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はじめましての作家さんです。
主役の二人の関係性の変化と主人公倉原の気持ちの描写の変化が、すごく丁寧にじっくりかかれてますね。
頑張っちゃうコンシェルジュ倉原。かたや何でもこなしちゃう俳優並みのイケメン同い年の和喜多。
俺に抱かれてみろよってパワーワード!
せめて俺を好きになってみろよ、とか、俺と恋愛してみろよも有りだったな。
和喜多を好きになるほど卑屈で不安になる倉原。そうだよね、相手はあの軽くて飛んでっちゃいそうな和喜多。悩むよね。
でもこうやって時間をかけてすれ違ったり悩んだり、一緒の時間を過ごしたりで最高の結果になったのでは?
和喜多にあそこまで言わしめる倉原!良かったね!!!
ちなみに中間子のところも、自己分析もめちゃくちゃ共感しました。
こんな全力で尽くしてくれようとしてくれるコンシェルジュのいるホテルへ行ってみたい(≧▽≦)
受け様は、真面目で石頭のコンシェルジュ、倉原。
お客様の為の努力を惜しまず、お客様の笑顔を見るのが嬉しい、なんて言っちゃう、クールな見た目に反して熱い男。
攻め様は同僚で営業の和喜田。
こちらは軽いイケメンで、チャラくてふらふらしてそうで、最初はあんまり私の好みではなくって( ˊᵕˋ ;)
漬物石並に重い倉原と、地に足がついてないふわふわな和喜田。
正反対な2人の恋模様。
和喜田の「好きらしい」なんてセリフや雰囲気でのキスとか、ともかく軽いノリともいえる言動に、最初はないわ〜、でして。
それが、どんどん倉原の魅力に気付いて、本気になっていくのが、とてもよかった。
にまにまがとまらない。
倉原の危機には、怒髪天で助けに来てくれたのもいいわ~。
でもって、そのままベッドべはなく、ちゃんと想いを告げてから、という倉原の真面目さや誠実さも、めっちゃきゅんで、大好きです(≧▽≦)
人としてもコンシェルジュとしても、いい人だなぁ、好きだなぁ、な倉原。
いいパートナーになりそうな2人でした(*^^*)
神にしてもいいかな っと思いつつ、でも
やっぱり泣けるファンタジーが好きな私は、
そういうのに神評価を置いておきたくて 萌2にします。
しっかり、いい感じに読み込める本でした。
BLじゃなくても全然いけると思うんですけどー。
攻めも受けもどのサブキャラもしっかりキャラがたってて、
いきいきしてて、ホテルもロビーやバーの様子がしっかり頭に浮かんで、
あれー、こんなに素敵な作家さんだったっけ・・・・と
凄くびっくり。
二人の心情も、周りの情景もとてもよく書き込まれてるんじゃないかと思います。
攻めさんの素性が最後に出てきたときは、ああやっぱりそうきたか
とちょっと残念でした。
別にそうじゃなくっても成立したんじゃないのかなあ、この本。
なんかハー○クインみたいになってしまって、少し勿体ない気がしました。
それ以外は、とってもとっても面白かったです!
一番好きなのは、田舎から出てきたばあちゃんのくだり!
ふつー百万円キャッシュ、赤の他人に見せる(笑)?
○○の保護 という感覚 といった箇所で吹き出してしてしまいました
(at 電車内 恥・・・)
ばあちゃんのエビ、最高っす!!!
それと私もやってみたいのは、和喜田(攻めさん)のドアマン姿を侍らせること~。かなりうっとり。。。制服っていいっすよね~
漬物石(想いが重いことを表している模様)になることで、
あんないい男手に入るんなら、
私だって漬物石ぐらいなってやるわっ
大変面白かったです。作者さん的には難産だったようですが。。
まず、BLを除いてもノベルとして面白い。ただの状況説明文の羅列ではなく、ちゃんと物語として読ませる。
それから、BLにありがちなご都合主義が感じられない。確かにお話しなので日常生活で起こらないようなこともありますが、自然な描写と前後関係で、最後までひっかかることもなく一気に読みました。
隙間時間に読んだのですが、早く続きが読みたくてじれじれしました。
ノンケ同士がつっくつまでのほんわかとしたラブストーリーで、じっくりと好きになる過程が描かれていくので、無理がありません。
舞台はホテルで、お仕事もの。壮絶イケメンだけど軽い攻めの和喜田と、仕事に真面目なコンシェルジュの受け、倉原さんの対比。
最初はお互い反発していますが、内面を知るにつれて相手のよいところが見えて好ましく思うようになります。
受けの倉原さんが可愛いですね。自覚全くなしのところも含め。和喜田はちゃらんぽらんのイケメンという設定の域を出てない気がしますが、さりげなく倉原をサポートする度に、これ惚れちゃうよね、と納得の男前。
マアタさんのイラストがステキすぎて、それだけで萌え死にそうになりました。イラストで星1つ増やそうか悩みましたが、やっぱり萌え2にしておきます。そもそもジャケ買いですが、中身も面白くて良かった。
老舗ホテルを舞台にした、働く男BL.
コンシェルジュの倉原は、真面目な努力家だけど、硬い表情から冷たく見られがち。
そんな自分の対人スキルの低さをいやが上にも自覚させるので、飄々とした営業の和喜田の事が大嫌い。
それなのに、ある夜バーで一緒に飲んだのをきっかけに、倉原は和喜田に興味を持たれてしまいます。
こういう成り行きの場合、往々にして俺様体質の攻めは、相手のいうことに耳なんか貸さずにいきなり押し倒して、受けの方も、嫌いだって言いつつも、実は心の奥底では「意識している=好き」だったりして、身体が勝手に、あふぅ~~ん、、、なことになりがちなんだけど、この作品の何がいいって、そこでお互いに流されちゃったりしないで、
双方ちゃんとお互いに、仕事の出来る大人同士だと認め合って、特に受けの方は、男同士の不毛さとか色々さんざん考えて、その上でようやく、これは恋愛感情であるのだと認識して、それでも更に「頭で納得しないと動けない」「自分の思いを蔑ろにする人間を好きになることはない」「身体に引きずられて決断が覆ることはない」って主張して、
で、和喜田がちゃんと堪えるのよ!!
この展開、すごくいい。
大人なんだもの、その、本気の一線をちゃんと見極められるか否かはすごく重要。
この後、不良外国人のおじゃま虫が出てきたりして、ようやく二人は結ばれるのだけれど、
この、身体でなし崩しに二人の関係を始めたりはしないって結節点を乗り越えた二人だから、あとはもう好きなだけ、バカップルになるといいのよ。