麻々原絵里依さんのレビュー一覧

色悪作家と校正者の貞節 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

間男参上

二作目ですが、前作よりも愛が見え隠れする(そもそも正祐がお子様、幼児なので)感じで、萌え度がUPしました。

それもこれも、宙人という不思議くん(れっきとした売れっ子時代小説家?!)が登場したおかげかも知れません。正祐が宙人に対して近い距離感を許していたのは、おじいちゃん子であることと、全くもって子供だと認識しちゃっていたってことなんですよね。大吾が言っていた意味が体験したらわかる、確かに宙人…

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色悪作家と校正者の不貞 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

どこに萌えるか

歴史校正者というしごと、初めて知りました。校正者というのはイメージできましたが、歴史に特化した方もいらっしゃるのですね。
そんな、校正のプロ、受けの正祐。感情を入れて構成してしまう作品の作者が攻めの大吾。

文体が読みにくいと思われる方もいるかな、と思いますが、BL小説には無い感じで私はけっこう気に入りました。
ストーリー中に、色々な作品が出てきて、あとがきにも書かれていましたが、それらの…

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新婚神社で抱きしめて 小説

安曇ひかる  麻々原絵里依 

傲慢俺様宮司に嫁にされちゃう?

傲慢俺様宮司にお前は俺の嫁だと命じられ神社で同居?

良かったんですけどね、ところどころ言い回しも面白くてクスッときて。
こういう傲慢俺様だけど実は…ってやっぱり乙女は好きですよね。
俺は嫁をベタベタに甘やかす主義だ。というわりに直のことをバカバカとバカの三段活用か?ってくらいバカ呼ばわりして。

面白いやつって、フラグ立ってたしね!

鷹介の神社を守る必死さ、直の性悪ぶりに振り回…

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誓い「さよならガラスの恋心」番外編 特典

弟をよろしく( ᵕᴗᵕ )

本編中に再会したお姉さんと、その後も何度か会って新たにいい関係を築いていた夏季。
ある時、お付き合いしている相手に合わせて欲しい、と言われ、副島に相談するともちろん快諾。

実際に会ってみると、姉は副島に、真剣に付き合っているのかと、ストレートに問いかけて。

お互いに、夏季を大事に思っていて、もう二度と辛い目には合わせたくない。
想いは同じでしたね。

副島の本気を知って、笑顔に…

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嵐のあと「さよならガラスの恋心」番外編 特典

君の手料理を毎日食べたい(*´∀`*)

大好きな攻め様視点の小冊子。
嬉しいなぁ( *´艸`)

本編終了後、お付き合いを始めて半年たった頃。
ゲーム会社に務めている副島は、今繁忙期であり、もう1週間も夏季に会えていない。
マメに電話やメールのやり取りをするタイプじゃない副島と、遠慮のかたまりみたいな控えめな夏季なので、音信不通状態のよう。

長いこと夏季を見守ってきた副島だけに、よく夏季のことをわかってるのね。
わかっ…

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さよならガラスの恋心 小説

伊勢原ささら  麻々原絵里依 

見守る攻め様にジレジレきゅん(*^^*)

正しい攻め様の見守る姿、というか見守るしか出来ない姿にジレジレしつつもきゅんですよ(≧∇≦)


受け様は、定食屋アルバイトの夏季。
控えめで繊細でまさに薄幸。
攻め様は、定食屋の常連客の副島。

初めは、何だか不安定な雰囲気の夏季や、恋人の美樹本とのやり取りに、ん?と私も不安を覚えつつ。

そんな中でも「ありがとう」という言葉と気持ちを大事にしている夏季は気持ちのいい、いい子だ…

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ドリアン・グレイの禁じられた遊び 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

燃える三角関係

菅野先生のこの小説家シリーズ大好きで、なぜ今回いい男3人の表紙の絵?と思っていたら三角関係の話でした。ヘルムートバーガー似の美形小説家・双葉とアランドロン似の政治家・白洲と宇宙人小説家・宙人。共に往年の欧州映画スター似で魂の友のような幼馴染み関係だった2人に対してとても分が悪い宙人。

麻々原先生のイラストだと全員美形ですが、読者としては困難だけど純粋で愛情深く器の大きい宙人を応援したくなりま…

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「ドリアン・グレイの禁じられた遊び」ご購入特典書き下ろしペーパー「ドリアン・グレイの庭」 特典

せっかくの…

あーあって感じです。せっかくの特典ペーパーを楽しみにしてたのに…菅野彰先生の嫌いな面が出てました。

コレって凄く先生は楽しんで書いているんでしょうね。「毎日晴天シリーズ」もこちらのスピン元の作品も、先生の好きが詰まってるんですよね。

でもそれが私には読者を置き去りにした自己満にしか思えなくなって、「毎日晴天シリーズ」は読むのをやめてしまったし、スピン元の正祐が嫌いになった原因なんです。…

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王子ですが、お嫁にきました 小説

小林典雅  麻々原絵里依 

現実主義の警察官×ファンタジー

タイトルのまま、王子様がお嫁に来ちゃうお話ですね。誰のところへかというと、現実主義の警察官の官舎でした。そして意外にもファンタジーのお話で、異世界から飛んできた王子様でした。王子の住むお城の近くにある池と、警察官の官舎の浴槽が満月の夜に繋がり、行き来できることに。そう、まるで国民的アニメの机の引き出しのようでした(笑)

警察官の岳はリアリストなので、王子が異世界からやってきた人間とはとても認…

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行き倒れの黒狼拾いました 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

年下ワンコが可愛い

とても良かった。
獣人がいる世界観のお江戸もの。商才があって美人な男色家の受けがボロボロの獣人を拾う話。

美味しいご飯を食べさせて貰ってポロポロと泣いちゃう攻めが可愛い。優しくしてくれる受けに「女神だ」と夢中になる年下ワンコ最高。受けのエッチすぎる褌姿に顔が真っ赤になって触る前にイッちゃう初心なところも可愛かった。初心な攻めをエッチな年上受けがよしよししながらリードしてくれるの萌える。

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