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木原音瀬 藤田貴美
ルイ
人間って生きる為には何しでかすか解らない。 そんな人間の偽善や残酷さや儚さなど、生と死の狭間で揺れ動く感情が描かれていると思う。 一般的にはグロい。死体がうようよ出て来ます。この時点で駄目な方は読まない方がいいです。その後更に救いようのない事になるから。でもグロどんと来いな人にはこの作品は全然okだと思う(笑) 読みごたえは十分ある。先が気になってしょうがないし飽きさせない。なかなか…
木原音瀬 下村富美
satoki
昼は蝙蝠、夜は人間の姿になる、「なり損ない吸血鬼」のアルベルト・アーヴィングは気がついたら見知らぬ場所にいた。 そこは精肉業者の女子トイレ。しかも自分は素っ裸。 ここがどこだかわからないうちに警察に連行された彼は、自分がなぜか故郷から遠く離れた日本に来ていることを知るが…… 血を吸おうとして失敗し、凍ったまま牛肉と一緒に輸出されてしまったちょっと抜けてる吸血鬼とツンデレ?エンバーマーとその友…
木原音瀬
乱菊
木原作品の中では少し地味ながらも、個人的にはとてもお気に入りだったのが「B.L.T」。 その後日談が描かれたものがこの同人誌『DESSERT BOX』になる。 内容的には3エピソードに分かれている。 STORY one・・・晴れて恋人同士になれた北澤と大宮 STORY two・・・北澤の男の子らしい悩み STORY funal・・・大宮と別れた千博のその後 このカップルはひとえ…
Maika
今回は「泣ける」の他に「ほのぼの」とか「暖かい」も入れておきます(笑) 本当に作者さんの特色が出ている作品ですね。 エロいシーンなんて全くない。 そこがいいかな。 よくある、金持ちでもカッコイイでもなくごく普通。 二人とも全然普通のサラリーマンで、冴えないとか書かれてるくらい平凡。 二人ともノンケ。 なのに恋愛しちゃう。 こういう作品があると、本当にBLっていいなぁと思ってしま…
木原音瀬 草間さかえ
いつの間にか堂野の家庭に馴染んでしまっている喜多川。 でもけして幸せじゃない喜多川。 そしてここでも脳天気……鈍感? 「箱の中」で堂野が可哀想じゃない……と思っていたのが、 堂野あんた馬鹿じゃない?に感想が変わってくる。 幸せな家庭が実は見せかけで一気に崩れるなんて、案外普通の話なのかも。 自分が不幸になって喜多川に縋るってどうなのよ?と思ったけれど、この人は箱の中にいたときもそう…
普通なら受けと攻めが幸せに暮らせるように願うのがBL読者。 私ももちろんいつもそうなのですが、これを読み始めたとき、おいおい喜多川やめておけよ~~~と思ってしまったのは読者失格でしょうか? 喜多川の執念が怖くてストーカーだよ。と思えてしまったのです。 そして人間として堂野が住所を教える勇気が持てなかったのがわかる気がしたので、今更とりあえず幸せな堂野を探さなくても……と思ってしまったので…
ネタバレ
誰にも話せない。親にも友人にも恋人にも。 そんな秘密を抱えて毎日を送っていた初芝。彼の秘密とは自身がエイズにかかっていると言うことだった。病の辛さと誰にも言えない息苦しさが常に付き纏う。そして自分はいつか近い未来死ぬかもしれないと言う恐怖が。それでも、初芝は精一杯明るく振る舞っていた。そんな時、職場の後輩、乾に病気の事を感づかれて…?! その後、乾(ゲイ)は初芝(ノンケ)の相談相手みた…
むつこ
よく行くBLのレビューブログがあるんですが、そこでめったにない『地雷』と評価されてたこの作品、おそるおそる──いや、ワクワクしながら読みはじめました。木原音瀬さんフリークの私なら何がきても大丈夫だという自信があったのw 正直、確かにBLとしては地雷かもしれないと思いました。 萌えにくい。いや、萌えることに罪悪感を覚えるストーリーだ。 けど、面白かった。 読むあいだずっと、重苦しくて、胸のなかに石が…
木原音瀬 祭河ななを
ホモ子・アンドリュー
木原さんの作品を読むと、たいてい痛くて苦しい思いをします。 なんでBLのためにこんなに涙を、と思うくらいじょばじょば泣きます。 けれども、それを乗り越えた先で、二人がしっかりと手をつないで立っている、 その光景を見たいがために苦しみを乗り越えるのです!私が! さて、三部作の最終巻は透の記憶が戻ったところから始まります。 ずっと透の視点で話が進んでいくのですが、 その間藤島が何を考え…
Alice
COLD3部作ついに完結のCOLD FEVER。 前作で甘々な2人を堪能させてもらいましたが、それが一変。 透の記憶が戻ったところからストーリーが始まります。 目が覚めると6年経っていた。そうなんです、透は記憶を失っていたときのことを全く覚えておらず。自分がケーキを作っていたことも、藤島と付き合っていたことも一切覚えていません。 切なすぎました。 透は”6年間の自分”と”今の自分…