奈良千春さんのレビュー一覧

蜘蛛の褥 小説

沙野風結子  奈良千春 

からめ取られたのはどっち?

蛇淫の血のリンク作。
途中、蛇淫~の二人もちょこっと出てきます。

美貌の検事・神谷は偶然、高校の後輩である久隅と出会う。
検事とやくざ、相容れない二人。
けれど久隅に弱みを握られ、体を暴かれて神谷は次第に捕らわれてゆく──。

美貌の検事と傲慢やくざ。
この取り合わせがなんともオイシイ。

先入観、見た目、犯罪歴。
検事である神谷は公平な判断をするために、そういった余計なも…

4

琥珀色の誘惑 小説

義月粧子  奈良千春 

ご・・・御開帳ーー ヾ(≧∇≦*)〃キャーv

扉を捲るとそこは淫靡な口絵でした・・・。笑

思わず、ぱたんって閉じちゃったYO!!!

櫻崎(攻)の股間の間に座らされ、片足を膝の上に乗り上げさせられて
そのまま大開脚。
皆様が想像に難くないエロポーズでア●ルが櫻崎の指を飲み込んでおります。
実にエロエロしい光景。 (//∇//) ハァハァ…


こちらの作品は他の姐様方が詳しくご説明されているとおり
テンプレの王道シ…

4

蛇淫の血 小説

沙野風結子  奈良千春 

最初と最後のギャップ

平穏な日々が突然崩れ去った。
自分に半分流れる、血。
それによって望まぬまま跡目候補と持ち上げられ、そして命を狙われてしまう凪斗。
警護を任されたと目の前に現れた男・角能に翻弄され抗っていたが、いつしかその想いは変わっていって──。


最初と最後の凪斗のギャップにやられてしまいました。
「普通」の学生だった凪斗。
自身に半分流れる血を忌み嫌い、普通であろうと必死になるのは母のため…

2

龍の策略 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

おぬしもワルよのぉ~

前作の作者さまの言葉どおり、ウェルネスシリーズ主要メンバー総出演(?)となりました本作の舞台はシンガポール!
メインを張るのはもちろん、ティエンと高柳ですが、実にお久しぶりーな遊佐も登場です。
久しぶりすぎて、あれ?遊佐ってこんな顔だったっけ?こんな性格だったっけ?
とは思ったのですが、これはそれ、ほれ、食えない男ヨシュア絡みの事件が今回は背景。
ウェルネスの汚れ仕事専門(!?)始末屋(!…

2

或いは、傷痕。 小説

笹原にしき  奈良千春 

シリアスなパッケージで中身はほのぼの

萌よりの中立です。

奈良さんのカバー絵とタイトルで衝動買いです。
それからしたらもっとシリアス寄りだと思ったのですがちょと違ってたみたいです。
今回はイラストとタイトルに一番萌えました。

確かにエブリスタらしくオンライン小説の雰囲気です。

朝会社に出勤したら社長が夜逃げ、取立てに来たヤクザから秘書である峰園が保証人になっているから払えないなら愛人になれと言われ…という導入部を…

5

愛しているはずがない 小説

中原一也  奈良千春 

大満足の一冊です

「愛して・・」シリーズが完結してしまい、斑目弟の方の相手役バーテンダーのことがすごく気になっていたのでこの話が読めてとても嬉しいです。

受けの湯月が私の好みドンピシャでした。不幸な生い立ちの美人、でも気が強い。こういう受けの出てくる話は大体ハズレがないので。バーテンダー受けというのも色気がある。(職業:バーテンダー兼ヤクザの愛人ですから)斑目兄がオヤジの魅力なら弟の方は年上攻めとはいえ、兄よ…

7

境界 ボーダー 小説

愁堂れな  奈良千春 

色々と惜しい

一途で優秀な攻の渡辺と、美人だけどズボラで単細胞な受の松本。
攻の渡辺はずっと想いを隠していたのに、松本が他の男を気にし始め
嫉妬から思い余って押し倒し~な設定と展開はものすごく好みで、
前半はかなり萌えながら読んでいたのですが。

最後まで読むとなんというか、ちょっと物足らなかった感じでした。
攻の渡辺は優秀という設定なんだけど、それを裏付ける描写が少なくて
どうにも単なるヘタレに…

2

デコイ-迷鳥- 小説

英田サキ  奈良千春 

肌色対策からのレビュー、安見のその後を考える

「デコイ 迷鳥」、これを開いたときの衝撃を私は忘れられません。
2008年に初版発売のこの作品を私が購入したのは昨年、2014年の秋でした。いつもは上下巻のようなものは揃えて手に入れるのですが、デコイの場合は化鳥を先に、迷鳥の方は後で書店購入したのです。
那岐と加賀谷が表紙の迷鳥はひたすらカッコいいだけで肌色要素は一ミリも無く、意気揚々とレジに持っていったものです。他にblではない本と書店のカ…

7

愛しているはずがない 小説

中原一也  奈良千春 

想像以上に魅力的

「愛してないと云ってくれ」シリーズのスピンオフ作品。
シリーズの攻め:斑目幸司の弟である、
俺様ヤクザの斑目克幸 × その愛人の湯月、とのお話です。

内容は、ふたりの出会いから始まって、
シリーズ3作目の「愛されすぎだというけれど」の内容とその後です。
あの執着と裏切りの裏には、湯月と克幸のどんな思いがあったのか、
それがたっぷりじっくり描かれてとても興味深かったです。
斑目幸司…

16

愛のカタチは言葉にできない 小説

廣瀬航  奈良千春 

合わなかった

・傷舐めあり
・精神的近親姦あり
・エロが濃厚すぎる
・展開が早くて目まぐるしい
・明るいのを読みたい人には全然向かない

10
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