李丘那岐さんのレビュー一覧

ディア・マイ・コンシェルジュ 小説

李丘那岐  松尾マアタ 

じっくり丁寧に

はじめましての作家さんです。

主役の二人の関係性の変化と主人公倉原の気持ちの描写の変化が、すごく丁寧にじっくりかかれてますね。

頑張っちゃうコンシェルジュ倉原。かたや何でもこなしちゃう俳優並みのイケメン同い年の和喜多。

俺に抱かれてみろよってパワーワード!
せめて俺を好きになってみろよ、とか、俺と恋愛してみろよも有りだったな。

和喜多を好きになるほど卑屈で不安になる倉原。…

0

ディア・マイ・コンシェルジュ 小説

李丘那岐  松尾マアタ 

全力のコンシェルジュがいい(≧▽≦)

こんな全力で尽くしてくれようとしてくれるコンシェルジュのいるホテルへ行ってみたい(≧▽≦)

受け様は、真面目で石頭のコンシェルジュ、倉原。
お客様の為の努力を惜しまず、お客様の笑顔を見るのが嬉しい、なんて言っちゃう、クールな見た目に反して熱い男。
攻め様は同僚で営業の和喜田。
こちらは軽いイケメンで、チャラくてふらふらしてそうで、最初はあんまり私の好みではなくって( ˊᵕˋ ;)

1

恋を教えて 小説

李丘那岐  せら 

恋愛菌って(*´艸`)

受け様の教師としての姿勢が好きでした。

受け様は真面目で不器用に誠実な高校教師の花宮。
攻め様は同僚で細菌バカの新任教師、鐘崎。

研究者としては凄くても、もさもさの髪に無精髭、人を寄せ付けない対応ぶり、教師としても熱意のない鐘崎に、指導員として、ウザがられても話しかける花宮。
同僚としても、生徒に対する熱意も素晴らしい。
たとえ、ゲイである自分自身の自信のなさからだとしても、こう…

0

空を抱きしめる 小説

李丘那岐  ヨネダコウ 

忠犬番犬ッスね(´∀`)

まったくもって、素晴らしい番犬年下攻め様でしたね(*^^*)

受け様はゼネコンに勤める郁己。
実家の工務店では、非行少年の更生先として受け入れてきた。
攻め様は、そんな受け入れた元非行少年の大信。
今では立派な鳶として現場を任される日々。

そんなガテン系の大信が、郁己さん郁己さん、と笑顔で駆け寄ってきて、見えない尻尾を振り続け。
一方で郁己を傷付ける相手には牙を剥く。
まさに…

0

獅子王子と運命の百合 小説

李丘那岐  北沢きょう 

優しい俺様獅子

ずっと気になっていて今頃になってやっと読書出来た作品。

表紙絵のイメージでは受の喜祥が攻のラシードに攫われたりオークションで買われたりして手籠め(?)にされちゃう感じかと思っていたけど全然違っていて(オークションは半分正解?)、良い裏切りに思い切り万歳しました。

李丘先生特有のセリフと地の文の言い回しとユーモアさが上手く融合していて凄くバランスの良い一冊。

ラシードが思っている程…

1

初恋捜査(難航中) 小説

李丘那岐  ヤマダサクラコ 

攻めの自己犠牲精神が辛い(萌)

再会もの。初恋の人が殺人事件の容疑者で……?という面白い設定。主人公がこの事件の捜査管理官てとこも良い。
警察・殺人と硬派になりそうなテーマだが、雰囲気は軽く明るめ。黙って誰かを守り続ける攻めが切なくて辛くてとても好きだった。学生時代の仲良し四人組の友情も良い。

高木はエリートぶろうと努力しているが、基本はどもりながらキャンキャンしている。何度も自分を制し、捜査に私情を挟まないよう必死にな…

1

空を抱きしめる 小説

李丘那岐  ヨネダコウ 

頼もしの年下ガテン

年下大型番犬型ワンコ攻め x トラウマ持ち受け

鳶職/土木業の家に生まれて、高所恐怖症で鳶になれなかった郁己。
元不良少年で今は良い鳶職人になった大信。

体格も良く軽々と足場を組む大信に憧れを抱きつつ、弟のように接する郁己だが…
…という冒頭。
初めっから大信は郁己に身内以上の恋愛感情を隠しません。

しかし、十年以上前、当時実家の阿万崎工業で預かっていた元不良少年の一人に…

0

いとしの悪党 小説

李丘那岐  ヨネダコウ 

タイトルまま

「空を抱きしめる」のスピンオフ。なのに、こちらから読んでしまいました。
前作を読んでないせいか、前作主役の郁巳が子憎たらしい子憎たらしくて…
郁巳の態度にちょっとイラつきました。

肝心の本編は…
友情と仕事から信頼関係を築くお話好きなので大満足。
底抜けに前向きな行人とひねくれ現実主義者の田上の掛け合い。
行人が恋と気付いてからの勢い!!
楽しくて清々しくて時にせつなくて、とって…

1

空を抱きしめる 小説

李丘那岐  ヨネダコウ 

真っすぐさがすごい

無邪気な大型ワンコ~待てもできて、よし!の後のむしゃぶり付きが!
真っ直ぐな忠犬っぷりの気持ち良いこと。
お仕事パートも気持ちの流れも読み応えあり!
えちパートも!!気が強くて拒否りまくってたのに…
受け入れたときの悶えぶりが天才でした!!

間違えてスピンオフの「いとしの悪党」から読んでしまったけど、
田上のことを知ってる分、田上憎し!
より郁己との掛け合いが切なく苦しく感じられ…

0

いとしの悪党 小説

李丘那岐  ヨネダコウ 

小説も良いと思わせられた。

ヨネダ作品と思いこみジャケ買いして、小説だったことを知ったけど、とても良かった!
この作品自体が「空を抱きしめる」のスピンオフ的な作品だということも知らなかったけど、あとがきにもあるようにこの作品だけでも全然成立していて読める。

人たらしな受けが自分の気持ちに気づいた途端にめっちゃぐいぐい距離を縮めていく感じもかわいいし、素直になれない攻めの心の葛藤も切なくて、一気に読めちゃう。

こ…

2
PAGE TOP