明神翼さんのレビュー一覧

傲慢な幼なじみとひみつの恋煩い 小説

森本あき  明神翼 

芸能界のお話

だらだら文章が続き、恋愛要素と内容が薄い一冊。
もっとお互いの心の葛藤を読みたかった。
一度は没になったハリウッドオーディション。
その話の件も読んでいてイマイチ。
再び話が持ち上がったが、理由もなくいきなり話が飛び疑問が残る。
攻めの相手に対する二面性のある部分にも共感出来ず、映画祭に出ない理由にも納得出来ず。
ストーリーも最後は駆け足で、読む方も気持ちがついて行かず駆け足だった。

3

飛鳥沢久道のジレンマ 小説

バーバラ片桐  明神翼 

有能イケメンなのに残念な性癖。飛鳥沢一族シリーズ

幼い頃、久道の住む飛鳥沢のお屋敷にピンポンダッシュしてた鈴輝。その俊足ぶりを買い、スポンサーとなって鈴輝の陸上選手としての生活を支援していた久道。
やがて就職する年齢になった鈴輝は、飛鳥沢重工の社長秘書となる。若く有能な社長、久道を尊敬と憧れの眼差しで見ていた鈴輝だったが、ある日、彼が実はオネエだということを知ってしまい…。

ずっと陸上競技をやってきた鈴輝が、とても純粋で真面目、初心なため…

1

溺愛騎士と無垢な愛妻 小説

貫井ひつじ  明神翼 

攻の心境を知りたい

不憫な受を救い出してくれる攻という好みな作品なのですが、攻が受を嫁にするまでになった心境をもう少し詳しく知りたかったですね。
受視点ということもあるのでしょうし、描かれていないところで、例えばアルビン・リースの墓参りの時に初めて合った時のことや、謝罪してから再会するまでの間に受のことをどのように思っていたのかなどが攻の口から語られていたのかもしれませんが、そういった攻から見た受のことも読者にも分…

3

飛鳥沢悠希の陥没 小説

バーバラ片桐  明神翼 

強気美人受けのハズカシイ秘密

「飛鳥沢総帥のタブー」がバーバラ作品の中でダントツ好きなのだが、これもそんな飛鳥沢シリーズの一冊。超絶お金持ちで、有能なイケメンでありながら、それぞれが人に言えない秘密を抱えているという…(しかもみんなゲイって)。

本作はタイトルどおり陥没ちゃんのお話ですが、バーバラ先生の陥没モノのなにがいいって、「陥没乳首を吸い出す描写の丁寧さ」と「陥没してる乳首を恥ずかしがってる受けの可愛さ」が素晴らし…

1

敏腕社長の溺愛計画 小説

神香うらら  明神翼 

両視点なのでひたすらニヤニヤしながら読める

スパダリ外国人攻め×清楚な健気受けというお馴染みの組み合わせで、小難しいこと一切なしで楽しめるところが魅力的です。
そして大企業の社長である攻めが、苦学生で掃除夫のバイトをしている受けを見初めるという王道シンデレラストーリーでもあります。

「敏腕社長」というタイトルとおりデキるイイ男な攻めが、受けを前に「もう少しフレンドリーに話しかければ良かった‥‥」と反省してみたり「なんて可愛いんだろ!…

3

御曹司の天使溺愛計画 小説

神香うらら  明神翼 

バカップルのアホな会話、楽しすぎーーーー!!

毎度お馴染み、アメリカ人セレブ×日本人美青年シリーズになります。

「御曹司の溺愛家族計画」のスピンオフでもあるんですけど、今作だけで問題なく読めます。
ちなみに、「溺愛家族計画」のクレイグが今作の攻め・シドニーの従兄弟と言う関係性なだけで、特に前作の二人は出てきません。
ちょっぴり残念。

で、このシリーズですが、毎回甘くて可愛い両片想いを堪能出来るのが魅力だと思うんですけど。
攻…

6

「竜王様と御使い花嫁」特典ペーパー 特典

二つ目の卵


本編直後の話。
竜礼が生まれて二年後、二つ目の卵が生まれます。
竜礼は水色の卵でしたが、今度は普通に白い卵です。
「今度の子は何色かな〜」と竜真は楽しみです。
レノックスは「竜王の最初の子は普通黒竜だから、きっと黒竜だろう」と。
孵化するところが見たいと願う竜真は卵を撫でながら語り掛けます。
「オレが見てるときに生まれてくれよ〜」
レノックスやアラム、幼い竜礼も竜真に倣って語り掛…

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竜王様と御使い花嫁 小説

若月京子  明神翼 

横暴な女神によって異世界へ放り込まれる



「竜王様と蜜愛花嫁」の数百年後の世界の話です。
前作は同じ世界の竜王と花嫁候補の話だったのですが、今作は違う世界から危機に瀕したこの世界を救うために遣わされた水の女神の御使いと竜王との話です。
世界は同じですが、時代が大分進んでおり直接の関係はないので今作単体で大丈夫です。
ただ、前作を読んでいるとあの時代からこんな風に変わったのかというのが感慨深く感じるとは思います。

<あら…

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砂漠に花の降るように~世界で一番愛しいオメガ~ 小説

海野幸  明神翼 

「フェロモンがわからないアルファ」というのがすっごく良かった!

多幸感溢れる表紙に惹かれてあらすじに目を通したら「彼はアルファなのにフェロモンの匂いがわからず、おまけにEDで…!?」というやつに俄然惹かれて、読んでみることにしました。
「EDのアルファ」ってパワーワードだと思いません?

私の中の乏しいアルファ像って、フェロモンの匂いにやたら敏感でやたら絶倫というイメージなのに、フェロモンを嗅ぎ分けられずおまけにインポって……
まるで鋭い牙も爪も抜かれ…

3

神獣の寵愛 ~白銀と漆黒の狼~ 小説

橘かおる  明神翼 

わんこと錯覚しそうな狼攻め二人

2015年刊。
とある雨の日に子犬を拾った敬司。
実はほとんどの力を喪失して小さくなっていた人狼・猛流(たける)で、彼を助けた命の恩人のはずなのに、兄の人狼・雅流(まさる)と共に秘密を守る為にと監視される羽目になる。
敬司は人狼兄弟と生活を共にすべく引っ越しして、雅流が取り仕切る芸能事務所へと転職する。
こうして緊迫感ゼロの監視生活が始まるのだった…

BLでは既に馴染みのある3Pだが…

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