北沢きょうさんのレビュー一覧

ないものねだりの王子と騎士 小説

小中大豆  北沢きょう 

とってもいい二人組でした。

理屈詰め王子×脳筋アホの子な騎士見習い。
二人を足して割ればちょうどいいんじゃない?みたいな性格が真逆な凸凹コンビなので、やり取りが笑えました。

王子は蘊蓄好きで理屈っぽい。
それに対して騎士見習いときたら、どこの少年漫画の主人公ですか?みたいな「っつしゃー!!しゃー!!」というやかましい掛け声とともに、気合い上等!で生きてる脳筋アホの子。

だけど、どちらも宝の持ち腐れ状態の残念な…

6

里山ほっこり恋愛日和 ~銀狐とこじらせ花嫁~ 小説

安曇ひかる  北沢きょう 

かわいい&面白い&肉体美

二月にwebで連載していたものを加筆修正された作品。毎週webで読んでいたにもかかわらず、もう一回まとめて読んで「やっぱりめっちゃ面白い!」と思ったので萌よりですが萌2にしました。本編250Pほど。サブキャラのハムハムがめっちゃ可愛いんです・・・

祖父が暮らしていたド田舎で、山葡萄の蔓を編む職人としてハムスター2匹と生活している紫央(しおう)。紫央は一族に流れている呪術師の血がたまたま出てし…

3

淫妃セラムと千人の男 小説

西野花  北沢きょう 

オメガバース×凌辱もの

西野さん×北沢さん、そして何よりこのタイトル。エロいんだろうな~、と思いつつ手に取りましたが、想像をはるかに超えるエロ度の高さでした。

西野さんの新刊はオメガバース×凌辱もの。ということで、本編通して服を着ていない時のほうが圧倒的に長いです。ほぼほぼ、服着てません☆

という事でレビューを。






主人公はセラム。
彼はセオドール国の王族の一人でもあり、清廉な騎士で…

9

淫妃セラムと千人の男 小説

西野花  北沢きょう 

予想外に感動しちゃいました

魔王の番として囚われた美しい騎士。
彼の呪いを解く方法は、千人の男と交わりに一万回の絶頂でー。
と言うお話です。

設定からも分かる通り、もう完全にエロ特化なのです。
エロ特化なのですが、これが意外と純愛でもありまして。

えーと、セラムを呪いから解き放とうとする皇帝ー。
彼がとても包容力があるいい男でして、また愛が深いんですよ。
魔王の番にされて「淫妃」と、人々から揶揄され嫌わ…

12

里山ほっこり恋愛日和 ~銀狐とこじらせ花嫁~ 小説

安曇ひかる  北沢きょう 

冬の里山で繰り広げられる、ほっこり可愛い恋愛模様

出版社さんのホームページでweb連載されていた作品です。
完結までしてるんですけど、書き下ろしのエピソード読みたさに購入しました。

タイトルそのまま、冬の里山で繰り広げられる、ほっこり可愛い恋愛模様です。
銀狐の攻めに、こじらせ乙女受けです。

こちら、オチがちょい強引な気がしますし、受けが(乙女を)こじらせ過ぎてて面倒臭い部分もあるのです。
が、静かな雪景色の里山での、ほっこり優…

8

飴色恋膳 小説

宮本れん  北沢きょう 

「捨てられないものほど愛おしい」がズシンと…

薬膳料理で気の流れを良くして心と体を整えるなんて羨ましいわ~!
ーーーと、序盤は表紙のようなほのぼのをのほほんと読んでいたのですが、
バックボーンは少々重みのある一方通行な恋の切なさを感じるお話でした。

片思い・誤解・すれ違い要素のある切なさは響くモノが合って涙する場面もあったんだけど、攻めも受けも変に大人というか…;遠回りな言葉のやりとりで展開が進むにつれ焦れったさが増したのでこの評価…

0

禁愛~背徳の蜜月~ 小説

藤森ちひろ  北沢きょう 

ガチ以外の見処に目が向いてしまう

2017年刊。
あらすじ紹介からガチ父×子と知り、エロエロに期待して読んでみた一冊。

ネグレクトな母親から救ってくれた親戚のお兄ちゃん・涼介に大切に育ててもらった真紘。
一緒に暮らしているうちに涼介に対して恋愛感情を意識していた真紘は彼との両想いに喜び、存分に身体を繋げ合っての淫蕩に浸っていた。
しかし、偶然再会した母親に涼介が実の父親だという真相を教えられて、ショックを受けてしまう。…

2

ないものねだりの王子と騎士 小説

小中大豆  北沢きょう 

夢を諦めない2人が良い♪

今回は剣豪でありながら魔術師を志す前王の末の王子と
魔術は得意だが体格に恵まれない騎士見習いのお話です。

騎士の推薦状を求めた受様が魔術研鑽に勤しむ攻様との出会いで
それぞれの得手と不得手を補い王国の危機を救うまで。

受様の生家は代々続く騎士の家柄で、父も母も騎士で兄姉達も20才に
なるとすぐ叙任され、王族や貴族に仕えています。

末っ子の受様は両親の良いとこどりの顔立ちで…

3

ないものねだりの王子と騎士 小説

小中大豆  北沢きょう 

楽しかった

小中大豆先生らしい面白い作品でした。
リュトがセフィラスに魔術を教えながら、騎士として成長する物語でもありました。
あんなに軽率だったリュトが最後には思慮深くなってるんですから小中先生凄いです。

そして北沢きょう先生の描くブタ栗鼠が可愛いし、小中先生の文章力でとても魅力的な脇役となっていました。

もちろんセフィラスもとても魅力的に書かれていていて、隠遁していた身からどう政変を乗り越…

3

ないものねだりの王子と騎士 小説

小中大豆  北沢きょう 

騎士になる

先生買い。めっちゃ好きだったので神。すぐに読み返すぐらい好き。ないものねだりな二人が大好きだったお話、本編250P弱+あとがきです。

騎士一家に生まれたリュト。父、兄姉と同じように騎士になりたくってなりたくってしょうがないのに、なぜかちっこいもやしっ子系。とうとう父にも見捨てられたので、誰か騎士になるための推薦状を書いてもらえないかと探し回るも、なかなか見つからない。北の森奥に王の叔父が隠遁…

11
PAGE TOP