュ力高いモテ男の藤代先輩が、何で俺に⁈ってお話。襲われて落とされて、脅されて付き合って。本音を出せるのはあなただけ。と、ほだされて。
大きな当て馬くんも登場せず、(藤代先輩の大きな弟くんは登場して、一瞬邪魔しますが。)基本的にはあまあまです。水名瀬先生らしい美形同士の絡み合いですが、(そして、カラダが柔らかくて遼はめっちゃ脚開いてますよ〜)藤代弟の…

3

愛ってどこにある? 小説

水原とほる  水名瀬雅良 

男女の親友なんていらない。ごめんなさい。

前作で期待し過ぎたかもしれないです。貴生は人たらしと言うよりは、最初は優柔不断に思えてしまいました。優し過ぎてそんな事まで言わないって場面のが多かったので。樹を傷つけてからは気持ちも決まって男らしくなりましたがね。それから、親友たち2人は私は受け付けなかった。まず、健吾は謝ったんでしょうかね。親友のためと言いながら酷いことしてるよね。まあ、貴生は許しちゃってるんだけど、謝ってる場面がなかったので、…

4

十年愛 -Decade of Love- コミック

水名瀬雅良 

どっちがどっちなのかヤキモキ⁈

水名瀬先生ならではのシリアス展開。
…とは別に、同体格の男が二人、どっちが抱く側、抱かれる側なんだろう?と不埒なことを考えてヤキモキしていました。
水名瀬先生と言えば大抵、華奢な美人さんで目も大きく、黒髪じゃない方が「受」って決まってますからね。

10代の頃に想いを告げる事なく過ぎ去り、大人になって。取り巻く環境も変わってからの再会を果たした二人の恋の再燃を大人っぽく描いていきます。

2

犬との日々 コミック

水名瀬雅良 

綺麗な人をひたすら守る、大型犬。

まず、美しい扉絵にウットリ。
海外を飛び回る仕事で、不在がちの父から「尚のこと、守ってやれよ。」と言われてからずっと。竜平はその約束を守っている。人目を惹く美しい容姿の尚は、知らない男から付け狙われたり、ストーカーにあったりするので、気が気では無く。
竜平はいつしか友人から番犬とまで言われるように。
ただ、番犬としてでは無く、竜平は尚に想いを募らせていた。一方で尚は…

さすが!水名瀬先…

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