木原音瀬さんのレビュー一覧

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

それぞれの持ち味が活かされながら

既に時遅しで十亀の心はセーブされ、万の気持ちは置いてきぼりに。
メールの返信を待つ姿に嫌な感じは消え失せ、すっかり恋する男子にときめいてしまいます。

10代らしい拒絶と浅はかな考えが、どうにかしたいとはやる気持ちに比例して事態はあらぬ方向へ転がってしまいます。
そして頑張っている万の助けにならないと、感じてしまう悟の悔しさが一気に溢れてしまう十亀の一言はとても心に響きます。
そんな事に…

1

「熱砂と月のマジュヌーン」初回限定封入特典 特典

なんだかかわいい?

初回限定特典の小冊子ですね。
本編からは2年後のロンドンにいる2人。

もっと甘くなっているかと思いきや、ファウジの態度は相変わらず。
偉そうだしワガママだし自分本位。
けれど、そんなファウジの願いを叶えるためにハッサンは東奔西走。

その日もファウジの注文に答えるためにスーパーへと向かうハッサン。
スーパーへは行かないというファウジを公園に残して行くのだが、戻ってみるとファウジの…

1

熱砂と月のマジュヌーン 小説

木原音瀬  笠井あゆみ 

すごかったー。

書店で偶然見つけた本。
木原さんのアラブということで絵もキレイだったし買ってみることに。

読んでみるとなかなか壮絶でした。
ネタバレになりますが陵辱、複数プレイ、獣○がダメな方には到底無理だと思います。
ま、私も獣○は読んだことなかったし自ら手を出そうとも思ってなかったのですが。
読んでたら出てきたので、あらあらあら…みたいな(苦笑)

アラブものだからと多少のことは受け入れるつ…

5

キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

用心していたのですが

ムク先生のほんわかした作品に癒されていたのですが、今回は木原先生の毒な部分をどう表現されるのかと恐る恐る読ませていただきました。

ラブホテル経営の息子という城崎万。
ある意味「性」にオープンな場所で育ったせいか、知識だけが豊富となり性に対して冷めていて食傷気味な様子。
そんな彼がAV監督の十亀と出会った最初のやり取りはまさに、性を性として扱っていない会話にちょっと引きつつ、にんまりしてし…

1

期限切れの初恋(CITRON) コミック

木原音瀬  糸井のぞ 

イラストが救いだった。

遂に読んでしまった。
遂にというのは、意図して読まないでいたためです。

木原さんなかなか自分には厳しい為進んで読むことはありません。
ただ、この作品はいつか読みたいなと思い発売時に購入したものの
読まずに今日までおりました。

読んだ感想はやはり後味悪く、
読まなくて良かったかなと思ってしまう自分もいましたが

今回は糸井さんのイラストいいやされました。
村上はきっと将来女…

5

熱砂と月のマジュヌーン 小説

木原音瀬  笠井あゆみ 

愛が感じにくい

購入する前にこちらのレビューに目を通していたのである程度、展開に予想がつきましたが、同作家さんの「FRAGILE」が好きな方は過度な期待はしないほうがいいかもしれません。

レビューで何人か今作が「FRAGILE」と似ていると書いていますが正直そうは思えず、何より受けのファウジがかわいそうでなりません…。
父親がかつてどのような卑劣な行いをしてきたのか今までろくに知らず、聞かされたときには様…

7

HOLLY MIX 小説

安芸まくら  尾上与一  木原音瀬  さとみちる  

さとみちる先生、尾上与一先生目当ての購入でしたが…

さとみちる先生、尾上与一先生目当ての購入でしたが…この本の中で読んでないのは、安芸まくら先生の【明日も愛してる】木原先生の【リバースエンド】買い損ねで読んでんでないんです。やっぱり、うかつなマンボウです( ̄。 ̄;)
さとみちる先生の日月星その後の二人、と、尾上与一先生の間宮、真夏の花目当ての購入です♪
【日月星、それからふたり】ナチュラルに季節の巡るなか、ほのぼの過ごして行く様な続編に安心しま…

3

FRAGILE 小説

木原音瀬  高緒拾 

SMにならない監禁モノ

ストーカー男×性悪男の、がちんこ勝負な壮絶監禁凌辱ラブストーリー。
監禁凌辱な部分は共通項の「熱砂と月のマジュヌーン」は好きだった私ですが、この作品の青池と大河内には共感皆無でした。当然、萌えもなし。
でもこの作品に萌える人は萌えるというのも、分かります。
たしかに萌える要素は意外に詰まってる…ただとにかく地雷だらけなので、地雷を踏んでしまうと全て吹っ飛ぶという。

この作品、攻めによる…

3

期限切れの初恋(BBN) 小説

木原音瀬  糸井のぞ 

やがて、愛になる。

初恋の男に再会してみたら、なんと彼はパチンコ狂いの借金まみれ、歩く生ゴミ状態になっていた・・・
そんな姿を見たら、普通ならそれまでくすぶり続けてた恋愛感情もソッコーで冷えきるところですが、この作品の受け・宇野は生ゴミになった村上さえ、突き放すことができません。
そのくらい、絶対値として村上が好きなのかも。あるいは、相手を受け入れるのはうまいけど、自分に自信がなく、強引になれない宇野の弱さでもあ…

11

HOLLY MIX 小説

安芸まくら  尾上与一  木原音瀬  さとみちる  

二作品分のみの評価です。

「碧のかたみ」と「リバーズエンド」の番外編のために買いました。

「間宮」なんて食料配給係の人、「碧のかたみ」は二度読んだけど記憶に残ってないなあ、と思っていたらおふねの名前でした。
読み始めるまで、脇役から見た恒と六郎の話かと勘違いしていたため、二人が中心の話を読めたのが余計に嬉しかったです。
本編と同じく、牧先生の描かれる可愛い恒が、尾上先生の本文を補完していて、お二人も六郎×恒に負け…

7
PAGE TOP