陸裕千景子さんのレビュー一覧

ヘタレな天使が女装王子と出会いました 小説

小中大豆  陸裕千景子 

恵良かったね!!

超人気若手俳優と今は無職の年上ファンのお話です。面白くて一気に読みました。

あれよあれよという間に六実が恵の付き人になるのにびっくり。
何度も何度も言いたかった。ストーカーはあなたじゃないから!!

六実は恵が怯えるストーカーが自分だと思い込んで何度も申し訳ない気持ちになるのがもどかしく、またそれがお話の軸でもあると思ったのですが、突っ込みたかった!だって遭遇したの一度だけじゃない!違…

1

野獣のツガイ 小説

天野かづき  陸裕千景子 

甘いものを欲した時に…★

作家さん買いの作品。
オメガバース+受けは前世の記憶持ちという面白み満載感が読む前からあり
期待して読みました。
ただでさえオメガバースものは切なかったり辛かったりが多々あるお話なのに
長い両片思いが繰り広げられるもどかしさも付随していました笑。

受けさんのレインは日本で生きていた記憶を思い出し、
今との常識の違いに戸惑いながらも普通に父親と仲良く暮らしていました。
ある日、父親…

8

ヘタレな天使が女装王子と出会いました 小説

小中大豆  陸裕千景子 

おぼこいイケメン俳優の『性のめざめ(笑)』

電子書籍で読了。挿絵あり。あとがきその他なし。

イケメン俳優、ストーカー、女装、離島と盛りだくさんで、立ち回りもあるのですが、読み終わって「どういう感じ?」と聞かれたら「ほのぼの?」と答えちゃう様な読後感です。

六実は起業するという大学時代の先輩に転職を誘われて勤めていた会社を辞めた途端に、会社立ち上げが失敗し無職に。それと同時に付き合っていた彼にも振られてしまいます。ゲイ友の勧めで「…

2

野獣のツガイ 小説

天野かづき  陸裕千景子 

まさに王道、そして甘々

作家買いです。
こちら「獣王のツガイ」の関連作で世界観を同じくしてますが、完全に独立したお話なので単独で問題無く読めます。

そして甘~い!!
まさに正統派と言った作風の作家さんだと思うのですが、その安心感のある作風とオメガバース設定がピタリとハマって、すごく甘くて可愛い作品に仕上がってると思います。
いやもう、アルライルの熱烈な口説き文句には萌え転がりましたよ!!


内容ですが…

5

狗神様と初恋の花嫁 小説

天野かづき  陸裕千景子 

犬好きトリマーの嫁入り


本編と後日談のSS

トリマーの咲哉(受け)は事故死した両親の事故現場に来た際、崖下で木に引っかかって動けなくなっている子犬を見つけます。
助けようとして足を踏み外し、気が付いたら大きな日本家屋の部屋で寝かされていました。その家の主を時雨(攻め)といい、助けようとした犬(小弥太)は狗神・時雨の眷属で、咲哉は落ちた際に瀕死だったため眷属として延命したと告げられます。
そして、咲哉を気に入…

2

蛇神様と千年の恋 小説

天野かづき  陸裕千景子 

いつもより甘々エロエロ


表題作とSSの後日談

失業中のシェフの千秋(受け)は無人のまま長い間放置されている祖父の家の様子を見に田舎へ帰ります。
昔から祀ってある小さな祠をお参りすると、いつのまにか目の前にいた美丈夫に祠のなかへ連れていかれてしまいます。気が付いた時には、自らを蛇神だという春雷(攻め)の屋敷の中でした。
春雷は千年前の約束のもとに千秋を嫁として迎えに来たと告げます。

千秋は就職先の店長か…

2

小説家は我が儘につき 小説

秀香穂里  陸裕千景子 

好きな子は泣かせたい

秀香穂里先生の「お仕事BL」です。
本作の主人公は、一流ホテル・イリネスのコンシェルジュ・篝(かがり)。
支配人から、超VIPが長期滞在するので全ての要望に応えるように、と命じられ…
…という冒頭。
その超VIPの正体は、大人気作家・守谷。そして同時にその守谷は兄の友人で、10才の自分をしつこくいじめてきた相手、本名・古谷だった…!
古谷は超絶俺様で、傲慢で、幼馴染でありコンシェルジュの…

0

意地悪しないでお兄ちゃん 小説

小中大豆  陸裕千景子 

確かに意地悪だ!

親の再婚で義理の兄弟になった千流と唯。
出会った時は16歳と8歳で唯は千流に一目惚れ。ずっと千流は唯の王子様でした。唯も女の子に間違えられるほどの美少年。
ですが唯が中2の時に千流はアメリカの会社に就職するといって離ればなれに。

しばらくして唯の成長期が始まりもう兄が可愛いと言ってくれた容姿ではなくなったことを嘆く唯。

大学2年になった頃兄が帰国するので部屋が見つかるまで一緒に住む…

1

魔法使いの食卓 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

波の少ない作品

 穂波瞳は、働きながら弟二人を育てている。
 両親が交通事故で突然亡くなり、残された弟たちの面倒を瞳が一人で見ていた。
 毎日、仕事を終わらせるとスーパーにより、夕食の買い物をし、夕食を作り、洗濯をして寝て、朝には朝食と昼食の弁当を作ってやり仕事に行く……という生活をしている。
 そんな毎日の繰り返しをしていた瞳の自宅の前で、一人の人間が行き倒れていた。
 それは、かつて隣に住んでいた仁だ…

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淫らな躰に酔わされて 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

気軽に楽しむが勝ちだと思うシリーズ。

ドラマCDが好きで、でも4枚しか出ていないので
先が気になって11冊まとめて買ってしまった好きシリーズ。

突っ込みどころはあると思う。
登場人物たちの言動やら立ち居振舞いやらだとか
ミトモと「三友」だとか。

けど、キャラクター達が楽しくて可愛くて
そんなことはまあいいか、と思えちゃう。

3組の中でも一番好きなのがこの高円寺×タローちゃん。
CDの影響もかなり大きいという…

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