北沢きょうさんのレビュー一覧

初恋の棘は甘く 小説

井上ハルヲ(オハル)  北沢きょう 

酔って卑屈ウザ絡みする男はちょっと

受けが攻めに対抗心をバリバリ燃やす警察の同期カプ。
受けの藤崎の中ではレイプの過去がずっと尾を引いているが、加害者の玖珂の心理描写は藤崎のそれとは重みが釣り合わない。この両視点見える書き方が逆効果になってしまい、終始モヤモヤが付きまとった。

藤崎は見た目のせいで舐められ続け、卑屈な思考が癖になっている。途中まではそれも仕方ないと同情していたが、酔ってその鬱憤を玖珂にぶちまけるシーンで一気に…

0

金獅子王と孕む月 小説

西野花  北沢きょう 

西野ワールド

いつもの西野ワールド、エロ場面多めのエンタメ。
ラーシャが、オークの玩具にされて、凌辱され続ける場面から始まる。
そして、獣人の獅子に助けられて、気を失う場面で切り替わる。

上の攻めに何故、オークが??あれ、ちょっと変ですね。

次ぎの場面で、ラーシャが獣人王に種をもらう役を長から言いつかる。

そして回想場面で、過去の説明。
絶滅寸前のイェンネ族には、男性でも孕める月人と普通…

0

新米錬金術師の致命的な失敗 小説

水無月さらら  北沢きょう 

師匠の執着愛

輪廻転生というのかな、錬金術によって蘇りがグルグルしてるお話でした。
生まれ変わっても生まれ変わっても、弟子を愛し続ける師匠・ヴィクトール。一途なのか執着なのか…すごいです!
今まで読んだ執着攻めとは違った感覚でした。


ざっくり言うと、師弟間で人体錬成し合って、造ったり造り合ったりのストーリーです。
これを理解するだけで、この作品の8割理解したようなものです(笑)


ヴィク…

4

俺と部長と大人のおもちゃ 小説

小中大豆  北沢きょう 

愛すべきおバカ(´ω`)

読み始めのとまどいが嘘のよう。
受け様への印象がガラリと変わる、楽しくきゅんなお話でした(≧∇≦)


受け様は、アダルトグッズメーカー勤務で、自分大好きなナルシストの和馬。
"あばよ涙、よろしく勇気”とか、どこの昭和のサブタイトルだよ、と笑うしかない思考回路。
初めは言葉が通じないタイプかしら……と心配になったポジティブおバカ。

攻め様は、和馬の上司になる九鬼。

0

険悪だった僕たちの、ハネムーンのすべて。 小説

Aion  北沢きょう 

樹〜!頑張った!

昨日作者さんの最新作を読んでハマりこちらも読んでみました。

ハネムーン日記ですかね?
それにしても樹の一途さや暴走にびっくり!
こんなに長年計画立ててたのに一気にたたみかけるように押し切って、まず話し合いなよ!
誤解の同意?であっという間に入籍新居へ引っ越し明日の朝からハネムーン!え?パスポートは?仕事は?とついていけない秋人。

樹もびっくりで。ええ?秋人が同じ気持ちって言ったの…

2

おおかみ皇子は王太子に二度愛される 小説

はなのみやこ  北沢きょう 

切なさからの‥♡

学友だった2人の久しぶりの再会から切なさを感じ、期待にワクワクしました。

愛し合っていたはずが実は遊びだったと知って帰国した桜弥には、ウィリアムとの再会やアルシェールでの疎外感を感じる生活は辛そうで…。

そんな中でもウィリアムの甥のルイと仲良くなり、医者としてルイの病気に立ち向かう様子はかっこよかった。危ない橋を渡ったけど、その信念が素敵でした。

ウィリアムから態度には示されても…

5

「おおかみ皇子は王太子に二度愛される」Amazon限定特典SSペーパー 特典

キューピッドの心の内

本品は『おおかみ皇子は王太子に二度愛される』の
アマゾン限定特典ペーパーです。

エドガー視点での過去回想になります。

エドガーはウィリアムと1つしか年が違わず
遊び相手にちょうど良かったのか一緒に育てられます。

物心着いた時にはいつもウィリアムが隣にいましたが
従兄弟たちが言い争って時には手まで出していたのに
ウィリアムと喧嘩をした記憶は有りません。

成長するにつれ…

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おおかみ皇子は王太子に二度愛される 小説

はなのみやこ  北沢きょう 

誤解と偏見がうむすれ違い

今回はアルシュール王国の第二王子と
扶桑帝国の第七皇子のお話です。 

留学先だったアシュール王国を
再び訪れた受様が攻様の大切な人になるまで。

この世界には人間と獣人が存在しますが
人間達は科学技術の発展が遅れた獣人の国を侵略し
ほぼすべての国を人間が支配していました。

しかしながら昨今では獣人も人間と変わらない
と言う啓蒙思想が広がりつつあります。

それは東の果…

4

嫌いな男 小説

安西リカ  北沢きょう 

お話も設定もとても好きなのですが

攻めに受けの経験があります。
攻めに受けの経験のある設定が本当に苦手なので、同じような方の参考になればと…(細かな描写はでてきません)
自分のリサーチ力が足りなかったせいでこの評価になってしまって申し訳ないです。

13

おおかみ皇子は王太子に二度愛される 小説

はなのみやこ  北沢きょう 

好きな人には堪らない作品

はなのみやこ先生の作品が好きなので購入しました。前に読んだ作品は軒並み神評価だったのですが、こちらの作品は今ひとつ萌え切れ無かったです。

桜弥のウィリアムへの頑なな態度と回想から過去に酷い裏切りがあったのは分かるんです。でもウィリアムの態度からは、それは桜弥の勘違いだったのではと思ってしまうんです。

具体的にどんな事があったのかは終盤にやっと分かるのでかなり焦ったくて、ウィリアムが不憫…

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