木原音瀬さんのレビュー一覧

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

いつもとはまた違う角度で胸をえぐる木原節

メンタルが弱ってる時に読むと余計にやられる気がします…。
今までは痛みと同じくらいなにかしら深く刺さる感情を与えてくれる木原作品が大好きだったのですが、これはもうひたすらにクズだし痛い。
胸にグサグサくるストーリー展開を期待して読んだので、神評価にします…。

イラストが井戸ぎほうさんなあたりでもっと心構えをして読むべきだったかもー。
作品の雰囲気には合っててよかったです。

10

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

さすが木原作品

これは困った。精神的身体的に疲れている時に読んではならなかった…cold hurtの初見時、ショックから半年以上経ってからやっと飲み込めた あの作品以来の爆弾でした。先生の作品だからなぁ と予想はしていたのですが思った以上にメンタルブロウ喰らい、まだ感情を消化できずにいます。因果応報 当然の結末なんです…幸せなBLを求める人には絶対お勧めできないのが木原作品 という位置付けを私の中で強くしました。…

6

夜をわたる月の船 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

ぜんぜん理解できない受けも攻めも。

ミドル受大好きだけど、受けの芝岡さんが痛すぎ。
イタイの通り越してクソすぎて………そう、なんか可愛いんだけどクソでした。
河瀬君は、巻き込まれすぎ。
死にたがる芝岡さんも、それが気になってしょうがなくなっちゃった河瀬君もよくわからん。でも、可愛い芝岡に気づいちゃった河瀬ブラボーっっ!ハピエになるってわかってなきゃ読めないよ、このカップリングは。
河瀬君は芝岡さんを気にし過ぎてそのままも〜、…

3

COLD LIGHT コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

初めて与えられたもの

 『COLD SLEEP』では謎だった藤島の過去が、冒頭から一気に明かされる今巻。現在と過去を行き来しながら描かれる藤島の過去は、想像を遥に超える異常で壮絶なものでした。
 血筋に拘り藤島をすべて支配しようとする母と、妻への憎しみを藤島にも向ける父。藤島の秘密を自らの今際の際の満足の為だけに明かす伯父。藤島はそれでも母を愛そうと、湧き上がる悪感情を押し殺し、口も利かぬ父に愛を期待しては裏切られて…

7

COLD SLEEP コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

過去を忘れた男と、過去を捨てた男。

 『Season』を読んであまりに素敵だったので、すぐに麻生先生の買える作品を通販サイトでまとめて購入しました。この作品は原作があるので、麻生先生の作品に惚れた私としては、コミカライズってどうなんだろう?と不安があったのですが、とても面白かったです。いや面白いっていうのは変ですね。キリキリと胸が痛かった。
 
 記憶喪失ってとても怖いことなんだろうな。最初、透はどうして藤島のところにお世話にな…

5

COLD SLEEP コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

いろいろ深い。

木原さんの作品は痛いものが多いこともあって積極的に手を伸ばさないのですが、先日のちるちるさんで掲載されたBLニュースの『重めBL漫画5選』を拝見して、興味を惹かれ読んでみました。

原作は未読。小説1冊分をコミック1冊にまとめられているようで、もしかしたらだいぶ端折られていて、原作を読んでいないとわからないところも多いのかなと思いつつ読み始めました。

二人の過去。
高久の、もともとの性…

5

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

ひたすら痛くて血生臭い

前半1/3は二人の高校時代の話、これがちょっと退屈でした。
残り後半は現在と過去が入り混じった話で、とにかく痛い!痛い!血生臭い!の連続でした。
西崎が乱交でボロボロにされるのを皮切りに、ひたすらヤクザにボコられます。
ボコられた後は長野の甘い介抱、そしてまたヤクザにボコられ…と交互に展開していきます。
このボコられシーンがかなりキツくて読むのが止まってしまうのですが、やっぱりラストが気に…

7

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

あとがきまでしっかり読まないとね

酷い。主人公の受がクズ過ぎるというレビューばかりですが、なるほどクズ過ぎです。最後まで良いとこ無しのクズなだけの男でした。
ストーリー展開はまるっきり馳星周の小説の如く、主人公が自滅ボブスレーに乗っかって選択の余地なく地獄のゴールへ一直線というものでした。もちろん馳星周よろしく最後の最後まで酷いほどに救いがない。
ハピエのかけらもないBLってどうなんだろうと思いますが、あとがきでちょっとだけ救…

11

COLD HEART in NEWYORK 小説

木原音瀬  麻生ミツ晃 

初めての感覚。

ハッピーエンドが大好きで色んな作品の色んな結末にハッピーエンドでありますようにと思ってきた私ですが、こんなにもバッドエンドを願ったのはこの作品が初めてです。
こんな感情になるんだ!と自分でもびっくりしました。

終盤でちょっとしおらしくなっている秋沢に感情移入してしまい、叶わない思いに涙が出ましたが、秋沢の根本にある人間性がほぼ変わらず、最後まで自分本位なので擁護出来る部分がないです・・・。…

4

Don't Worry Mama(新装版) 小説

木原音瀬  志水ゆき 

性格悪い同士のいいコンビ

面白かったです。
二人ともキャラがすごい。

特に今蔵はデブで性格が悪い上に、短小、包茎、マザコン。
よくぞ集めましたという感じです。
そんな今蔵が裕一に恋をして、かわいく変身してしまうのだから、恋は恐ろしい。

一方の裕一もイケメンながっつり肉食系ゲイで、今蔵に負けじと口が悪い。
まさかそんなはずないと思いつつ、今蔵に欲情してしまう裕一が笑えます。

この二人、無人島での2週…

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