藤河るりさんのレビュー一覧

唇はエゴイスティック 上 コミック

藤河るり 

ほどよい切なさと甘さがある

最初からお互いを意識して恋愛関係になるBLは多いとは思いますが、この作品は前半仕事メインで後半が恋愛メインです。
絵がとても綺麗で心理描写など、鮮明に描かれていると思います。
甘々なべたべたな恋愛というわけではなく、大人の恋愛。恋人になりますが、あることがきっかけで別れることに…。攻めが受けを大切にしていなかったと気づき、別れてからも受けとヨリを戻したくて攻めが毎日贈り物をする姿勢も良かったと…

5

唇はエゴイスティック 下 コミック

藤河るり 

大人の男の不器用な恋です

イタリアを舞台にした、甘く切なくしっとり読ませる大人の男のラブストーリーです。
上下巻合わせての感想になります。

こちら、8年前に連載を開始されたそうですが、途中で作者さんの闘病、雑誌の休刊を経て、このほどようやく完結。
上下巻同時での発売に至ったそうです。

で、私は元々藤河先生の作品が大好きなんですけど、今回は特に良くて、ひたすら萌えちゃうしうっとりしちゃうしキュンキュンしちゃう…

19

パーフェクト彼氏~俺だけを見てて コミック

藤河るり 

ふたりで叶える夢

「パーフェクト彼氏」の続編。
昴がモデルとして活躍しはじめてからのその後が描かれています。
どういういきさつで昴がモデルを始めたか、ふたりが恋人になったかをよく知るためには前作を読んだほうがいいと思いますが
冒頭に少し説明もあるし作中でもちょこちょこ補足してくれているので、私は前作未読ですが
話が分からない、とかはなかったです。

普段無気力な昴ですがモデルをしている時はハッとするほど…

0

パーフェクト彼氏 コミック

藤河るり 

クレープ王子かわいい。

【honto】
修正…線薄め
カバー下…あり
裏表紙…あり
背表紙…なし
カバー折り返し…あり

0

マーキングオメガ コミック

藤河るり 

1話の掴みからして凄いもんね

藤河るりさんは「最高の小説家」が大好きなのです。男性のスッとしつつ安定ある体躯と清潔感ある風貌、色気とタレ目…!
少女漫画的雰囲気もありますが、作品としてのまとめ方が段違いで、読後感心地よいです。

1話の痺れる日高登場シーンから、生徒から慕われる頼れる吉田先生の哀愁、そして我慢出来ない匂いとヒート、そしてタトゥー出現…と怒涛の展開、面白い〜‼︎とニヤニヤが止まりません。
吉田先生の髪の毛…

7

最高の小説家-secret- コミック

藤河るり 

1話完結ものです

続きものですが、1話完結で毎度超簡単なあらすじがあるのでどこからでも読めます!

2巻は1話から飛ばしてます。
藤河さんは、その職種(テーマ)に沿った恋愛やすれ違いのツボを心得てらっしゃいますね。お仕事内容などはそこまで濃く描かれなくても、設定の使い方がとても巧い。

恋人になって、先生の書くヒロインは自分がモデルなのではと気づく倉田。先生に見られると小説の文章を意識しすぎて普通に振る舞…

5

最高の小説家 コミック

藤河るり 

というより最高の担当者

作品を書き終えると誰彼構わず襲ってしまう小説家に巻き添えを食らう編集のお話。BLらしいですね。
面白いのが、そこからの仕事がデキる編集者倉田の行動。

まず、対策の立て方が真面目!
ストレスや睡眠不足など、原因と対策を先生と練ります。それでも襲われちゃうので、また違う対策を練る。ワチャワチャでえっちなのに真面目なタレ目倉田が良きです。

そしてお次は先生の筆が止まる。
「君を襲うと思…

5

恋愛独占欲 コミック

藤河るり 

時の流れを感じる作画とストーリー

この作品が世に出た年に生まれた子が、もう高校1年生。
古い作品を読む際、ついそんなことを考えてしまいます。

今の藤河さんの作品と並べると、もはや別の人が描いたのでは?というくらい違いが。
しみじみ作家さんの努力は素晴らしい。
おかげさまで、イケメンな小説家や綺麗な編集者を拝めるしあわせにありつけます。

短編集ですが、表題作は3話編成です。
美術大学に勤める准教授の緒方(27)と…

0

俺の胸で咲け コミック

藤河るり 

残り物には福がありすぎ

おや、思った以上に評価が低くて驚いてます。
わたし的には「萌2寄りの萌」だったのですが…。

華道の家元の家に生まれた双子の楓と紅葉。
優しくて穏やかな紅葉が生けた花は、自由で伸びやか。
それに対して楓の花は「花が死んでいる」と言われて…。

行った相手・氷川は天才とまで言われるフラワーアーティスト。
父に言われて、楓は氷川の元へ通うことになるのですが、花の生け方なんてミリも教えま…

1

愛欲ヘヴン コミック

藤河るり 

続きはないのかーーい!?

山頂で叫んでみても、返ってくるのは自分の声ばかり…。
続きが読みたい!
なぜ…、ここで終わりなんだ…。

19才で鈴鹿8耐優勝。
それから活躍を続けてきたものの、23才のときレース中の事故に遭ってから、成績が奮わないバイクレーサー・真宏(まひろ)。
スポンサーにも見放され、資金繰りがつかず、窮地に追い込まれていた彼に声をかけてきたのは、会員制高級秘密クラブのオーナー・桐生。
「1日で…

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