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木原音瀬
ふばば
ネタバレ
2019年、「灰の月」で打ちのめされた皆さん。 「深呼吸」で復活しましょう。 甘く優しいコノハラが、ここにあります。 さて、こちらは「深呼吸」本編前後のショートストーリー達です。 「エアメール」 「エアメール 2」 本編は「深呼吸」と「深呼吸 2」で構成されているのですが、この2編は本編2編の前後、榛野がロンドンに行ってしまった時に送ってくるエアメールと、谷地がロンドンまで行って関…
木原音瀬 草間さかえ
カラフル
最後に収録された「なつやすみ」まで読んで、漸く不朽の名作と言われている事に納得しました。 それぐらい「なつやすみ」が素晴らしく、もともと創作物で涙するタイプの人間ですが、この作品には泣きに泣かされました。。。 表題作の「檻の外」も冒頭を読んでいた時には、予想もつかなかった終盤展開が待っていました。怒涛の展開でありますが、わざとらしくなく、淡々と話が進みます。話的には堂野家族の話が中心な…
木原音瀬 梨とりこ
窓月
もちろん、読み終わった日は夢見が悪かったです。それでいいんです、木原先生なので!! 上巻の帯に「純愛」とありますけど、純愛ってなんだか不幸なものにつけられがちですよね、悲恋とか。木原先生の作品って、この二人はこれで幸せなのか…?っていうような終わり方でも力づくでハッピーエンドだす〜!って言い包められちゃって、さいですか〜って引き下がるしかないというか…笑 だから色んな妄想ができて木原中毒に…
木原先生の描くヤクザものは淡々とした文体がベストマッチング。先生のお話を読んだ日の夢見が悪いのは何度か経験済みですが、本作もその一つとなりました笑 『月に笑う』に登場した山田が所属する、本橋組の次期跡目候補、惣一が主人公。女にペニバンを着けて犯されないとイケない変態の彼が、その後どんな人生を送ったのか気になったらぜひ読んでみてください。 惣一の側近、嘉藤は彼の性癖を知っていますが、惣一…
せつこex
ずっと同人で追いかけてて、読み返すのが辛いので買ってからも次の日の休みこそ、、、とそれを繰り返し、放置していました。ついに覚悟を決めて読んでしまったら1日で目を話すことなく読み切ってしまいました。 1日たったけどまだ心をじくじくと蝕んでます、、置き場がない。 惣一がひたすらえげつない目に合うし、嘉藤さんは感情はあっても情がないし。でも、木原先生の作品で共通しているものって(あくまで主観です…
ヒータン
受けの惣一の健気さ、一途さに胸を打たれたので神評価です。 いやー、それにしたってここまでする!? 木原先生! ってくらい惣一がひどい目に合います。バイオレンス耐性がない方にはオススメできません。いや、ほんと。 あらすじは他の方が書かれているので割愛します。なのでレビューというか感想です。 そんなにしてしまうくらい嘉籐が好きなのね。嘉籐好みに体をかえちゃったり、どうしても抱いてくれない…
なのかようか
私にはまだ早かった…月に笑う、までだなと。闇社会モノBLに耐性はあるつもりでしたが、正直読んでる途中で何度も本を閉じてしまうくらい、読み進めるのがキツイ描写が多かったです。上巻は、惣一の加藤への想いを拗らせ過ぎて色々やらかしてる痛い受けだなぁという印象止まりだったのですが、下巻の怒涛のバイオレンスな展開に、私は今何を読んでいるのか?と分からなくなるほどでした笑 この物語全体を通して、惣一をあ…
麗音
『月に笑う』のスピンオフ 前作がそれほど痛かったり苦しかったりしなかったから(木原作品比)大丈夫、と大して覚悟もなく読んでしまったことを反省しています。 木原作品の中でもトップレベルの痛い展開だらけではありますが、切なくて続きを読まずにいられなくなる作品でした。 裏社会物は好きで、バイオレンスで血と暴力もありとは思っていましたが想定以上でもう許してほしいと懇願し続ける展開が多くて長くて大…
えすむら
本当に生半可な覚悟で読んだことを後悔するくらい壮絶な”純愛”で…、日曜の夜にこれを読み終わり、明日からの仕事大丈夫か??と思うくらい、理性も感性も徹底的に打ちのめされました!!!この深すぎる衝撃からどうやって立ち直ればいいんでせうか?? (誰か助けてーーー爆発するーーー!という気分です。) エロい描写が多くても、その行為に耽る惣一という人が淫乱だという印象は全くなかったです。むしろ行為がエ…
ririn
内容やあらすじは他の方が書かれているので。 この作品は究極の愛を模索する小説だなと思いました。 痛みの中で、怒りの中で、苦しさの中で、本物の愛を見つける。 それは決して綺麗でも温かくもないけど、ひたすらまっすぐな愛。 そんなものいらないよ、と思う。 でも、手に入れずにはいられない哀しさ。 ままならない愛に捉われた時、人はどうなってしまうのか・・・。 そんな愛に捉われた人た…